移籍金と契約の裏側 降格によるディスカウントとビジャレアルの保有権利
今回の移籍オペレーションにおいて最も関心を集めている要素の一つが、その移籍金の額である。イバン・マルティンはジローナと2028年6月までの契約を結んでおり、契約解除金は2000万ユーロに設定されている。しかし、ジローナがセグンダ(2部)に降格という結果に終わったことを受け、ビルバオとジローナの双方において、最終的な売却額はこの設定金額を大幅に下回るという認識で一致している。
情報筋によると、ジローナは600万ユーロ前後の金額での交渉に応じる構えを見せている。この600万ユーロという数字は、かつてビジャレアルが同選手に対して保有していた買い戻しオプションの金額と同じ基準である。さらに、一部ではこの金額よりもかなり低い条件で合意に至る可能性すら指摘されている。
また、この取引にはビジャレアルの存在が大きく関わっている。ビジャレアルはジローナへ同選手を完全移籍させた際、600万ユーロでの買い戻しオプションを放棄する代わりに、将来的に他クラブへ売却された場合の移籍金の30%を受け取る権利を留保している。そのため、もしアスレティック・クラブなどへの移籍が実現した場合、支払われる移籍金のかなりの部分がビジャレアルの金庫に渡ることになる。ビジャレアルはエスタディオ・デ・ラ・セラミカから、この交渉の行方を注意深く見守っている。(via Estadio Deportivo)