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2026-09-22 今日のラ・リーガ 3大トピック

2026-09-22(JST)・ 朝版 ・ 公開 2026.09.22 08:40

本日の主な動きは、「アトレティコがレアル・マドリードを撃破、判定を巡り激しい論争に」、「バルセロナのラフィーニャが絶好調、得点王争いをリードしバロンドール論争も浮上」、「レアル・ソシエダのカルロス・ソレル、古巣バレンシア相手にPK弾を決め複雑な心境を吐露」、「【今日の1人】クチョ:先制弾の快挙と、物議を醸した「レッド回避」の判定」です。

トピック 1

アトレティコがレアル・マドリードを撃破、判定を巡り激しい論争に

4 媒体が報道

何が起きたか

メトロポリターノで行われたマドリード・ダービーで、アトレティコ・マドリードがレアル・マドリードを2-1で下しました。この結果により、バルセロナはレアル・マドリードに対する勝ち点差を6に広げました。

試合は判定を巡る論争が中心となりました。前半には、レアル・マドリード側がクティ・ロメロとカン・イン・リーの2名にレッドカードを要求する場面がありました。後半に入ると、レアル・マドリードのディーン・ハイセンジュリアーノを掴んだプレーでペナルティキックとなり、ディーン・ハイセンは退場処分を受けました。

レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は、2枚の写真を用意して記者会見に臨み、アトレティコ側の2選手が退場すべきだったと主張しました。一方、キリアン・エムバペは「(この敗戦は)一歩後退だ」と認めつつも、「チームはすべてを出し切った」と語りました。

これまでの経緯

レアル・マドリードでは、ヴィニシウス・ジュニオールとキリアン・エムバペの共存が課題となっており、今回のダービーでも両者が同じスペースに集中する傾向が見られました。この問題は、カルロ・アンチェロッティ、シャビ、アルベロア、そして現在のジョゼ・モウリーニョまで4人の監督の下で続いています。

各紙の報じ方

判定への不満を報じる論調が目立ちます。El Desmarqueは審判の退場後の様子やVARの音声に焦点を当て、Mundo DeportivoはCTA(審判委員会)が一部の判定を誤りと認めた点に触れています。一方、MARCAは戦術的な問題であるヴィニシウス・ジュニオールとキリアン・エムバペの重複を強調しています。

媒体別まとめ

El Desmarque

審判のオルティス・アリアスが退場時に笑顔だったことがレアル・マドリード支持者の怒りを買ったことや、VARの音声内容を報じています。また、フロレンティーノ・ペレス会長がエンリケ・リケルメの招待に激怒したという舞台裏を伝えています。

SPORT

レアル・マドリードの敗戦でバルセロナが勝ち点差を広げたことや、ラミン・ヤマルがこの結果に喜んでいたことを伝えています。

Mundo Deportivo

CTAが、カン・イン・リーへのレッドカードを出すべきだった点や、ディーン・ハイセンへの直接レッドカードを出すべきだった点など、審判のミスを認めたことを報じています。

MARCA

ヴィニシウス・ジュニオールとキリアン・エムバペのヒートマップを提示し、両者が同じエリアに集中して互いの足を引っ張り合っている戦術的課題を指摘しています。

編集部の見方

判定への不満が噴出していますが、注目すべきはレアル・マドリードの攻撃陣の機能不全です。キリアン・エムバペとヴィニシウス・ジュニオールという世界的なスターを擁しながら、ポジションの重複という根本的な課題が解決されていないことが浮き彫りになりました。

また、審判委員会(CTA)が一部の判定ミスを認めたことは異例であり、今後のリーグにおける判定基準やVARの運用に影響を与える可能性があります。勝ち点差が開いたことで、レアル・マドリードは精神的・戦術的な立て直しを急がなければならない状況です。

トピック 2

バルセロナのラフィーニャが絶好調、得点王争いをリードしバロンドール論争も浮上

5 媒体が報道

何が起きたか

FCバルセロナのラフィーニャが驚異的な得点力を発揮し、リーグの得点王(ピチチ)争いでリードしています。彼は直近のラシン・サンタンデール戦とセビージャ戦で2試合連続ハットトリックを達成しました。

ラフィーニャはリーグ戦で12ゴールを記録しており 、2位以下に5点差をつけて首位に立っています。また、チャンピオンズリーグのフェイエノールト戦でも2ゴールを挙げました。これにより、欧州各リーグの得点王を競うゴールデンブーツ争いでも、レトニアリーグのエデ・オコロに次ぐ2位に位置しています。

ラフィーニャはバロンドールの候補に選ばれなかったことについて、不当であると公に認めましたが 、一方でラミン・ヤマルについて「間違いなく、彼がバロンドールを勝ち取るべきだ」と支持しています。

これまでの経緯

ラフィーニャはリーズから移籍金5800万ユーロに変動オプションを加えた金額で加入し、当初は右ウィングとしてプレーしていました。その後、シャビの下で左サイドに配置され、空間への攻撃や得点への意識が高まりました。ハンジ・フリック監督の下ではさらに自由度が上がり、現在は「9番」としての役割で最高のパフォーマンスを発揮しています。

契約面では2028年6月までとなっており、来夏に契約終了まで1年となるタイミングを前に、クラブ側とラフィーニャ双方が継続を望んでおり、更新に向けた初期段階の接触が始まっています。

各紙の報じ方

MARCAは得点王争いの数値やフリック監督の評価に注目し 、Mundo Deportivoはレサッハ氏による「今バロンドールを出すならラフィーニャだ」という称賛や、ラミネへの支持発言を報じています。一方、Estadio Deportivoは彼がバロンドールの候補から漏れたことが賞の信頼性を損なっていると批判的な論調で伝えています。

媒体別まとめ

MARCA

ラフィーニャが2試合連続ハットトリックで得点王争いの首位を独走していること、および代表招集による17人の選手離脱へのフリック監督の懸念を報じている

Mundo Deportivo

レサッハ氏がラフィーニャをバロンドールにふさわしいと評したことや、ラフィーニャ自身がラミン・ヤマルの受賞を強く推していることを報じている

Estadio Deportivo

ラフィーニャがバロンドールの30人候補から外れたことは不当であり、賞の信頼性を落としていると報じている

SPORT

ラフィーニャが右ウィングからセンターフォワードへと転向し、世界最高レベルの点取り屋へと進化した過程を分析している

AS

フリック監督の下で「9番」として覚醒したラフィーニャが、クラブとの契約更新に向けて前向きな状況にあることを報じている

編集部の見方

かつてはポジションの固定に苦しんでいたラフィーニャが、フリック体制で完全に覚醒した形です。単なる得点力だけでなく、守備面でも貢献している点に、現代的なセンターフォワードとしての完成度の高さが伺えます。

注目は、彼がバロンドールの候補から漏れたことへの周囲の反応です。現在の圧倒的なスタッツを考えれば、次回の選考では中心的な存在になることは間違いありません。また、若き才能であるラミン・ヤマルを称賛する姿勢からも、チーム内の良好な関係性が読み取れます。

今後は、サウジアラビアからの関心を退け、バルセロナとの契約更新を早期にまとめられるかが鍵となるでしょう。

トピック 3

レアル・ソシエダのカルロス・ソレル、古巣バレンシア相手にPK弾を決め複雑な心境を吐露

5 媒体が報道

何が起きたか

レアル・ソシエダのカルロス・ソレルが、古巣バレンシアとのアウェー戦でPKゴールを決め、チームの3-2での勝利に貢献しました。カルロス・ソレルは得点後に喜びを表現せず、スタンドのファンに謝罪しました。

試合は後半、バレンシアが同点に追いついた後、74分にハビ・ゲラがPKを誘発しました。レアル・ソシエダでは通常キッカーを務めるミケル・オヤルサバルが61分にピッチを離れていたため 、カルロス・ソレルが責任を引き受けてキックを担当し、ストレ・ディミトリエフスキを破って1-2と勝ち越しゴールを決めました。最終的にレアル・ソシエダが3-2で勝利しました。

試合後、カルロス・ソレルは「(ミケル・オヤルサバルが)ピッチにいなかったので、その責任を負わなければならなかった」と説明し、「私にとって簡単ではなかった」と心境を明かしました。また、バレンシアに対し「サッカーに精通した人々が周囲にいれば、うまくいくと思う」とエールを送りました。

これまでの経緯

カルロス・ソレルはバレンシアの育成組織出身で、同クラブでエリートレベルでのプレー機会を得ました。しかし、2022年夏にPSGへ移籍し、バレンシアを離れていました。今回のメスタージャでの試合は、移籍後4年ぶりとなる古巣への帰還となりました。

各紙の報じ方

主要各紙の報道内容はおおむね一致していますが、El Desmarqueは、得点後に謝罪したものの、SNSなどでファンがそれを許さなかったという反応を強調しています。一方、Superdeporteは、育成組織出身者が古巣にゴールを決めるというバレンシアの不運な傾向に触れ、カルロス・ソレルをそのリストに加えて報じています。

媒体別まとめ

El Desmarque

カルロス・ソレルがPKを担当した理由を説明したことや、得点後の謝罪さえも受け入れなかったバレンシアファンの反応を伝えている。

AS

カルロス・ソレルが古巣への敬意からゴールを祝わなかったことや、2022年のPSG移籍を許さない一部ファンから侮辱を受けたことを報じている。

Estadio Deportivo

ミケル・オヤルサバルが61分に退いたためカルロス・ソレルが責任を負ったことや、バレンシアへの助言について報じている。

Superdeporte

カルロス・ソレルが育成組織出身者として古巣にゴールを決めたという特異な記録に触れ、試合中のファンの反応の変化を報じている

MARCA

カルロス・ソレルが試合後、レアル・ソシエダがもっと早く試合を締めくくるべきだったと分析し、古巣の幸運を願ったことを伝えている。

編集部の見方

育成組織出身者が古巣の地で、しかも試合の趨勢を決めるPKという形でゴールを決めるのは、選手にとって最も残酷なシナリオの一つと言えます。カルロス・ソレルがゴール後に喜びを捨て、謝罪に徹した点に、彼にとってのバレンシアというクラブの大きさが表れています。

一方で、移籍の経緯から一部のファンが激しい拒絶反応を示したことは、スペインサッカーにおける「忠誠心」への厳しい視線を物語っています。今後のカルロス・ソレルにとって、この試合は精神的なハードルを乗り越えた経験になるはずです。

今日の1人

【今日の1人】クチョ:先制弾の快挙と、物議を醸した「レッド回避」の判定

5 媒体が報道

何が起きたか

ベティスに所属するクチョ・エルナンデスは、デポルティーボ・ラ・コルーニャ戦で先制ゴールを記録しました。しかし、試合は後半アディショナルタイムに相手のビジャレスに同点ゴールを許し、1-1のドローに終わっています。

試合後、クチョが相手のシモ・ナバーロの頭部にスパイクの底(プランチャ)で接触したプレーが大きな議論を呼びました。VARの音声記録では、ビデオ判定室から「重大な反則(juego brusco grave)」としてレビューを推奨されましたが、主審のソト・グラード氏は「クチョはボールに触れており、相手がそこに頭を入れた」と判断し、退場ではなくファウルのみの判定に留めました。

この判定に対し、メディアや専門家からは厳しい声が上がっています。スポーツ番組『El Chiringuito』のホセップ・ペドレル氏は「スキャンダルではないか」と驚きを示し、一部の論者は「意図的でなかったとしても、あの高さで足を上げればレッドカードに相当する」と指摘しています。

これまでの経緯

現在のベティスにおいて、クチョはトロイ・パロットと共に貴重な正真正銘のセンターフォワードとして起用されています。直近のリーグ戦およびチャンピオンズリーグを含め、2ゴール1アシストを記録しており、チームの好調なスタートに寄与しています。

特に直近の2試合(ビジャレアル戦、デポルティーボ戦)では先発出場し、得点を挙げるなど、マヌエル・ペレグリーニ監督にとって信頼できる攻撃の柱となりつつあります。

媒体別まとめ

編集部の見方

得点力というポジティブな面と、判定を巡る物議というネガティブな面の両方で注目を集めた1日となりました。特にVARの音声が公開されたことで、主審の主観的な判断が浮き彫りとなり、スペイン国内では激しい議論が巻き起こっています。

代表ウィークを挟んでリーグ戦が再開されますが、この判定への不満が今後の対戦相手や審判にどのような影響を与えるか、そして攻撃陣としての勢いを維持できるかが今後の注目ポイントとなるでしょう。