[FCバルセロナ] 著名ソシオのホセ・エリアス氏が語るクラブ所有権の危機と40億ユーロ負債のシビアな現実
ジョアン・ラポルタ会長の第2期政権発足時に必要な保証金を拠出し、冷凍食品大手「La Sirena」や再生可能エネルギー企業「Audax」を率いる著名実業家でありバルセロナのソシオであるホセ・エリアス氏が、ポッドキャスト番組『Más que pelotas』に出演してクラブの現状と未来について語った。エリアス氏はハンジ・フリック監督率いるチームの素晴らしい快進撃を誇らしく思いつつも、かつてのバルトメウ前体制の失政による経済危機の中で浮上した「株式会社(S.A.D.)化」の危機について強く言及。『バルサのファンとして、クラブの所有権を失うことは完全な敗北だ。すでにある所有権をソシオから奪い取るような真似は許されない』と強い危機感を露わにした。自身が将来の会長選に出馬する可能性については懐疑的な見せ方をしたものの、『もしジェラール・ピケが出馬してくれるなら、大船に乗った気持ちで非常に安心してクラブを任せられる』とピケ会長誕生への期待を寄せた。さらに、改修工事中のスタジアム(カンプ・ノウ)の影響で来季も一時期モンジュイック(オリンピックスタジアム)へ戻らざるを得ない点や、40億ユーロに上る巨額の借入金と年5%以上の金利による年間2億ユーロ超の利息支払いという重い財務負担について警鐘を鳴らした。『スタジアムの負債だけを切り離して計算するような金融のマジックやテクニックで安心するべきではない。自分たちが背負っている借金として現実的に直視しなければ、将来のスタジアム収入を何年にもわたって担保に入れ続けることになる』と苦言を呈し、ラポルタ会長の再建努力を評価しつつも不透明な債務発行に強い懸念を示した。(via SPORT)