セビージャFCが移籍の行方を注視!将来の売却条項30%により臨時ボーナスとサラリーキャップ枠拡大の好機

カルロス・アルバレスの移籍に向けた一連の動きを、最も熱心に見守っているクラブがあります。それは彼の古巣であるセビージャFCです。現在、セビージャは深刻な財政難に直面しており、アルバレスの移籍によって得られる臨時の分配金に大きな期待を寄せています。

アルバレスは2023年にセビージャからレバンテへと移籍金なしのフリーで加入しましたが、その際にセビージャは将来的な売却時に移籍金の一部を受け取る契約を交わしていました。この分配比率は最初の2年間が40%、3年目が30%となっており、現在は移籍3年目にあたるため30%が適用されます。これにより、レバンテが他クラブと合意した移籍金のほぼ3分の1がセビージャの懐に転がり込むことになります。

もしアルバレスが市場価値である1500万ユーロで他クラブへ移籍した場合、セビージャにはその30%にあたる450万ユーロが分配されます。この金額はラ・リーガの財務判定において、純粋な売却益(プラスバリア)として満額が評価対象になります。

ラ・リーガの選手登録費用制限(サラリーキャップ)の規定に従うと、この売却益の20%に相当する約90万ユーロが、セビージャの限界年俸枠に直接上乗せされる仕組みです。決して巨額ではありませんが、現在セビージャが取り組んでいるいくつかの補強交渉での停滞を打開する、極めて貴重な後押しとなります。セビージャはこの恩恵を、次の冬の移籍市場以降で受け取ることになります。

なお、このルールは、同じくセビージャがレアル・マドリードから受け取る可能性があるアレクシス・シリアのデビューボーナス(300万ユーロ)に対しても同様に適用される予定です。プレシーズンで有望な動きを見せ、直近3試合はトップチームのベンチ入りを果たしているシリアがデビューすれば、セビージャにさらなるサラリー制限枠の緩和をもたらすことになります。 (via ElDesmarque)