バレンシア 対 FCバルセロナ
この試合のコンテンツ(2)タブで切り替えて読めます
試合サマリーと得点経過
- 試合日時: 2026年9月6日 16:00キックオフ
- スタジアム: メスタジャ(観客数: 47,319人)
- 最終スコア: バレンシア 0 - 5 FCバルセロナ
- 得点者: ラミン・ヤマル(11分、87分)、フェルミン・ロペス(22分)、ハフィーニャ(53分)、ペドリ(77分)
34度を超える猛暑と34%の湿度が照りつけるメスタジャで、オーナー陣への激しい抗議運動の口笛が響き渡る中、ラ・リーガ第4節の歴史的一戦がキックオフを迎えた。FCバルセロナは立ち上がりから圧巻のポゼッションと鋭い前線プレッシングでバレンシアを自陣深くへと押し込んだ。
試合は終始FCバルセロナの完全支配下で進行。ポストを叩くシュートやGKストーレ・ディミトリエフスキの好セーブに阻まれる場面がありながらも、攻撃の手を緩めずゴールを重ねた。バレンシアもカウンターからアルノー・ダンジュマが決定的な1対1を迎えたが、GKジョアン・ガルシアの壁を打ち破れず、終わってみればFCバルセロナが5点差をつける圧勝で敵地を攻略した。
得点シーン詳細
- 1点目(11分: ラミン・ヤマル)左サイドで展開を作ったアンソニー・ゴードンが起点となり、ペナルティエリア手前のペドリへパス。ペドリが中央のペナルティスポット付近へ入ったフェルミン・ロペスを経由し、フェルミン・ロペスが右サイドで待つラミン・ヤマルへラストパスを供給。ラミン・ヤマルが落ち着いてニアサイドを射抜き、鮮やかに先制ネットを揺らした。(※10分にも浮き球からラミン・ヤマルがゴールネットを揺らしたが、VARの介入によりオフサイド判定で取り消されていた)。
- 2点目(22分: フェルミン・ロペス)エリア内での混戦からアンソニー・ゴードンが泥臭くボールを奪い返して起点となり、後方へ短い落としを入れる。これを受けたフェルミン・ロペスが右足インサイドでボールをコントロールし、ゴール右上隅の極上のコースへ精密なコントロールショットを叩き込んだ。
- 3点目(53分: ハフィーニャ)自陣での回収から右サイドのラミン・ヤマルが速攻の起点となり、外側を駆け上がるフェルミン・ロペスへ絶妙なスルーパスを通す。フェルミン・ロペスがダイレクトで送ったグラウンダーのクロスを、ファーサイドへ走り込んだハフィーニャが右足で無人のゴールへ押し込んだ。
- 4点目(77分: ペドリ)バイタルエリアで前を向いたペドリがスピードに乗って加速し、ペナルティエリア手前でダニ・オルモとの素早いワンツーを敢行。ダニ・オルモの壁パスを受けてペナルティエリア内に侵入したペドリが、GKストーレ・ディミトリエフスキの脇を抜く鋭い対角線のシュートを突き刺した。
- 5点目(87分: ラミン・ヤマル)中央でボールを持ったダニ・オルモが起点となり、右足アウトサイドで相手DF陣の背後へ浮き球のスルーパスを供給。抜け出したラミン・ヤマルがボールを呼び込み、相手キーパーの動きを見極めて冷静にショートポスト側へ流し込み、圧勝を締めくくるチーム5点目を挙げた。
両チームのスタメンと交代
ホーム: バレンシア(5-3-2)
- GK: ストーレ・ディミトリエフスキ
- DF: パブロ・マフェオ、アルナウ・マルティネス、ペペル、ムクタル・ディアカビ、ヘスス・バスケス
- MF: ダビド・オトルビ、バンバ・ディエン、ハビ・ゲラ、フィリップ・ウグリニッチ
- FW: アルノー・ダンジュマ
交代・負傷変更:
- 48分: パブロ・マフェオ OUT → ハーヴェイ・エリオット IN(新加入デビュー)
- 48分: ペペル OUT → セサール・タルレガ IN
- 48分: ヘスス・バスケス OUT → ホセ・ルイス・ガヤ IN
- 65分: ムクタル・ディアカビ OUT → クリスティアン・コルドバIN(ムクタル・ディアカビは負傷による退場・交代)
- 65分: ハビ・ゲラ OUT → リュウノスケ・サトウ IN
- 78分: ダビド・オトルビ OUT → ウゴ・ドゥロ IN
アウェイ: FCバルセロナ(4-3-3)
- GK: ジョアン・ガルシア
- DF: チャビ・エスパルト、パウ・クバルシ、エリック・ガルシア、ジェラール・マルティン
- MF: ロドリ、ペドリ、フェルミン・ロペス
- FW: ラミン・ヤマル、アンソニー・ゴードン、ハフィーニャ
交代・負傷変更:
- 28分: エリック・ガルシア OUT → ジュール・クンデIN(エリック・ガルシアは鼻骨骨折・鼻中隔偏位の打撲負傷による交代)
- 65分: パウ・クバルシ OUT → アンドレアス・クリステンセン IN
- 65分: ロドリ OUT → マルク・ベルナル IN
- 65分: アンソニー・ゴードン OUT → カリム・アデイェミ IN
- 78分: フェルミン・ロペス OUT → ダニ・オルモ IN
- 82分: ペドリ OUT → ガブリエウ・ジェズス IN(新加入デビュー)
戦術・采配のポイント
- 両チームの陣形と戦術的アプローチハンジ・フリック監督率いるFCバルセロナは、中盤の底にロドリとペドリを並べるダブルボランチの4-3-3を採用。初先発のロドリがゲームの軸となり、ビルドアップの安定化とセカンドボールの回収を完遂した。攻撃面では、ハフィーニャの背後へのダイナミックな抜け出し、ラミン・ヤマルの高い個の打開力、そしてフェルミン・ロペスのインサイドハーフからの自由なフリーランニングを連動させ、相手のブロックを自在に解体した。
対するカルロス・コルベラン監督のバレンシアは、3センターバックに両ウイングバックを下げた5-3-2の強固なローブロックを選択。右サイドの若手ダビド・オトルビのスピードを生かしたカウンターと、アルノー・ダンジュマの一発に勝機を見出そうとした。しかし、立ち上がりの失点によって計画が瓦解。ハイプレスをかければFCバルセロナにいなされ、引いて守ればスペースを使われるという極めて厳しい状況に追い込まれた。
- 監督の交代策とその影響ハンジ・フリック監督は、前半28分にエリック・ガルシアが顔面負傷に見舞われると、すぐさまジュール・クンデを投入して守備陣を落ち着かせた。後半65分にはカードを受けたパウ・クバルシやスタミナを削られたロドリらを下げ、アンドレアス・クリステンセン、マルク・ベルナル、カリム・アデイェミの3人を同時に投入してチームの強度を維持。さらに78分に投入したダニ・オルモがわずかな時間で2アシストを記録し、82分には移籍後初出場となるガブリエウ・ジェズスを試すなど、過密日程を見据えた采配の冴えが際立った。
一方のカルロス・コルベラン監督は、0-2で迎えた後半立ち上がりの48分に新加入のハーヴェイ・エリオット、ホセ・ルイス・ガヤ、セサール・タルレガを3人同時に投入。ハーヴェイ・エリオットの展開力を生かして前線を活性化させようとしたが、FCバルセロナの切り替えの早さに阻まれ、直後に痛恨の3点目を献上。65分にはムクタル・ディアカビの負傷交代という不運も重なり、最後まで試合の主導権を奪い返すことはできなかった。
現地メディアの選手採点・評価比較
スペイン現地メディア(MARCA, AS, SPORT, Mundo Deportivo,El Desmarque)の採点集約において、敵地で圧巻のショーを披露したFCバルセロナの攻撃陣と中盤に対し絶賛の評価が相次いだ。
特に1ゴール1アシストに加えてポスト直撃弾を放ち公式MVPに選ばれたフェルミン・ロペス、圧巻の2ゴールを挙げたラミン・ヤマル、中盤を完璧にコントロールしたペドリの3名には、各紙とも最高水準の高評価(平均8.5〜9.0点 /10点満点)を与えている。一方で、5失点を喫したバレンシアの守備陣には厳しい低採点が並んだ。
- 主力選手の評価対比と視点の違い
- フェルミン・ロペス: SPORTやMundo Deportivoは「ライン間での位置取りが完璧であり、フィニッシュワークとゲームメイクの双方で違いを作った」と最高の評価を与えた。MARCAやASもその運動量とゴール前での冷徹な判断力を絶賛している。
- ラミン・ヤマル: El DesmarqueやSPORTは、圧巻のドリブル突破と質の高い2ゴールを称賛。一方、MARCAは攻撃面での圧倒的な脅威を認めつつも、「前半の守備への切り替えでやや位置が残る場面があった」とわずかに改善点を指摘する分析を見せた。
- ペドリ & ロドリ: MARCAやASは、初先発となったロドリとペドリのコンビネーションについて「二人のパスワークが過酷な猛暑の中でも試合の温度感を完璧にコントロールした」と絶賛。SPORTはペドリの個人技によるゴールを高く評価した一方で、ロドリが守備時に受けたイエローカードに言及し、やや控えめな採点をつけるなどメディアによる着眼点の差が見られた。
- ダニ・オルモ & ジョアン・ガルシア: 途中出場で短時間のうちに2アシストを挙げたダニ・オルモに対し、Mundo DeportivoやSPORTは「試合のクオリティをさらに一段引き上げた」と特筆。また、カウンターからの絶体絶命の1対1を連続で防いだGKジョアン・ガルシアに対し、MARCAやASは「無失点勝利を支えた陰のMVP」として高い評価を付与した。
- バレンシア側の評価: 厳しい大敗の中で、若手のダビド・オトルビに対してはMARCAやEl Desmarqueが「サイドでスピードを見せ、FCバルセロナ守備陣を唯一脅かした存在」と評価。また、幾度ものピンチを防いだGKストーレ・ディミトリエフスキにも同情交じりの評価が与えられたが、決定機を逃したアルノー・ダンジュマや崩壊したDF陣には一様に厳罰的な採点が下された。
試合後の監督・選手コメント
- FCバルセロナ
- ハンジ・フリック監督「素晴らしい試合だった。最初から最後まで試合を完全にコントロールできた。これこそ私がピッチで見たいフットボールだ。私にとっては価値ある勝点3に過ぎないが、相手の低いブロックに対しても効果的にスペースを突いて攻撃できたのは大きな収穫だ。この厳しい気温の中でゲームを支配し続けられた点も素晴らしい。ただ、5-0となった後にリスクを冒してまで攻め続ける必要があったかは疑問が残り、過密日程を考えればもう少しエネルギーを節約しながらコントロールしても良かったかもしれない」
- ペドリ「スコアだけを見れば簡単な試合に見えるかもしれないが、メスタジャで簡単な試合など決して存在しない。自信を深め、勝ち点を積み上げるための大切な勝利となった。世間では私とロドリのコンビが機能しないと言われることもあるが、彼とのプレーは非常に快適だ。滅多にボールを失わないし、守備でも大きく助けてくれる。試合を重ねるごとにさらによくなっていくはずだ。アウェイにもかかわらず、メスタジャのファンから拍手を送られたことは本当に光栄で嬉しい」
- ジェラール・マルティン「チーム内で非常に健全で高い競争力が生まれている。常に貪欲にゴールと勝利を求める姿勢の表れだ。ポジションの多才さ(ポリバレンシア)が相手にとってのサプライズになっている」
- バレンシア
- カルロス・コルベラン監督「バルセロナが最初から最後まですべてにおいて我々を上回っていた。立ち上がりの早い時間帯で失点したことで、全てが格段に難しくなった。序盤のカウンターを決めていれば展開が変わっていたかもしれないが、彼らの強さは圧倒的だった。ハイプレスをかければかわされ、引いて守ればダメージを受けるため、打つ手を見つけるのが困難だった。就任以来このような困難は何度も経験してきた。今最も必要なのはチームの団結と、責任感を持って解決策を探すことだ。負傷したムクタル・ディアカビの状態が非常に心配だ」
- アルナウ・マルティネス「非常に厳しい結果だ。思うような結果が出ず、ファンの怒りや失望も痛いほど理解できる。だがシーズンはまだ長く、このチームなら必ずこの苦境を脱せられると信じている」
見どころと対戦背景
スペインフットボールの伝統が息づく聖地メスタージャを舞台に、ラ・リーガ第4節バレンシア対FCバルセロナのビッグマッチが9月6日16時15分(現地時間)にキックオフを迎える。シーズン序盤でありながら、この一戦が持つ意味合いは両クラブにとって極めて重い。
ホームのバレンシアは、カルロス・コルベラン監督のもとで悪夢のような開幕ダッシュを強いられている。第2節のセルタ戦をスコアレスドローで終えたのを皮切りに、延期されていた第1節レアル・ベティス戦を0対1で落とし、続くデポルティーボ戦でも敗北を喫した。3試合を消化してわずか勝ち点1、未だ得点なしという深刻な得点力不足に喘いでいる。メスタージャのスタンドでは早くも不満が噴出しており、コルベラン監督への厳しいブーイングに加え、ピーター・リムら経営陣の退陣を要求する「Peter, veteya(ピーター、出て行け)」の抗議コールが響き渡るなど、不穏な空気が漂う。しかし、今季は1923年開場の歴史あるメスタージャで戦う最後のシーズン「Mestalla esEtern(メスタージャは永遠)」だ。2027年夏に予定される新スタジアム移転を前に、サポーターは伝統ある本拠地を欧州カップ戦出場権という手土産とともに送り出すことを願っている。この首位バルセロナ戦は、チームの誇りを取り戻し、スタジアムの熱狂をプラスのエネルギーに変えて逆襲へと転じる最大の好機となる。
対照的に、ハンジ・フリック監督率いるFCバルセロナは3戦全勝(勝ち点9)で単独首位を快走している。開幕のエルチェ戦を5対0、アスレティック・クラブ戦を2対0、そして前節ラージョ・バジェカーノ戦を5対2で粉砕し、圧倒的な破壊力を見せつけてきた。エースのRaphinha(ラフィーニャ)はすでに5ゴールを挙げてピチーチ(得点王)を独走。異次元の輝きを放つLamineYamal(ラamine・ヤマル)が右サイドから決定機を作り出し、今夏にマンチェスター・シティから加わった世界最高峰のゲームメーカー、ロドリが中盤のバランスを支配している。さらに、新戦力のアンソニー・ゴードン、カリム・アデイェミ、そして直近で加入が発表されたガブリエル・ジェズスまでを揃える陣容は非の打ち所がない。3連覇を目指す王者バルセロナは、難所メスタージャであっても容赦なく勝ち点3を強奪しにいく構えだ。
予想スタメンと負傷・出場停止情報
両指揮官ともに多くの負傷者を抱えており、メスタージャでの激突に向けたパズルの組み立てに苦心している。
バレンシアは、守備の要であったオランダ人DFジャスティン・デ・ハースがセルタ戦で足首を負傷して離脱中。さらに中盤の要石であるギド・ロドリゲス、そして最前線のウマル・サディクも直近で負傷し、このビッグマッチを欠場せざるを得ない。ホセ・コペテやディエゴ・ロペスといった長期離脱組も引き続き不在で、アンドレ・アルメイダはラシン・サンタンデールへと去った。それでも、右サイドのパブロ・マフェオが万全の状態で復帰する見込み。また、ジローナから電撃加入したアルナウ・マルティネスがディフェンスラインに入り、その戦術的な多様性を示すことになりそうだ。新加入のハーヴェイ・エリオットも招集リストに入るが、まずはベンチからのスタートとみられる。コルベラン監督は守備の引き締めを図るため、5バック(3バック+両ウイングバック)を選択する見込みだ。
バレンシア予想スタメン(5-3-2):
- GK:ストーレ・ディミトリエフスキ
- DF:ホセ・ルイス・ガヤ、セサール・タレガ、ムクタル・ディアカビ、アルナウ・マルティネス、パブロ・マフェオ
- MF:ペペル、フィリップ・ウグリニッチ、ハビ・ゲラ
- FW:佐藤恵允(リョウノスケ・サトウ)、ウーゴ・ドゥロ
FCバルセロナ側も、主力に複数の欠場者を抱えている。フレンキー・デ・ヨングは膝の保存治療を継続中で復帰時期は未定。ルーニー・バルドグジは前十字靭帯断裂により今季前半戦を絶望視されている。エルチェ戦で膝を痛めたガビは、無理をさせずに引き続き温存される可能性が高い。ヘクトル・フォートはレアル・ソシエダへ完全移籍し、ドミニク・リヴァコヴィッチは登録問題(フェアプレー制限)から未だ公式戦に帯同できない。また、若手DFアルバロ・コルテスはロイヤル・アントワープへと移籍した。しかし、バルセロナのタレントの層は分厚い。ロドリがアンカーとしてチームの重心をコントロールし、前節で大車輪の活躍を見せたダニ・オルモがペドリと共にインサイドハーフで想像力豊かなパスを供給する。前線は、驚異的な運動量を見せるラフィーニャ、ラamine・ヤマルに、スピードスターのカリム・アデイェミが並ぶ流動的な3トップが予想される。
FCバルセロナ予想スタメン(4-3-3):
- GK:ジョアン・ガルシア
- DF:ジョアン・カンセロ、アンドレアス・クリステンセン、パウ・クバルシ、ジュール・クンデ
- MF:ロドリ、ペドリ、ダニ・オルモ
- FW:ラフィーニャ、ラamine・ヤマル、カリム・アデイェミ
監督会見・注目選手コメント
この一戦を前に、両チームに加わった新戦力や、ピッチで責任を背負う選手たちの熱い言葉が各メディアで報じられている。
バレンシアの最新補強であるハーヴェイ・エリオットは、メスタージャに到着した際、ファンに向けて熱い決意を口にした。「このような歴史ある素晴らしいクラブに加わるチャンスをもらえて、本当に感謝している。バレンシアのユニフォームを着て、自分の持てる力をすべて発揮する。そして、この偉大なクラブを再び欧州カップ戦の舞台に連れていくのが私の大きな希望だ」
また、新加入のアルナウ・マルティネスも、バルセロナ戦を見据えて強気な姿勢を崩さない。「バレンシアのクオリティは現在の順位に甘んじるものではない。前節までの敗北は、細かなディテールで勝利を逃したに過ぎない。バルサという極めて手強い相手と対峙することは分かっているが、メスタージャのサポーターの前で、僕たちがどれほどの力を持っているかを証明したい。中央でもサイドでも、監督が求める役割を完璧に遂行する準備はできている」
バレンシアのキャプテンであるペペルも、チームに漂う危機感を払拭するように結束を呼びかけた。「批判があるのは、ここが要求の高い特別なスタジアムだからだ。僕たち選手自身がもう一歩踏み出し、ピッチの上で目を覚まさなければならない。次の試合、そしてその先のバルサ戦。自分たちがチーム一丸となって一歩を踏み出せば、必ず結果はついてくる。ピッチで死力を尽くし、サポーターに勝利を届けたい」
対するFCバルセロナの新加入FWガブリエル・ジェズスは、早くもフリック監督のフットボールへの適応に意欲を燃やす。「バルサでプレーすることは私の長年の夢だった。周囲が私の獲得を “プランB”だと騒ぐことなど、全く気にしていない。この偉大なチームで、ラフィーニャやラamineのような偉大な選手たちと共にプレーできるのは光栄だ。フリック監督のスタイルは非常にダイナミックで気に入っている。チームを勝利に導くために全力を尽くす」
そして、バルセロナを率いるハンジ・フリック監督は、3連勝という最高のスタートを切りながらも、アウェイでのバレンシア戦に向けて極めて冷静な警鐘を鳴らしている。「3試合で全勝できたことは素晴らしいが、我々には改善すべき課題がまだ残されている。3対1とリードしている状況でも、特にアウェイの難しいスタジアムでは、試合を完全にコントロールしなければならない。一部の選手は常に攻撃へ行きたがるが、時にはボールを保持して試合を落ち着かせ、回復する時間を作ることが我々のスタイルには不可欠だ。ロドリはまさにそのコントロールをもたらすためにここにいる。メスタージャは非常に熱狂的で、バレンシアは極めて速く、アグレッシブな選手を擁している。彼らに走らされるのではなく、我々がボールを走らせなければならない。一瞬の油断も許されないタフな戦いになるだろう」
バレンシア 対 FCバルセロナ の背景データ
順位
順位表全体を見る両クラブの前後日程を見る
バレンシア
この試合の前
- 8月31日(月) @ デポルティーボ・ラ・コルーニャ 3-1(敗)
- 8月26日(水) vs レアル・ベティス 0-1(敗)
- 8月23日(日) vs セルタ 0-0(分)
この試合の後
- 9月12日(土) @ セビージャFC 1-0(敗)
- 9月16日(水) @ デポルティーボ・アラベス 0-1(勝)
FCバルセロナ
この試合の前
- 9月1日(火) vs ラージョ・バジェカーノ 5-2(勝)
- 8月28日(金) vs アスレティック・ビルバオ 2-0(勝)
- 8月24日(月) @ エルチェCF 0-5(勝)
この試合の後
- 9月10日(木) vs フェイエノールト 5-1(勝)
- 9月13日(日) @ レバンテ 2-4(勝)