W杯MVPロドリ獲得作戦とエンソ・フェルナンデス除外
スペイン代表としてワールドカップ優勝を果たし、大会MVPにも輝いたMFロドリの獲得は、今やレアル・マドリードにとって最優先事項の一つに昇格しています。中盤のゲームメイカーを欠いていたチームにおいて、彼の重要性は極めて高いと評価されています。
当初、フロレンティーノ・ペレス会長は、ロドリが会長選挙におけるライバルであったリケルメ陣営の目玉公約だったため、獲得には強い難色を示していました。しかし、W杯での圧倒的なパフォーマンスを目の当たりにし、クラブ内部からの強い要望とモウリーニョ監督の明確なGOサインが重なったことで、方針を大きく転換し、獲得を容認する姿勢を見せました。一方で、チェルシーのエンソ・フェルナンデスの獲得については、1億2000万ユーロ以上を投資したチェルシーが簡単に手放すはずがないと判断し、候補から完全に除外しました。
ロドリ自身もスペインへの帰還とレアル・マドリードでのプレーを熱望しており、マンチェスター・シティで受け取っている給与よりも低い条件であっても加入を受け入れる用意があるとされ、すでに選手側とは個人的な合意に達していると言われています。シティ側は彼に契約延長のオファーを提示していますが、ロドリはこれにサインしていません。
現在、ロドリは休暇を満喫しています。シティのエンツォ・マレスカ監督は『彼は月曜日に背中の手術を受ける予定で、休暇と回復が必要だ。その後、我々の元に戻ってくる』と発言していますが、マドリードは彼がシティのプレシーズンに合流する前に、この数日間で移籍をクローズさせたいと考えています。
マドリードは移籍金として4500万ユーロ+ボーナスという条件で、2030年までの長期契約を結ぶことでコストを償却するシナリオを描いています。しかし、シティ側は最低でも8000万ユーロを要求すると見られており、クラブ間の交渉はまだ正式にはスタートしていません。マドリードの首脳陣は5000万〜6000万ユーロを絶対的な上限として設定しており、この金額から厳しい交渉が始まると予想されています。なお、PSGも一時的にロドリの状況を問い合わせていましたが、これはディオマンデの争奪戦でマドリードに出し抜かれたことへの腹いせとして、単にロドリの価格を吊り上げるための嫌がらせであるとマドリード側は見ています。 (via Mundo Deportivo)