新指揮官を阻んだ鬼門の初陣のジンクス

📉 ビジャレアルの監督に就任したイニゴ・ペレス監督にとって、このレーシング戦は公式戦でのデビュー戦という非常に重要な一戦でした。しかし、ビジャレアルの歴史において、ラ・リーガの初陣には非常に不吉なジンクス(gafe)が立ちはだかっています。

イニゴ・ペレスはクラブが1部リーグに所属して以降、ベンチに座った17人目の指揮官ですが、これまでに初陣で勝利を収めた監督は、歴史上わずか4人しか存在しません。その4人とは、1998/99シーズンに急遽指揮を執ってレーシングに3-1で勝利した故パキート氏、2013/14シーズンにアルメリアを3-2で破ったマルセリーノ・ガルシア・トラル、エイバルを3-0で破ったハビエル・カジェハ、そしてアルメリアを2-1で破ったパチェタです。

一方で、クラブに数々の輝かしい栄光をもたらしたマヌエル・ペレグリーニ監督(初陣はバレンシアに2-1で敗戦)やウナイ・エメリ監督(初陣はウエスカと1-1の引き分け)といった偉大な名将たちでさえ、ビジャレアルの最初の試合を白星で飾ることはできませんでした。初代指揮官のホセ・アントニオ・イルレギ監督もベルナベウでマドリードに4-1で大敗したのをはじめ、ビクトル・ムニョス、ベニート・フローロ、エルネスト・バルベルデ、フアン・カルロス・ガリード、ホセ・フランシスコ・モリーナ、ロティーナ、フラン・エスクリバ、キケ・セティエンといった歴代の指揮官たちが初戦で勝利を掴めずに苦しんできました。

今回、イニゴ・ペレス監督も敵地での非常に激しいゲームを2-2の引き分けで終えることになり、引き分けスタートという形でこの不名誉な「新監督デビュー戦未勝利」のジンクスを破ることはできず、歴代の名将たちと同じ足跡を辿ることになりました。(via MARCA)