グスタボ・プエルタを巡るアストン・ヴィラからの2000万ユーロ強奪バイアウト劇:契約解除金の半分がレバークーゼンに流れる構造とラシングのパニック

プレミアリーグのアストン・ヴィラを率いるウナイ・エメリ監督は、負傷によって長期離脱した中盤の要アマドゥ・オナナの代役として、ラシング・サンタンデールでセンセーションを巻き起こしている23歳のコロンビア代表ミッドフィルダー、グスタボ・プエルタの獲得を熱望しており、彼の契約に設定された2000万ユーロの契約解除金を満額一括でラ・リーガに支払って強奪する計画を進めています。

このプレミアの資金力を背景とした強硬なアプローチは、ラシング側にとって最悪のタイミングでの激震となりました。なぜなら、プエルタを巡る過去の契約において、ラシングは契約解除金の50パーセントにあたる経済権利をバイエル・レバークーゼン(シャビ・アロンソ監督の指揮下で無敗優勝を果たした際にプエルタも在籍)に保持させており、もしアストン・ヴィラが2000万ユーロを支払って契約解除金を強制執行した場合、ラシングの手元に残るキャッシュはわずか1000万ユーロにとどまり、残り半分がそのままレバークーゼンに渡る仕組みになっているからです。

主力の大黒柱を失う上に、手元にわずか半額しか残らないという不条理な現実に、ラシングのフロントオフィスは一時的なパニックに陥っています。急遽プエルタとの契約延長と違約金引き上げの緊急交渉を開始したものの、エメリ監督が率いるヴィラというプレミアの圧倒的な資金力と魅力的な欧州プロジェクトを前に、引き止め交渉は極めて難航しています。(via Estadio Deportivo)