クラブ史上最高額ヤン・ディオマンデの獲得と知られざる悲劇
RBライプツィヒから、レアル・マドリード史上最高額となる固定1億2500万ユーロ(さらに1500万ユーロのインセンティブ)で加入した19歳のコートジボワール代表FWヤン・ディオマンデは、背番号25を着用します。2033年までの長期契約を結んだ彼は『モウリーニョ監督のおかげでここにいる。呼ばれたら断れない』と大きな喜びを口にしています。しかし、彼のこれまでのキャリアは苦難の連続でした。かつてボーンマス、チェルシー、レンジャーズ、オリンピアコス、クリスタル・パレス、そしてMLSのリザーブチームからも契約を拒否され、ビザ切れで一度はアフリカに戻る失意を経験しました。クリスタル・パレスのテスト時にはマイケル・オリーセやエゼから『君は非常に素晴らしい』と声をかけられながらも不合格でした。その後レガネスに加入してプロデビューを果たした直後、当時15歳の妹ロクサーヌがパーティーで飲み物に何かを混入されて急死するという悲劇に見舞われました。レガネスの元指揮官ボルハ・ヒメネスは彼を『両足で自在にボールを操り、完全に静止してからフェイントをかける独特のプレースタイルを持つ驚異的な選手。練習に最後まで残り、個別指導を求めてくる向上心がある』と絶賛しています。モウリーニョ監督は、彼を右ウイングのスペシャリストとして据える戦術を構想しています。ディオマンデはRBライプツィヒからの病気明けということもあり、コンディション調整のためテレサ・エレーラ杯の招集からは外れました。(via SPORT)
ヴィニシウスが2032年まで契約延長した「沈黙の合意」の真相
ヴィニシウス・ジュニオールは、1年半に及ぶ難航した交渉の末に、2032年までの契約延長に合意しました。アーセナルが最後まで獲得に向けて好条件を提示していましたが、モウリーニョ監督がクラブに対して絶対に売却しないよう強く反対したことで残留が決定しました。彼の初期要求は年俸純額3000万ユーロと高額な更新プレミアム(契約金)、肖像権の改善であり、クラブの当初提示額は2200万ユーロでしたが、最終的にはそれを大幅に上回るボーナスや更新プレミアムが加算された好条件で決着しました。この契約の大きな特徴は、契約金額が一切公表されない「沈黙の合意」であることです。これは、金額が明るみに出ることで、ロッカールームの他のスター選手(エムバペやベリンガムなど)との年俸比較や契約更新時の新たな基準になってしまうのを防ぐためのクラブ側の措置です。ヴィニシウスは『モウリーニョ監督からは、これまで通り幸せに、明るく、自分のサッカーをするよう求められている』と明かし、ポルトガル語で対話できる関係に満足しています。(via SPORT)