34歳の絶対的羅針盤コケ!バジェカスのストリートからクラブ最多出場レジェンドへ上り詰めた幼少期の葛藤

アトレティコ・マドリードの象徴であり、34歳となった今でも中盤の底でゲームのすべてをコントロールする絶対的な羅針盤、コケが、自身の素朴で謙虚な幼少期の葛藤と、サッカーへの一途な情熱について明かしました。

コケは、マドリードの非常に労働者層の多い、バジェカスという庶民の街の質素な家庭で育ちました。3歳年上の実の兄であるボルジャ・レスレクシオンさんと同じ部屋で過ごし、常に年上の少年たちの中に混ざってストリートフットボールをすることで、過酷な肉体戦と勝利への激しい野心を身につけました。

学校生活における思い出について、コケは照れくさそうに次のように告白しました。

『私は、勉強をしたり教科書を開いて机に向かうことが、本当に昔から苦手で、勉強にはいつもひどく苦労していました。でも、授業の最中には決して問題を起こすことなく、とても静かで穏やかな子供でした。だから、先生たちに怒られるようなことは全くありませんでした。学校生活の中で、私が最も愛し、心待ちにしていたのは「休み時間」でした。チャイムが鳴った瞬間、私はいつも自分の胸に大切なボールを抱えて一目散にグラウンドへと走り出し、ただひたすらにサッカーを追いかけていました。私の幼少期は、本当にボールと家族だけで満たされていたのです』。

17歳でアトレティコの一軍デビューを飾って以来、クラブの最多出場記録を更新し続ける偉大なキャプテンとなったコケ。バジェカスの街角で磨いた『決してあきらめず、困難に泥臭く立ち向かう精神』が、今の彼をアトレティコの生ける伝説たらしめています。 (via SPORT)

カング・イン・リーとアレックス・バエナの極上ゴラッソ共演!交代策が完璧に的中した開幕マラガ戦の軌跡

リーグの開幕戦であるマラガCF戦は、シメオネ監督の用意した後半の交代カードの劇的な爆発力により、2-0の完璧な勝利を収めて最高のスタートを切りました。

前半は、若い 16歳のジャー・ドミンゲスやダニ・マルティネス、アルナウ・オルティスらのスタメン抜擢を試みたものの、およそ8年ぶりに1部に復帰したマラガのタフで激しいディフェンス組織を前に攻撃が停滞。前半アディショナルタイムには、相手の チュペテ らに決定的なシュートを浴び、ヤン・オブラクの神がかったスーパーセーブによってかローじて0-0で切りぬけました。

しかし後半、シメオネ監督は57分にカング・イン・リーをピッチに送ると、この采配が試合を一変させました。70分、左サイドでボールを受けたカング・イン・リーは、相手DFが守備を固める中、中央へと切れ込むドリブルから、左足でネットの右上隅を完璧に射抜く極上のダイアゴナル・ゴラッソを突き刺して1-0。

さらに試合終了間際、プレシーズンからの合流が最も遅れていたアレックス・バエナが交代出場から左斜め25メートルの位置で得たフリーキックを直接蹴り込み、ボールは壁の上を美しく超えてゴール右上の死角に吸い込まれ、2-0の勝利を決定づけました。

試合後、シメオネ監督は二人の天才に最大の賛辞を送っています。

『アレックス(バエナ)とガンイン(カング・イン・リー)の二人のゴールに優劣をつけるのは不公平でしょう。なぜなら、二人とも信じられないほど素晴らしいゴールだったからです。相手キーパーはそれまで素晴らしいセーブを2回見せており、追いつくのは不可能でした。どちらのゴールも素晴らしく、見事に解決してくれました。マラガが非常によく競い合っていたため、私たちにとって必要なゴールでした』。 (via ElDesmarque / MARCA)