ラウル・アセンシオへ内部処分開始!モウリーニョ監督の怒りと超破格の年俸契約への現地メディアの厳しい批判

モウリーニョ監督は記者会見で、飲酒運転による有罪判決と性的ビデオ拡散に関する容疑で揺れるカンテラ出身のDFラウル・アセンシオについて、極めて厳しい言葉を投げかけました。クラブはアセンシオに対して正式に内部規律違反としての処分手続き(内部調査・規律)を開始しています。

モウリーニョ監督はアセンシオの非行に対して怒りを露わにし、以下のように切り出しました。

『彼がマドリードに来た当初、彼の過去の問題について一度話し合った。それ以来、練習場の外でのプライベートな状況について、私から口を挟むことは一切なかった。しかし、レアル・マドリードの選手であるということは、1日24時間、週7日、年間12ヶ月、365日ずっとレアル・マドリードの選手であるということを意味する。ピッチ外で何を行おうとも、それはすべてレアル・マドリードの選手としての行動として見なされ、このアンタッチャブルな存在であるべきクラブの威厳と名誉を傷つけ続けることになるのだ。この件に関して、私は一切喜んでいない。誰しも間違いを犯すことはある。だが、それを積み重ねるというのは全く次元が違う話だ』

その一方で、監督は練習場内でのアセンシオのプロフェッショナルな姿勢については次のように評価しています。

『バルデベバスでの彼は本物のプロであり、非の打ち所がない模範的な選手だ。健康な時は誰よりも激しく、熱心にトレーニングに励んでいたし、怪我をしている現在も、毎朝誰よりも早くやってきて、一番最後に帰っていく。リハビリに対する献身性は極めて高い。クラブは規律手続きを開始した。監督である私は、手続きが継続している間は彼をレアル・マドリードの選手として見なすだけだ。彼は負傷しており、あと最低2週間は離脱するため、私がこの問題に直接立ち入らずに済んでいることも助けになっている』

一方、現地ラジオメディアの La Tribu では、ジャーナリストのペペ・ブラシンが、クラブがアセンシオに対して行った超巨額の契約更新を痛烈に批判しています。ブラシンは以下のように指摘しました。

『アセンシオはまだファーストチームに完全に定着したわけでも、ピッチ上でその価値を十分に証明したわけでもない。それにもかかわらず、クラブが慌てて契約延長を行ったことは非常に時期尚早だった。彼に提示された年俸は年間総額で600万ユーロ(約10億円)の総額を超えており、ラ・リーガのセンターバックの中でも最高額クラスの給与を受け取っている。実績に見合わない完全に法外な金額だ。今回の飲酒運転による有罪判決や性的ビデオをめぐる刑事裁判といったピッチ外での不祥事の数々を知るにつれ、スポーツ面を含めてクラブが下した契約延長という判断に、非常に大きな疑問を抱かざるを得ない。彼がせっかくチャンスを掴みながら、それを自ら台無しにしている愚行には呆れるばかりだ』

アセンシオは本来、ファーストチームの主力DF陣の負傷やカスティージャのライバルたちの離脱によって、カンテラ出身者としては誰もが夢見るファーストチームでの出場機会を手にする千載一遇のチャンスを得ていました。しかし、彼がピッチ外で重ねてきた過ちと契約の重み、そしてクラブのディフェンスラインの競争激化により、クラブ内でも彼の将来に対する重大な疑念が急速に高まっています。(via SPORT / Mundo Deportivo / MARCA)