新戦力レマルが鮮烈デビュー弾!闘志みなぎる交代策と個人の収穫

敗戦の痛恨さは残るものの、後半からの交代策がもたらした明確なピッチ上の変化と、新戦力たちの素晴らしい躍動は今後に向けた最大の収穫となりました。

54分にブオナノッテに代わってエルチェでのデビュー戦に臨んだトマ・レマルは、ピッチに入った瞬間からその格の違いと卓越したクオリティを誇示しました。67分、ビガスの鋭いパスを完璧に引き出し、利き足とは逆であるはずの右足で、強烈かつ無回転気味のシュートを放って反撃の狼煙をあげます。この一発はまさに世界レベルのクオリティであり、チーム全体のメンタルを一気に戦闘モードへと切り替えさせました。さらに、同点劇の場面でも、中盤の底から正確に左サイドへと展開してバレラのクロスを導き、実質的に全得点に関与する見事な活躍を遂げています。

同じタイミングでポンセに代わって投入されたアルゼンチン人フォワード、アビエル・オソリオも極めて高い闘争心とスピードを見せました。レマルのロングスルーパスに絶妙なタイミングで抜け出し、対峙した相手DFズベルディアをあっさりと置き去りにしたシーンは、彼の計り知れない攻撃のポテンシャルを象徴していました。シュートはわずかにポストの外側を叩き、デビュー戦を飾る決勝弾とはなりませんでしたが、前線での強力な基点として今後の活躍を強く予感させました。

また、81分から出場したレヴィヴォも、サイドハーフに入ったジョサンとともに左サイドに活力を注ぎ、限られた時間の中で攻撃への関与度の高さを示しています。

さらに、大きな懸念材料であったフェル・ニーノの完全復活も実証されました。前節終了後に足の違和感を訴え、一時は離脱の不安が叫ばれていましたが、この日は蓋を開けてみれば先発フル出場。74分にモレンテのアシストから魂で同点弾を胸で押し込み、後半アディショナルタイムにも相手を震え上がらせるヘディングシュートを放つなど、満身創痍の攻撃陣の中で孤軍奮闘し、エースとしての責任感をピッチ上で体現しました。新戦力の個々の力が見事に融合した後半のパフォーマンスは、間違いなく今後の反撃の土台となるものです。(via Mundo Deportivo)