レアル・ソシエダ 対 アトレティコ・マドリード
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試合サマリーと得点経過
試合情報
- 日時: 2026年9月13日
- スタジアム: アノエタ(レアレ・アレーナ)
- スコア: レアル・ソシエダ 0 - 3 アトレティコ・マドリード
- 得点者:
- 0-1: アレハンドロ・グリマルド(84分・PK)
- 0-2: ジョナサン・デイヴィッド(90分)
- 0-3: フリアン・シメオネ(95分)
ラ・リーガ第5節、アノエタで展開された一戦は、試合の大半で主導権を握り続けたレアル・ソシエダに対し、終盤の劇的な展開からアトレティコ・マドリードが3点をもぎ取るという、スコア以上に交錯したドラマティックな幕切れとなった。
立ち上がりからホームのレアル・ソシエダが積極的なハイプレスとスムーズなポゼッションでペースを掌握。前線のイ・ガンインやアデモラ・ルックマンを狙うアトレティコ・マドリードのロングボールを若手DF陣が跳ね返し、ルカ・スチッチやセルヒオ・ゴメスを中心にアトレティコゴールを脅かし続けた。アトレティコ・マドリードは主砲フリアン・アルバレスとアレクサンダー・セルロートを負傷で欠き、攻撃の糸口を掴めず前半の枠内シュートはゼロ。しかし、ディエゴ・シメオネ監督が後半に切った3枚同時替えが中盤のパワーバランスを徐々に変えていく。
70分を過ぎてレアル・ソシエダの運動量が落ち始めると、試合は後半81分に突如として動いた。物議を醸すPK判定でアトレティコ・マドリードが先制すると、前傾姿勢になったレアル・ソシエダの隙を突き、アトレティコ・マドリードが高速カウンターからアディショナルタイムに電光石火の2ゴールを追加。80分間試合を支配していたホームチームを突き放し、終わってみれば0-3という極めて残酷な結果となった。
得点詳細(起点・経由・決定)
- 0-1(84分: アレハンドロ・グリマルド)
- 起点: 81分、左サイド浅い位置で獲得したフリーキックから、アレハンドロ・グリマルドがペナルティエリア内へ鋭い縦のクロスを供給。
- 経由: レアル・ソシエダのDFママドゥ・サールがヘディングでクリアを試みるも、こぼれ球が途中出場のジョブ・オチエンの足元へ。腿付近に跳ね返ったボールが、高く広がっていた腕に直接接触した。主審のフアン・マルティネス・ムヌエラは迷わずハンドを指示し、VARの確認を経てペナルティキックが確定した。
- どのように決めたか: キッカーを務めたアレハンドロ・グリマルドが静かな助走からGKアレックス・レミロの逆をつき、中央右寄りの低いコースへ滑らかなキックを流し込んで先制点を挙げた。
- 0-2(90分: ジョナサン・デイヴィッド)
- 起点: 自陣中盤でボールを回収した途中出場のコケが素早く前線へ展開し、左サイドへ開いたアレハンドロ・グリマルドへロングパスを通す。
- 経由: アレハンドロ・グリマルドがペナルティエリア手前の中央スペースへ精度の高いグラウンダーの横パスを供給。
- どのように決めたか: パスを受けたジョナサン・デイヴィッドが絶妙なファーストタッチでエリア内へ侵入し、対峙したDFルケン・ベイティアをキックフェイントで揺さぶって完全に交わすと、左足の冷静なグラウンダーシュートをゴール右隅へ決めた。
- 0-3(95分: フリアン・シメオネ)
- 起点: 同点を狙って前傾姿勢を強めたレアル・ソシエダの攻勢を阻み、自陣右サイド深くでフリアン・シメオネ自らがボールを強奪。
- 経由: 他の選手を経由することなく、フリアン・シメオネが圧倒的なスプリント力とスタミナでハーフウェイライン付近から一人でペナルティエリアまで一直線に独走。
- どのように決めたか: 飛び出したGKアレックス・レミロとの一対一の場面で、冷静に足元を抜く右足シュートをゴールネットに突き刺し、試合を完全に決定づけた。
両チームのスタメンと交代
ホーム: レアル・ソシエダ(4-2-3-1)
- GK: アレックス・レミロ
- DF: ジョン・アランブル、ルケン・ベイティア、ママドゥ・サール、セルヒオ・ゴメス
- MF: カルロス・ソレール、ヤンヘル・エレーラ、ルカ・スチッチ
- FW: ゴンサロ・ゲデス、アンデル・バレネチェア、ミケル・オヤルサバル
主な交代:
- 71分: OUT ゴンサロ・ゲデス、アンデル・バレネチェア / INジョブ・オチエン、タケフサ・クボ(交代手続きのタイミングを巡り主審へ抗議したペジェグリーノ・マタラッツォ監督に警告)
- 78分: OUT カルロス・ソレール、ミケル・オヤルサバル / INジョン・ゴロチャテギ、オリ・オスカルソン
- 86分: OUT ヤンヘル・エレーラ / IN アルセン・ザハリアン
アウェイ: アトレティコ・マドリード(4-4-2)
- GK: ヤン・オブラク
- DF: マルク・プビル、クリスティアン・ロメロ、ダヴィド・ハンツコ、アレハンドロ・グリマルド
- MF: フリアン・シメオネ、マルコス・ジョレンテ、モルテン・ヒュルマンド、アレックス・バエナ
- FW: イ・ガンイン、アデモラ・ルックマン
主な交代:
- 59分: OUT アレックス・バエナ、イ・ガンイン、マルコス・ジョレンテ / INジョニー・カルドソ、コケ、ジョナサン・デイヴィッド
- 75分: OUT アデモラ・ルックマン / IN アルナウ・オルティス
戦術・采配のポイント
レアル・ソシエダのペジェグリーノ・マタラッツォ監督は、イゴール・スベルディアとジョン・マルティンの主力CB陣を欠く緊急事態に対し、19歳のルケン・ベイティアと20歳のママドゥ・サールという経験の浅い若手コンビを結成。特にチェルシーからのローン組であるママドゥ・サールは、「前へ守る」姿勢を徹底してアトレティコ・マドリードの攻撃の芽を摘み取り、対人守備と鋭い予測で異彩を放った。中盤ではルカ・スチッチとセルヒオ・ゴメスがテンポを作り、アトレティコ・マドリードの強固なブロックを揺さぶり続けたが、ペナルティエリア付近での決定力を欠き、攻勢の時間帯にゴールを奪いきれなかったことが後の悲劇につながった。
対するアトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は、本職の最前線フォワードを欠く中でフリアン・シメオネを右ウイングバックのように機能させ、守備時には5バックへと変化する慎重な布陣(チョリスモ)で耐え忍ぶ戦術を選択した。前半はボールを握られて完全に後手に回り、相手ゴールに迫る場面はほとんど作れなかった。
この停滞感を打破したのが、59分にシメオネ監督が見せた勝負感だった。アレックス・バエナ、イ・ガンイン、マルコス・ジョレンテの3人を一気に下げる決断を下し、コケ、ジョニー・カルドソ、ジョナサン・デイヴィッドを投入。コケの精密な配球力とカルドソの物理的な強さが中盤の主導権をアトレティコ・マドリードへ引き寄せ、ジョナサン・デイヴィッドが前線でボールを収める軸となったことで、攻撃の深度が一変した。さらに75分に投入されたアルナウ・オルティスのスピードも相手守備陣の負荷を高めた。
レアル・ソシエダ側は70分を過ぎてウイング陣のスタミナが底をつき、マタラッツォ監督はタケフサ・クボやジョブ・オチエンを投入したものの、チーム全体の疲労と焦りから守備の強度が低下。アトレティコ・マドリードの采配的成功とレアル・ソシエダの交代遅れが、終盤の明暗を分ける決定的な要素となった。
現地メディアの選手採点・評価比較
現地メディア各紙(MARCA, AS, SPORT, Mundo Deportivo,El Desmarque)の採点と評価は、試合内容と最終スコアのギャップを色濃く反映するものとなった。
アトレティコ・マドリード側で最も高い称賛を浴びたのは、右サイドでハードワークを続けたフリアン・シメオネと、1ゴール1アシストを記録したアレハンドロ・グリマルドである。El Desmarqueはフリアン・シメオネに「8点(10点満点)」の最高評価を与え、「右ウイングバックの位置でボール回収に奔走し、最後は自ら90メートルを走り抜く圧巻のゴールで試合を締めた」と絶賛した。アレハンドロ・グリマルドについても同メディアは「8点」を付け、前半はアンデル・バレネチェアの対応に苦戦したものの、PKの場面で見せた度胸とジョナサン・デイヴィッドへのアシストで完全に挽回したと分析した。
また、途中出場で流れを変えたジョナサン・デイヴィッドとコケには、El DesmarqueやAS紙が揃って「7点」の高評価を与えた。SPORT紙は「ジョナサン・デイヴィッドが見せた洗練された切り返しと左足のフィニッシュは、本職のストライカーを渇望していたチームへの救世主的な一撃となった」と評した。一方で、先発したアレックス・バエナ、イ・ガンイン、アデモラ・ルックマンの攻撃ユニットに対しては、El Desmarqueが揃って「4点(落第)」という厳しい採点を下し、攻撃の深みを作れなかった点を敗因候補として挙げている。
レアル・ソシエダ側では、敗戦にもかかわらず若手CBのママドゥ・サールとルケン・ベイティアの健闘が高く評価された。DiarioVasco(DV)の個別採点では、アトレティコ・マドリードのFW陣を相手に果敢な前傾守備を披露したママドゥ・サールに対し「敗戦の中で輝いた最大の収穫」と賞賛が送られた。AS紙も「過酷な任務を堂々とこなした」と評している。不運なハンドでPKを与えてしまったジョブ・オチエンに対しては、MundoDeportivo紙やAS紙が「意欲的な動きを見せていただけに、ルール解釈の犠牲となった悲劇的瞬間」と同情的な論調を展開した。
メディアごとの見解の違いとしては、SPORT紙やMARCA紙が「シメオネ監督の完璧な交代策と勝負強さ」に焦点を当ててアトレティコ・マドリードの完勝劇として報じたのに対し、地元紙であるDiario Vasco紙やMundoDeportivo紙は「80分間はレアル・ソシエダが内容で凌駕していた」と主張。0-3というスコアを「実態にそぐわない過剰な罰(castigoexcesivo)」と表現し、審判のPK判定がゲームを壊したという視点を強調している。
試合後の監督・選手コメント
ペジェグリーノ・マタラッツォ監督(レアル・ソシエダ)「あの判定がPKだとは到底思えない。オチエンは腕を引っ込めようとしており、ボールはまず彼の太ももに当たっていた。セルタ戦でのゴンサロ・ゲデスへのファウル見逃しや、エルチェ戦でのジョン・マルティンへの一発退場など、我々はここ3試合続けて疑問の残る厳しい判定に泣かされており、それらがダイレクトに勝ち点へ影響している。アトレティコ・マドリードのような強豪を相手に70分から80分間にわたって素晴らしいゲームを展開し、試合を支配できていた。ただ、低く引いた相手の守備を前に、ゴール前での決定的な崩しが不足していたことは真摯に受け止めなければならない」
ディエゴ・シメオネ監督(アトレティコ・マドリード)「勝利には当然満足しているが、我々はまだチーム作りのプロセスの途上にあることを忘れてはならない。前半は相手に2回の決定機があり、我々にも2回あった。後半はPKの場面まで相手に危険な形を作らせなかったが、我々もなかなか突破口を開けなかった。後半の3枚替えは狙い通りに行った。コケとジョニー・カルドソで中盤を強化し、ジョナサン・デイヴィッドで攻撃に深みをもたらすことができた。そして、92分にあれほどのスプリントと推進力を発揮できるフリアン・シメオネのような選手は、世界を見渡しても極めて稀だ」
アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ)「私にとってあれはPKではない。体に当たった後のこぼれ球(リバウンド)であり、シーズン前の説明では『リバウンドによる手に接触したプレーは原則ペナルティを取らない』と審判団から聞かされていたはずだ。現場で主審が思わず笛を吹いてしまうのは理解できるが、VARがありながら判定が覆らないのは納得がいかない。PKの瞬間まで僕たちは素晴らしい戦いをしており、この0-3という結果は内容に全く見合っていない」
アレハンドロ・グリマルド(アトレティコ・マドリード)「公式戦2連敗の後だっただけに、どうしても勝ち点3が必要な一戦だった。個人としてもプレシーズンや休暇が不十分なまま新チームに合流し、難しいスタートを切っていたが、シメオネ監督からは常に高いレベルを要求されているし、自分自身にも多くを課している。ゴールという結果を残せたこと、そしてチームとして久々にクリーンシート(無失点)で終えられたことは大きな自信になる」
セルヒオ・ゴメス(レアル・ソシエダ)「75分が経過するまでは、僕たちが完全に試合をコントロールしていたし、勝利にふさわしい内容だった。しかし、審判のあの一つのミス判定がすべてを一変させてしまった。ピッチ上で全力を尽くしただけに、本当に悔しさが残る」
見どころと対戦背景
ラ・リーガ第5節のハイライトとして大きな注目を集めるのが、アノエタ(レアレ・アレーナ)で開催されるレアル・ソシエダとアトレティコ・マドリードの激突だ。欧州カップ戦の出場権を争うライバル同士であり、今季のリーグ戦の行方を占う上でも極めて重要な一戦となる。
ホームのレアル・ソシエダは、ペジェグリーノ・マタラッツォ監督のもとで変革の時を迎えている。開幕直後はベティス戦での敗戦(0-1)や、日程延期分となったレアル・マドリード戦での完敗(1-4)など苦しい立ち上がりとなったが、ホーム開幕戦となったエスパニョール戦で2-1とシーズン初勝利を挙げると、前倒し開催されたセルタ戦(0-0)を経て、前節アウェイのエルチェ戦では激闘の末に3-2で競り勝ち、着実に白星を重ねて調子を上げてきた。
今季のレアル・ソシエダは過密日程の渦中にある。来週にはUEFAヨーロッパリーグの初戦(ボーンマス戦)が控えており、ミッドウィークの過酷な連戦を乗り切るためのマネジメントが試されている。前節エルチェ戦では、マタラッツォ監督が前線の顔ぶれを大幅に入れ替え、タケ・クボ(久保建英)、アンデル・バレンネチェア、オルリ・オスカルソンらを温存。代わって抜擢されたジョブ・オチエンやルカ・スチッチが躍動して勝利を掴み取った。ホームのファンの声援を背に受ける今節は、温存された主力を満を持して投入し、リーグ戦上位浮上へ弾みをつけたいところだ。
対するアトレティコ・マドリードは、早急な立て直しが求められる試練の時を迎えている。ディエゴ・シメオネ監督率いるチームは、リーグ開幕からマラガ戦(2-0)、ビジャレアル戦(2-2)、セビージャ戦(1-3)と着実に勝ち点を積み上げていたものの、前々節のアスレティック・ビルバオ戦ではサン・マメスの雰囲気に飲まれ、後半開始早々の2分間で連続失点を喫して0-3の惨敗。さらに、直前の水曜日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのアウェイ・リヴァプール戦でも1-2で逆転負けを喫しており、公式戦2連敗中と重苦しい空気が漂う。
特にここ最近の試合では、かつてチームの代名詞であった堅守に綻びが見られ、守備の集中力欠如や自陣でのミスからの失点が目立っている。今夏はフリアン・アルバレスの移籍騒動をはじめ、イ・ガンイン、アレックス・バエナ、モルテン・ヒュルマンド、クリスティアン・ロメロ、ジョナサン・デイヴィッドといった実力者を相次いで補強しており、戦力値はリーグ屈指を誇る。敵地アノエタでの一戦は、崩れた守備組織を再構築し、首位戦線に踏み止まるための絶対落とせないゲームとなる。
予想スタメンと負傷・出場停止情報
スペイン大手紙のMARCA、AS、SPORT、MundoDeportivo、El Desmarqueなどが報じる最新情報によると、両チームともに負傷者や出場停止者を抱え、メンバー構成に工夫が求められている。
レアル・ソシエダ側では、前節エルチェ戦で一発退場処分を受けた若手センターバックのヨン・マーティンが出場停止となる。また、前シーズンに負った膝前十字靭帯断裂からのリハビリを続けている右サイドバックのアルバろ・オドリオソラは引き続き欠場する。一方で、プレシーズンに負傷離脱していたパブロ・マリンがすでに全体練習に復帰しており、復帰に向けて順調な調整を見せている。
ヨン・マーティンの不在に伴い、イゴール・スベルディアとペアを組むセンターバックには、今夏チェルシーから獲得した新戦力ママドゥ・サールが先発起用される見込みだ。あるいは、下部組織から急遽招集されているルケン・ベイティアも選択肢に挙がる。中盤から前線にかけては、エルチェ戦で出番のなかったタケ・クボ、アンデル・バレンネチェア、オルリ・オスカルソン、ベニャト・トゥリエンテスらがフレッシュな状態で先発ラインナップに名を連ねる可能性が高い。
レアル・ソシエダの予想スタメン(4-3-3):
- GK:アレックス・レミロ
- DF:ヨン・アランブル、イゴール・スベルディア、ママドゥ・サール、セルヒオ・ゴメス
- MF:カルロス・ソレール、ベニャト・トゥリエンテス、ルカ・スチッチ
- FW:タケ・クボ、ミケル・オヤルサバル、アンデル・バレンネチェア
アトレティコ・マドリード側は、FWアレクサンダー・スルロットが筋肉トラブルのため依然として別メニュー調整が続いており、この試合も欠場が確実視されている。前線では、夏の間バルセロナ移籍問題に揺れたフリアン・アルバレスがリヴァプール戦で移籍後初の先発を果たしており、状態を上げている。また、新加入のジョナサン・デイヴィッドも途中出場からの起用を含めて準備を整えている。
守備陣では、ビルバオ戦とリヴァプール戦で連続失点を許したことを受け、シメオネ監督がセンターバックの組み合わせを変更する可能性がある。古巣対決となるロビン・ル・ノーマンやクリスティアン・ロメロ、ダビド・ハンコらの起用法が注目される。
アトレティコ・マドリードの予想スタメン(4-4-2):
- GK:ヤン・オブラク
- DF:マルコス・ジョレンテ、クリスティアン・ロメロ、ダビド・ハンコ、アレハンドロ・グリマルド
- MF:ジュリアーノ・シメオネ、モルテン・ヒュルマンド、パブロ・バリオス、アデモラ・ルックマン
- FW:イ・ガンイン、アレックス・バエナ
監督会見・注目選手コメント
この注目の東西対決に向けて、両陣営から最新の意気込みや手応えが語られている。
レアル・ソシエダのペジェグリーノ・マタラッツォ監督は、前節エルチェ戦後の休日を経てチームが再始動した中で、アトレティコ戦に向けた高いモチベーションを示した。過密日程が続く厳しい状況について触れつつ、「我々は自分たちのクオリティと精神力に強い確信を持っている。アトレティコのようなトップレベルの相手と戦うことは大きな挑戦だが、アノエタのファンの熱量とともに主導権を握り、ピッチ上で自分たちのサッカーを体現したい」と力強く語っている。
また、指揮官は最近のパフォーマンスについて話し合いを持ったタケ・クボについて言及し、「彼とは日本のお茶を飲みながら非常にポジティブな対話をした。彼が持つ特別な才能や、1対1で局面を打開する力はチームにとって不可欠だ。彼が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、チーム全体でサポートしていく」と全幅の信頼を寄せている。
一方、アトティコ・マドリード側では、主将のコケがリヴァプール戦後に次戦のアノエタ遠征を見据えた熱い思いを口にした。「ビルバオ戦とアンフィールドでの敗戦は僕たちにとって非常に厳しい結果だが、下を向いている時間はない。シーズンは始まったばかりだ。アノエタでの試合はいつもタフで苦しい戦いになるが、僕たちが修正すべきは守備の細部だ。チーム全員が一丸となり、必ず勝ち点3を持ち帰るために全力を尽くす」と主将としてチームの引き締めを図った。
シメオネ監督も「ここ数試合で許している失点の多さは深刻に受け止めなければならない。我々のアイデンティティである強固な守備を取り戻すことが最優先事項だ。アノエタという厳しい舞台で、正しいリアクションを見せなければならない」と語り、チームの守備意識の改革とバウンスバックに向けた決意を固めている。
連戦の疲れを跳ね返してホームで連勝を狙うレアル・ソシエダと、強い危機感を持って敵地に乗り込むアトレティコ・マドリード。両者のプライドと戦術が激突する90分間から目が離せない。
レアル・ソシエダ 対 アトレティコ・マドリード の背景データ
順位
| 順位 | クラブ | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | 差 | 点 | 直近 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | アトレティコ・マドリード | 11 | 9 | 1 | 1 | 22 | 8 | +14 | 28 | WWWWW |
| 5 | レアル・ソシエダ | 11 | 6 | 1 | 4 | 20 | 20 | 0 | 19 | LWWWW |
両クラブの前後日程を見る
レアル・ソシエダ
この試合の前
- 9月8日(火) @ エルチェCF 2-3(勝)
- 9月4日(金) vs セルタ 0-0(分)
- 8月30日(日) vs エスパニョール 2-1(勝)
この試合の後
- 9月18日(金) vs ボーンマス 1-2(敗)
- 9月21日(月) @ バレンシア 2-3(勝)
アトレティコ・マドリード
この試合の前
- 9月10日(木) @ リヴァプール 2-1(敗)
- 9月5日(土) @ アスレティック・ビルバオ 3-0(敗)
- 8月30日(日) @ セビージャFC 1-3(勝)
この試合の後
- 9月17日(木) vs オサスナ 4-0(勝)
- 9月20日(日) vs レアル・マドリード 2-1(勝)