名将エルネスト・バルベルデの退任劇とアヤックスからのオファー拒否
👔 今シーズン限りで一歩退く決断を下したエルネスト・バルベルデ監督は、アスレティックでの第3期、10シーズン目を終え、クラブ史上最も重要な監督の一人として伝説的な足跡を残しました。指揮した試合数は実に504試合に上り、現役時代には選手として30ゴールを記録するなど、クラブの128年の歴史に深く刻まれる存在です。
先週日曜日のサン・マメスでの試合終了後には、バルベルデ監督に対する盛大なオマージュが行われました。試合終了から1時間以上が経過しても、彼は妻や3人の子供、友人たちと共にピッチに残り、記念撮影を行いました。その姿からは、あふれる感情を懸命に受け止めようとする様子がうかがえました。ロッカールームでは、彼が2024年のコパ・デル・レイ優勝を捧げた亡き親友ホナン・オルドリカの兄弟であるルペル・オルドリカから、クラブのサインが入ったフェンダー・テレキャスターのギターが贈られるという感動的なサプライズもありました。ロックバンドでギターを弾くバルベルデにとって、涙なしでは受け取れない最高の贈り物となりました。
彼の監督としての手腕は他クラブからも高く評価されており、今年2月の時点でアヤックスのスポーツ部門リーダーであるジョルディ・クライフから監督就任のオファーを受けていました。しかし、バルベルデはこのオファーを即座に拒否しています。少なくとも1年間はベンチから離れ、休養を取る意向を固めており、セルタ戦後の会見でも次のように心境を明かしました。
『少し息をつく必要があります。今シーズンは非常にハードなものでした。今のところ少し休むつもりです。それが必要不可欠ですし、それが自分にとってベストな選択だと思っています。今は監督業をやりません、それは間違いありません』
バルベルデの次の試合は、サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦となります。これが彼にとってアスレティックを指揮する正真正銘のラストゲームです。元スペイン1部審判のアルトゥーロ・ダウデン・イバニェスも、『エルネスト・バルベルデの退任により、サッカー界の紳士が去ることになります。礼儀正しく、敬意を払い、常にどんな話題にも自然体で取り組んでいました。私の見解では、彼の審判に対する態度は模範的でした』と最大級の賛辞を贈っています。
(via ElDesmarque)