ジュリオ・ディアスの移籍交渉とクラブの売却戦略
アトレティコ・マドリードの有望な左サイドバック、ジュリオ・ディアスは、すでにエルチェ、レバンテ、セビージャといった複数のクラブへの移籍が取り沙汰されているものの、現在もディエゴ・パブロ・シメオネ監督の下で他の選手たちと同じように通常通りの練習を続けている。これは彼がチームに残留するからではなく、アトレティコ・マドリードが彼の放出を全く急いでいないためである。プリメーラ(1部リーグ)の多くのクラブから熱視線を集めている状況であり、最終的にはアトレティコ・マドリードの利益に最もかなう移籍先が選ばれることになる。
彼はセビージャと今後4シーズンの契約で合意に達しているものの、それが最終決定という保証はない。実際、わずか1週間前にはレバンテへの移籍で合意していたが、セビージャからの関心を知った瞬間にその話は白紙に戻っている。セビージャは、左サイドバックのオソがオリンピアコスへ移籍した場合の後釜として、ジュリオ・ディアスを最有力候補に挙げている。
このような連鎖的な移籍の動きがある中でも、アトレティコは全く焦りを見せていない。昨シーズン、シメオネ監督は彼を4回先発起用し、トップチームで311分間プレーさせた(リザーブチームの主力であることとは別に)。クラブは彼の今後の成長に大きな期待を寄せている。そのため、移籍による資金を確保しつつも保有権を完全に手放さないようにするため、また、ルールの制限があるレンタル移籍の枠を回避する目的で、彼に対する権利の50%のみを売却するという戦略を計画している。セビージャだけでなく、1部リーグの中位から下位のクラブ、さらには2部リーグのトップクラブも彼に関心を寄せており、アトレティコ・マドリードは最も高い条件を提示するクラブを見極めるため、時間をかけて各クラブとの交渉を継続しながら、ジュリオ・ディアスを通常通り練習に参加させている。 (via MARCA)