オールド・トラッフォードでの「誤審退場」が残した1年半越しの影響とサイドバック陣の起用構想
2025年3月13日、オールド・トラッフォードで行われたマンチェスター・ユナイテッドとのヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16第2戦(1-4)で起きた悪夢のような出来事が、約1年半の時を経て現在のレアル・ソシエダに大きな影響を及ぼしています。
当時、フランス人のブノワ・バスティアン主審は、相手FWドルグが接触もないのに倒れ込んだシーンでジョン・ミケル・アラムブルに対してあまりにも不当な直接赤カードを提示しました。この判定によってチームは悲劇的な敗退を喫しましたが、ヨーロッパの舞台から遠ざかっていたため、アラムブルに課された「ヨーロッパ戦1試合出場停止」の処分が消化されないまま未解決で残っていました。
この未消化の処分が、来週木曜日にアノエタで開催されるEL開幕戦ボーンマス戦で発効することになります。この結果、アラムブルはボーンマス戦に出場することができず、今夏バルセロナから加入した若手サイドバックのエクトル・フォルトが、ボーンマス戦でレアル・ソシエダでの初先発を飾ることがほぼ確実な情勢となりました。
しかし、この出場停止は今週末のアトレティコ・マドリード戦におけるサイドバックの起用戦略に大きなメリットをもたらします。アラムブルはボーンマス戦で強制的に休養を取ることができるため、アトレティコ戦では温存されることなくフルパワーで先発出場することが可能となります。アラムブルは今季開幕から5試合すべてに出場しており、セルヒオ・ゴメスと並んでチーム最多の出場時間を記録しています。サンティアゴ・ベルナベウでの試合終盤33分間を除き、すべての時間でピッチに立ち続けているタフネスを発揮しています。
一方で、ボーンマス戦で初先発が期待されるエクトル・フォルトに対しては、アトレティコ戦の後半などに途中出場させて実戦のフィーリングや戦術連携を深めさせる慣らし起用が計画されています。また、左サイドバックのセルヒオ・ゴメスも開幕からわずか18分間しか休んでいない極度の過密日程をこなしているため、アトレティコ戦ではアイヘン・ムニョスを先発起用してセルヒオ・ゴメスに休養を与えるローテーション策も浮上しています。(via Mundo デポルティーボ・ラ・コルーニャ)