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ラ・リーガ / 第5節 / サンティアゴ・ベルナベウ / U-NEXT・DAZN / 2026年9月13日(日)

レアル・マドリード 対 ラージョ・バジェカーノ

レアル・マドリード 4-1 ラージョ・バジェカーノ

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試合サマリーと得点経過

  • 試合日時:2026年9月12日
  • スタジアム:エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ(観客数:71,898人)
  • スコア:レアル・マドリード 4 - 1 ラージョ・バジェカーノ(前半:3-0 /後半:1-1)
  • 得点者:
  • レアル・マドリード:キリアン・ムバッペ(14分PK、90分)、アルバロ・カレラス(17分)、ジュード・ベリンガム(35分)
  • ラージョ・バジェカーノ:セルヒオ・カメジョ(51分)

ミッドウィークのチャンピオンズリーグ・インテル戦から中3日という過密日程のなか、本拠地サンティアゴ・ベルナベウに立ち戻ったレアル・マドリードは、立ち上がりから怒涛の攻撃的インテンシティを発揮してラージョ・バジェカーノを飲み込んだ。前半だけで3点のリードを奪う圧倒的な立ち上がりを見せたものの、大差がついた油断と疲労から後半に失速。一時はラージョの猛反撃を受けてベルナベウのスタンドからブーイングが漏れる展開となったが、最後はダメ押しゴールで突き放し、終わってみれば4-1の完勝で勝ち点3を手にした。

-1点目(14分):左バックのアルバロ・カレラスが力強い上がりでエリア内に侵入。ラージョのセンターバックであるフロリアン・ルジューヌに倒されてPKを獲得した。キッカーを務めたキリアン・ムバッペは、相手GKエミル・アウデロの逆をついてゴール右隅へ冷静に沈め、先制点を挙げた。-2点目(17分):フロリアン・ルジューヌの不用意なバックパスミスをヴィニシウス・ジュニオールがカットして攻撃の起点となり、エリア内へクロスを供給。相手GKエミル・アウデロが弾いたボールを拾ったアルバロ・カレラスが、キリアン・ムバッペとの鮮やかなワンツーで崩し、最後は自ら押し込んでリードを広げた。-3点目(35分):中盤で受けたベルナルド・シウバが左サイドへ鋭い展開を見せ、パスを受けたヴィニシウス・ジュニオールが圧倒的なスピードで相手右バックのアンドレイ・ラティウを置き去りにして深く侵入。マイナス方向への折り返しを中央へ走り込んだジュード・ベリンガムが右足インサイドでゴール隅へ流し込み、理想的な連携から3点目を奪った。

  • 4点目(ラージョ51分):自陣でのビルドアップでヴィニシウス・ジュニオールが試みた軽率なバックパスを、前線からアグレッシブにプレッシングをかけていたセルヒオ・カメジョが奪取。そのままエリア内へ進入すると、間合いを詰めたGKティボー・クルトゥワの股を抜く技ありのシュートでネットを揺らし、ラージョが1点を返した。-5点目(90分):波状攻撃を仕掛けるラージョに対し、試合終盤に投入されたアルダ・ギュレルが鋭いカウンターの起点となり、前線へスルーパスを通した。これに反応して相手の裏へ抜け出したキリアン・ムバッペが右足で鋭いシュートを逆サイドへ打ち込み、自身のこの日2点目で勝利を確実なものとした。

両チームのスタメンと交代

ホーム: レアル・マドリード(4-2-3-1)

  • GK: ティボー・クルトゥワ
  • DF: デンゼル・ドゥーフリス、イブラヒマ・コナテ、アントニオ・リュディガー、アルバロ・カレラス
  • MF: フェデリコ・バルベルデ、ベルナルド・シウバ、ヤン・ジオマンデ、ジュード・ベリンガム、ヴィニシウス・ジュニオール
  • FW: キリアン・ムバッペ

主な交代:

  • 46分:フェデリコ・バルベルデ → エドゥアルド・カマヴィンガ
  • 68分:ベルナルド・シウバ → オーレリアン・チュアメニ
  • 72分:ヤン・ジオマンデ → アルダ・ギュレル
  • 88分:ヴィニシウス・ジュニオール → マルク・ククレジャ

退場・負傷による変更:-フェデリコ・バルベルデは、インテル戦で抱えていたアキレス腱痛に対する予防的処置としてハーフタイムに退いた。

アウェイ: ラージョ・バジェカーノ(4-2-3-1)

  • GK: エミル・アウデロ
  • DF: アンドレイ・ラティウ、フロリアン・ルジューヌ、パテ・シス、アルフォンソ・ペドロサ
  • MF: ウナイ・ロペス、ニャンゴロ・ブワレ、イラクリ・ツィタイシュヴィリ、ペドロ・ディアス、アルバロ・ガルシア
  • FW: セルヒオ・カメジョ

主な交代:

  • 66分:ニャンゴロ・ブワレ → オスカル・バレンティン
  • 66分:ペドロ・ディアス → アブデル・ベライド
  • 74分:ウナイ・ロペス → ムスタファ・サディク
  • 74分:セルヒオ・カメジョ → アレマン
  • 85分:アルフォンソ・ペドロサ → イバン・バリウ

退場・負傷による変更:

  • 該当なし。

戦術・采配のポイント

レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は、移籍後初スタメンとなるヤン・ジオマンデを右ウイングに抜擢し、ボランチの位置にはベルナルド・シウバを起用。ベルナルド・シウバをビルドアップの出口とし、前線のヴィニシウス・ジュニオール、ジュード・ベリンガム、キリアン・ムバッペの圧倒的な個の能力を生かす縦に速く垂直な攻勢を仕掛けた。この狙いは見事にハマり、立ち上がりから左バックのアルバロ・カレラスの果敢な攻撃参加も手伝って前半のうちに3ゴールを奪い、試合を早々と決定づけた。

しかし、前半で大差がついたことによる緩みと過密日程の疲労が重なった後半、チームのバランスは急激に崩壊した。第一段階のビルドアップで自陣でのロストを連発し、ラインが低下。ラージョのベニャト・サン・ホセ監督が後半から強気なハイプレスとミドルレンジからの積極的なシュート命令を出したこともあり、中盤を支配された。ペドロ・ディアスの強烈なシュートがバーを叩くなど、レアル・マドリードは防戦一方に追い込まれた。

モウリーニョ監督の采配面では、アキレス腱に不安を抱えるフェデリコ・バルベルデをハーフタイムで下げてエドゥアルド・カマヴィンガを投入したものの、結果として中盤の守備強度が低下して直後に失点。流れを戻すべく投入したアルダ・ギュレルが締めくくりのアシストを決める一方で、3-1に迫られてラージョが右サイドから怒濤の攻撃を仕掛けると、88分にウイングのヴィニシウス・ジュニオールを下して左バック/サイドハーフのマルク・ククレジャを投入した。モウリーニョ監督自ら「勝つためにドアを閉めた」と明かした通り、余計なリスクを排除する現実主義的な閉鎖采配で反撃を断ち切った。

現地メディアの選手採点・評価比較

現地メディア各紙(MARCA, AS, SPORT, Mundo Deportivo,El Desmarque)の評価は、圧巻だった前半の攻撃陣と、失速して不安定さを露呈した後半の守備陣で大きく分かれる結果となった。

  • キリアン・ムバッペ(採点:8.5点 / 10点満点)2ゴール1アシストを記録したエースに対し、各紙満場一致で高い採点を与えた。SPORTは「卓越した決定力と圧倒的な存在感で勝利を引き寄せた」と大絶賛。一方でMARCAは「攻撃面での貢献は文句なしだが、守備意識の欠如がチームの過度な負荷になっている」と課題を挙げた。
  • アルバロ・カレラス(採点:8.0点 / 10点満点)先制PKの奪取と2点目のゴールを決める大活躍を見せた左バックに対し、El DesmarqueやSPORTは「今季最高のパフォーマンス」と評した。昨季からの成長と決定的な仕事を高く評価している。
  • ヴィニシウス・ジュニオール(採点:6.0点 / 10点満点)メディア間で最も見解が分かれた選手となった。ASやSPORTが2つのゴールに関与したアシスト能力と圧倒的な突破力を評価した一方、MARCAやMundo Deportivoは後半の軽率なバックパスから失点を招いたプレーを厳しく非難。「試合を無用に難しくした」と厳しい低評価を下した。
  • ティボー・クルトゥワ(採点:8.0点 / 10点満点)後半にラージョが波状攻撃をしかけた場面で、3度の決定的なセーブを披露した守護神に対し、SPORTは「チームを救った救世主」と評し、守備陣が混乱するなかで失点を最小限に抑えた功績を称えた。
  • モウリーニョ監督の戦術評価COPEの解説者ポリ・リンコンが「ボールを保持しようとせず、中盤を経由しない。勝利は掴めても観客を楽しませるフットボールではない」と厳しいトーンで批判したのに対し、El Desmarqueは「過密日程の中で前半で勝負を決め切り、終盤にマルク・ククレジャを入れて鍵をかけた勝負強さ」を肯定的に評価するなど、メディアによって捉え方に明確な対比が見られた。

試合後の監督・選手コメント

  • ジョゼ・モウリーニョ監督(レアル・マドリード)「今日の試合は最初の45分だけで終わっていた。前半で勝負を決めたのだ。インテル戦からわずか3日後の試合であり、チームに90分間同じ物理的・精神的インテンシティを維持するエネルギーがないことは分かっていた。後半に強度が落ちたことに関して、私は選手たちを全面的に擁護する。過密日程のなかで素早く勝負を決め、勝ち点3を得たことが何より重要だ」「我々はボールを10分間回して崩すようなチームではなく、奪ったら縦に速く進む激しく熱狂的なチームだ。今日は多くの決定機を外したが、いつか全てが噛み合って相手に6点や7点を叩き込む日が来るだろう」「ヴィニシウス・ジュニオールについては、守備面での私の要求を頭で理解しようとしている段階だ。現在はアシストで貢献する時期であり、ゴールもいずれついてくる。終盤にマルク・ククレジャを入れた意図はシンプルだ。3-1の局面で相手の右サイドが非常に攻撃的に来ていたため、ドアを閉めて鍵をかける必要があった」
  • ベルナルド・シウバ(レアル・マドリード)「モウリーニョ監督からはビルドアップの出口となってパスを循環させ、前線のヴィニシウス・ジュニオール、ジュード、キリアン・エムバペといったドリブルで剥がせる選手たちへ最高の状態でボールを届ける役割を求められている。ボランチでのプレーは新しい挑戦だが、チームを助けるために自分自身の最高のバージョンになれるよう適応を続けている」
  • ペドロ・ディアス(ラージョ・バジェカーノ)「前半は自分たちのフットボールができなかったが、僕たちにはまだ後半の45分間が残されている。ラージョ本来の強気な姿勢を取り戻し、ベルナベウで恐れずに挑戦しなければならない」

レアル・マドリード 対 ラージョ・バジェカーノ の背景データ

順位

順位クラブ試合勝分負得失差点直近
3 レアル・マドリード 11 9 0 2 28 10 +18 27 WWWWL
12 ラージョ・バジェカーノ 10 3 3 4 15 20 -5 12 WLDDW
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