エスピ移籍の真相

今夏の移籍市場最終盤でレアル・マドリードに加入し、早くもデビュー戦となったエスパニョール戦で後半91分に劇的な決勝ゴール(1-2)を叩き込んで『世界で一番幸せな男だ』と語った19歳の怪物FWカルロス・エスピ。彼の急激な台頭はスペイン国内で大きな旋風を巻き起こしています。

彼のレバンテ時代の元チームメイトであるロヘル・ブルゲは、テレビ番組で『レアル・マドリードへの移籍が決まった時は、サッカー界最大のクラブなのだから本当に驚かされた。しかし、エスピと一緒にプレーしたことがある者なら、年齢に関係なく彼の並外れた実力に気づいていたはずだ。昨シーズン、レバンテを降格の危機から救ってくれたのは紛れもなく彼だった。1部リーグでそれほどのスタッツを残し、さらに身長1.95メートルという圧倒的な体躯を持っていれば、周囲の注目を浴びるのは当然。ビッグクラブが彼を獲得するのは時間の問題だと確信していた』と語り、かつての同僚のポテンシャルを大絶賛しています。

エスピ自身は、同ポジションにスーパースターのキリアン・エムバペがいるため、自分自身の役割がバックアップ(控え)であることを十分に自覚していますが、白い巨人からの呼び出しがあった瞬間、一瞬の迷いもなく移籍を決意したと言います。(via SPORT)

移籍最終日の残留ドラマ

9月1日23時59分の夏の移籍デッドラインを迎える中、レアル・マドリードのオフィスは極めて平穏な空気が漂っています。トップチームにおいて、土壇場での新たな獲得や放出の動きは一切予定されていません。今夏、移籍市場で去就が大きく取り沙汰された4人のスターたちも全員残留することが決定しています。

まずエドゥアルド・カマヴィンガは、2029年まである契約を尊重し、最初から移籍する考えは一切持っていませんでした。若手DFのハコボ・アセンシオは、他クラブへの移籍がかなり具体化していたものの、プレシーズン中に不運な負傷を負ってしまったことで各クラブの関心が引き、結果的に残留となりました。ブラジルの神童エンドリックに対しては、欧州の多くの強豪クラブからレンタル移籍や完全移籍での獲得オファーが殺到しましたが、モウリーニョ監督が彼の持つ無限の可能性を高く評価し、放出を断固拒否したためマドリードに残ることになりました。プレミアリーグ移籍の噂が絶えなかったオーレリアン・チュアメニも、今夏に2031年までの長期契約を結んだばかりであり、クラブに彼を手放す意思は微塵もありません。彼は現在、負傷からのリハビリに完全に専念しています。

これにより、今季のトップチームは25名に加え、カスティージャ登録ながら1軍で重用されるチアゴ・ピタルチの計26名体制でシーズンを戦うことになります。(via Mundo Deportivo)