アペリバイ会長が移籍市場を総括!「サンセ(Bチーム)ファースト」の揺るぎないクラブ哲学を力強く表明

移籍市場の閉幕を直前に控え、アペリバイ会長は会見で『原則として市場は閉じた。現在動いている獲得の交渉はない』と明言しました。他クラブが急にレアルの選手を狙ってくる可能性には警戒を示しつつも、今夏の補強が基本的に終了したことを伝えています。

クラブには借金がなく、1億ユーロもの自己資金を保持しており、サラリーキャップ(給与制限)にも約6000万ユーロの空きがある極めて健全な経済状態です。それにもかかわらず補強を最小限に留めた理由について、アペリバイ会長は資金不足ではなく「サンセ(Bチーム)の若手に道を開く」という絶対的な哲学に基づいていると熱弁しました。

『今年はサンセの若手にチャンスを与えるためにあえて登録枠を空けた。プレシーズン開始時の早い段階、例えば7月1日にセンターバックを補強していれば、ルケン・ベイティアのような若手がファーストチームでアピールする場を失っていただろう。それはクラブの歴史にとって許されない、無責任なことだった』と熱く主張しています。

また、今夏のセンターバック補強の舞台裏についても赤裸々に明かしました。クラブのフットボールディレクターであるエリック・ブレトスが推薦した有望なセンターバック候補6〜7名の中にサールの名前もありましたが、最優先事項はブラジルのクルゼイロに所属するジョナサン・ジェズスだったとのこと。会長自身が『レンタルよりも完全移籍での獲得を優先する』という方針からブラジルへ直接交渉に赴いたものの、クルゼイロ側が手放すことを拒否したため実現しなかったと明かしました。他にもエドソン・アルバレスについてもセンターバックでの起用を前提として交渉していましたが、最終的にチェルシーからサールをレンタルする形で決着を迎えました。 (via DiarioVasco)