ホセ・イニャシオ・ナバロSD 16名の大掃除を断行するも評価分かれる

💼 元テクニカルセクレタリーとして前SDのアントニオ・コルドン氏を支え、今夏から新たにディレクターの座に就いたホセ・イニャシオ・ナバロ氏。彼にとって初めての夏の移籍市場は、クラブ史に残るレベルの凄まじい「大クレンジング(大掃除)」のドラマとなりました。

ナバロSDは、前任者たちがどうしても手放すことのできなかった、実力に見合わない高額なサラリーを受け取るいわゆる「余剰戦力」の整理に容赦なく着手。これまでにジャン・ジュスト・ジョルダン、タンギ・ニアンズ、ラファ・ミルなど、クラブの給与上限を著しく圧迫していた主力を含む16名もの選手を売却、契約満了、あるいは契約解除(レスシシオン)という形で次々とクラブから放出することに成功しました。

この手腕に対して、サポーターやメディアの間では大きく評価が分かれています。

一方の意見としては、これまで誰も解決できなかった不良資産を一掃し、クラブのサラリー制限に大きな余裕(空きスペース)をもたらしたことに対して『完璧で極めて素晴らしい働きだ』と最大級の賛辞が送られています。

しかし一方で、冷めた見方をする意見も存在します。

『ナバロ氏がやっていることは、数シーズン前にビクトル・オルタ氏が多くの不評を買いながらも断行した、一方的な高額違約金支払いによる契約解除と何も変わらない。単に、当時のオルタ氏が仕込んだアコル・アダムスやイドゥンボ、バルガスといった有望株が今になって育ち、その売却益や活躍という遺産を今のナバロ氏が都合よく刈り取っているだけに過ぎない』

という批判的な視線です。

ナバロSD自身は、この周囲の喧騒に対しても非常にクールで、

『私自身がモンジ氏のようになれるなどとは微塵も思っていません。彼のようなクラブの偉大なレジェンドに対しては、ただ深い愛と尊敬の念があるのみです。私たちの使命は、毎日愚直に働き、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できる環境をピッチの外から支えること、それだけです』

と語り、常に謙虚な姿勢を崩していません。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)