守備陣再編とラングレの放出難航

アトレティコ・マドリードは今夏の移籍市場で、全ラインにわたる補強と人員整理を進めており、特にディフェンスラインの大規模な革命を計画しています。マルク・ククレジャのようなサイドバックや新しいセンターバックの獲得を目指す一方で、ルジェリやナウエル・モリーナ、さらにはホセ・マリア・ヒメネスといった選手たちにも放出の扉が開かれています。

その中でも最も厄介な問題を抱えているのが、フランス人センターバックのクレマン・ラングレです。ラングレは昨年の夏、当時のスポーツディレクターであったカルロス・ブセロ氏の主導により、バルセロナからのレンタルを経て、2028年までの3年契約で完全移籍を果たしました。しかし、彼のパフォーマンスは向上するどころか悪化の一途を辿りました。ディエゴ・シメオネ監督の構想において、彼はプビル、ハンツコ、ル・ノルマンらに次ぐ5番目のセンターバックという序列に落ち込み、シーズン通しての出場時間は24試合、約1700分に留まりました。さらに、チャンピオンズリーグのバルセロナ戦など、重要な試合でスタメン起用された際に致命的なミスを犯し、大きな疑問符を残しました。

クラブは契約からわずか1年で彼に放出先を見つけようとしていますが、選手本人はアトレティコを離れるつもりはありません。ラングレは、スポーツ面でも経済面でも自分を納得させる魅力的なオファーが届かない限り、移籍には応じない構えを見せています。あと2年の高額な契約が残っていることもあり、現状は完全に停滞しており、このまま残留する可能性も排除できない状況です。この結果、わずか1年前に彼に長期契約を与えたカルロス・ブセロ氏の判断に厳しい批判の矛先が向けられています。(via ElDesmarque)