ラ・リーガの審判基準が完全に迷走中!セビージャの判定不満に続きエスパニョール指揮官も「理解不能なルール適用」に怒りの咆哮
エスパニョール戦で巻き起こった判定を巡る騒動は、セビージャ側がサンガンテの退場に憤るだけでは収まりませんでした。対戦相手であるエスパニョールのマノロ・ゴンサレス監督もまた、別の不可解な判定に対して試合後に怒りを大爆発させており、ラ・リーガの審判技術の深刻な混乱ぶりが浮き彫りになっています。
エスパニョールが最も怒りを募らせているのは、オマール・エル・ヒラリが放ちネットを揺らした、幻の先制ゴール(1-0となるはずだった得点)の取り消しです。
このシーンについてマノロ・ゴンサレス監督は、『審判からは、オフサイドポジションにいたマルコス・フェルナンデスがシュートの軌道上に入っていたため得点は無効だと説明された。だが、本当にそれだけなのか。今シーズンのリーグが提示している判定基準は、我々にとってまったく理解できないものばかりだ。あの幻の1-0のシーンを見て、なぜ取り消されたのかを納得できている人間は、フットボール界に誰一人としていないはずだ。もしあれが得点にならないというのなら、今後の試合展開は完全に狂ってしまう。もはや我々プロの現場の人間ですら、何がオフサイドで、何がオフサイドではないのかの判断がつかない壊滅的な状況に達している』と憤慨。
さらに続けて、『毎週のように同じようなプレーが、試合ごと、あるいは週をまたぐごとに全く異なる基準でジャッジされている。審判の仕事が非常に難しく、ミスが起きやすいことは百も承知だ。だが、だからこそ判定のガイドラインや基準をしっかりと一元化し、統一された基準の下でジャッジを行ってほしい。それができなければ現場は混乱するばかりだ』と、判定の一貫性の欠如を痛烈に批判しました。
一方で、サンガンテの一発退場については、セビージャの主張とは真っ向から対立する意見を述べています。
『あの退場シーンに関しては議論の余地なく極めてクリアなファウルだ。どれだけ先にボールに触れていようが、その後に相手選手を激しくなぎ倒している。もしあのファウルがなければ、ロベルトはGKヴラホディモスと完全に一対一の決定的な場面を迎えていた。だからレッドカードで間違いない』と主張しました。
このように、双方が異なるジャッジに対して強烈なフラストレーションを抱える事態となっています。
実際、今シーズンのセビージャは開幕から毎試合のように不可解なジャッジの被害者、あるいは渦中の存在となってきました。
第1節では、ロビー・ウアへの不可解な接触がPKと判定され、命からがら2-1の勝利を収めました。第2節のアスレティック・ビルバオ戦では、0-0の緊迫した局面でユーリ・ベルチチェが非常に厳しい判定で一発退場となり(後に審判技術委員会CTAも誤審であったと認める事態に)、最終的に1-3で敗戦。さらに第3節のアトレティコ・マドリード戦では、モルテン・ヒュルマンドがペナルティエリア内でキケ・サラスを明らかに蹴り倒したにもかかわらず、主審はPKを指示せず、CTAは「PKが与えられるべきプレーだった」と認めながらも「VARが介入しなかったプロセスは正当だった」という、釈然としない二枚舌の弁明でファンを唖然とさせました。
そして、今回の第4節では、サンガンテへの疑惑のレッドカードに加え、エスパニョールの劇的同点ゴールの場面でも直前に相手選手がオフサイドポジションに位置していた疑いがありながら、こちら側は一切のお咎めなしで得点が認められるという、ダブルスタンダードとも受け取れる判定に泣かされています。
不信感に拍車をかけるのが、今回の主審を務めたミゲル・セスマ・エスピノサ氏の過去の実績です。
昨シーズンの同カードでもセスマ・エスピノサ氏は笛を吹いていましたが、エスパニョールのペナルティエリア内でルーベン・バルガスが明らかに背後から手で突き倒された明らかなファウルを完全に無視し、PKを与えなかったという暗い前科があります。判定基準が白から黒へと極端に揺れ動くラ・リーガの現状は、戦うクラブにとってあまりに過酷な試練となっています。
(via Estadio Deportivo) / (via ElDesmarque)