2026-09-07 今日のラ・リーガ 3大トピック
2026-09-07(JST)・ 夜版 ・ 公開 2026.09.19 09:41
バルサがバレンシアに大勝し首位を独走する一方、ベティスはマドリードを撃破しCL出場権を掴み取りました。ソシエダも劇的な勝利を収めるなど各チームが激動の展開を迎えています。また、物議を醸す発言や審判への不満、移籍の噂など、モウリーニョ監督を巡る騒動が注目を集めています。
トピック 1
ベティスがマドリードを撃破しCLへ!モウリーニョ率いるハビ・レアルはインテル戦へ
何が起きたか
レアル・ベティスがレアル・マドリードに勝利し、大きな自信を得た。この結果を受けてベティスは、21年ぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場という夢の舞台へ向けて、フランスのリール戦に臨む。
レアル・マドリードにとっては、ジョゼ・モウリーニョ監督体制となってからの公式戦初敗戦となった。試合後、ヴィニシウス・ジュニオールは審判員と激しく言い合い、警告を受けた。また、マドリードのキリアン・ムバッペが放ったPKは、ベティスのマルク・バルトラがエリア内に侵入していたという疑惑が残り、物議を醸している。
ベティスのホセ・ミゲル・ロペス・カタラン副会長は、CLについて「目標はできる限り高く登ること」と意欲を示し、マドリード戦の勝利が「CLに向けて多くの士気(モラル)を与えてくれた」と語った。
これまでの経緯
レアル・マドリードではジョゼ・モウリーニョ監督が指揮を執っているが、今回のベティス戦での敗戦により、バルセロナに首位の座を奪われる形となった。また、ベティスにとっては2005/06シーズン以来、実に21年ぶりのCL出場となる。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致しているが、MARCAはバルダノによる「幸せなマドリードを中断させた不運な敗戦」という分析を掲載し、CCMAはモウリーニョ監督が再び審判を攻撃する姿勢を見せている点に注目している。
媒体別まとめ
MARCA
モウリーニョ体制での初敗戦を報じ、バルダノ氏がチームの成長を遮る不運な結果だったと分析した。また、ベティスのCLリール戦に向けた意気込みを伝えている。
Mundo Deportivo
ベティスの副会長がマドリード戦の勝利でCLへの士気が高まったと語ったことを報じた。また、ムバッペがCLでインテルと対戦し、悲願のタイトル獲得を目指す点に触れている。
AS
ヴィニシウス・ジュニオールがベティス戦後に審判と激しく言い合い警告を受けた理由を報じた。また、モウリーニョ監督とムバッペがインテル戦前の記者会見に臨むことを伝えている。
El Desmarque
ベティスがリール戦に向けてフランスへ出発したことを報じた。あわせて、マドリード戦でのムバッペのPKにおけるバルトラ選手のエリア侵入疑惑について、元審判員らが議論したことを伝えている。
Estadio Deportivo
モウリーニョ監督率いるマドリードの今季初敗戦を報じ、それがバルセロナに首位を許す結果となったことを伝えた。また、ベティスの移籍市場での予算を使い切った点についても言及している。
CCMA
モウリーニョ監督が再び審判を攻撃する役割に戻ったとし、その影響がムバッペにも波及していると報じた。
編集部の見方
モウリーニョ監督という名将が再びレアル・マドリードのベンチに戻ってきたものの、いきなりベティスに敗れるという波乱の展開となりました。特にムバッペのPK巡る判定の議論は、今シーズンの審判への不信感を加速させる可能性があります。
注目は、この敗戦直後に待ち構えているCLインテル戦です。モウリーニョ監督にとって、かつて率いたインテルとの対戦は非常に象徴的な一戦となります。国内リーグでの躓きをどう修正し、欧州の舞台でプライドを取り戻すのかが見どころです。
一方のベティスは、宿敵マドリードを破った最高の形でCLに復帰します。21年ぶりの舞台で、この勢いを維持してどこまで勝ち進めるか、日本のファンにとっても非常に興味深い展開となるでしょう。
トピック 2
バルサがバレンシアに5-0で圧勝し首位独走、ロドリの「酷すぎる」発言が波紋
何が起きたか
ハンジ・フリック率いるFCバルセロナが、メスタージャでのバレンシア戦に5-0で大勝し、ラ・リーガの単独首位に立ちました。バルサは開幕4試合で17得点を挙げ、クラブ史上最高のリーグスタートを切っています。
試合は開始5分にラミン・ヤマルが先制点を挙げ、彼が2ゴールを記録してチームの大量得点を牽引しました。また、ラフィーニャ、フェルミン・ロペス、ラミン・ヤマルの3名で計14得点を積み上げており、純粋なセンターフォワードを置かない攻撃的な布陣が機能しています。一方のバレンシアは、ここ2年連続でメスタージャでのバルサ戦で10失点を喫する結果となりました。
試合後、バルサのロドリは交代時に「彼らはとても弱い……ひどすぎる(Son muy flojos... malísimos)」とバレンシアのレベルについて語る様子がカメラに捉えられました。対してバレンシアのカルロス・コルベラン監督は、バルサが「最初から最後まで上回っていた」と認めつつも、辞任する考えはないと述べています。
これまでの経緯
バレンシアは現在、スポーツ面での不振だけでなく、ロン・ゴーレイによる移籍市場での不十分な補強や、メリトン・ホールディングスによるクラブ運営の不備といった深刻な内部問題を抱えています。結果として、開幕4試合で勝ち点1にとどまり、最下位に転落しています。
バルサ側では、今夏に加入したロドリが初先発を務め、中盤のリーダーとしての存在感を示しました。また、エリック・ガルシアが試合中にロドリと衝突し顔面に打撃を受け出血しましたが、現在はイーロン・マスクを着用してトレーニングに復帰しています。
各紙の報じ方
主要各紙ともにバルサの圧倒的な攻撃力とバレンシアの惨状を報じていますが、特にロドリの私的な会話が漏れた点に注目が集まっています。MARCAやAS、El Desmarqueなどは、この発言がバレンシア側で波紋を呼ぶ可能性を強調して伝えています。
媒体別まとめ
Mundo Deportivo
バルサが史上3番目に得点力の高いスタートを切ったことを強調。ラミン・ヤマルの活躍や、エリック・ガルシアがイーロン・マスクを着用して復帰したことを報じている。
SPORT
フリック監督がペップ・グアルディオラやルイス・エンリケの記録を塗り替える最高のスタートを切ったと分析。バレンシアのコルベラン監督が抱える運営上の問題にも触れている。
MARCA
ロドリがバレンシアを「ひどすぎる」と評した会話を詳細に報じるとともに、フェルミン・ロペスを「最低でも1億5000万ユーロの価値がある選手」と高く評価している。
AS
バレンシアが2年連続でバルサに10失点した数字を挙げ、チームが沈んでいると指摘。ロドリの失言がバレンシアで問題視されるであろうと伝えている。
Superdeporte
メリトンの管理下でバレンシアが名門から没落した現状を批判。コルベラン監督が解任の危機(崖っぷち)にあることを報じている。
tribunadeportivavalencia.com
オーナーのキアト・リムが観戦する中で惨敗したことを「屈辱」と表現。コルベラン監督が敗戦を認めつつも辞任を否定したことを伝えている。
El Desmarque
フリック監督がロドリをチームのリーダーと認めたことを報じるとともに、バレンシアのムクタル・ディアバイが内転筋を負傷したことを伝えている。
Estadio Deportivo
ロドリが先発出場し、交代時にバレンシアを酷評した場面を報じている。また、ペドリがロドリとの連携に自信を見せたことを伝えている。
編集部の見方
センターフォワードを置かずに史上最高のスタートを切ったフリック体制のバルサは、完全に別次元の強さを見せています。特にラミン・ヤマルら若手の爆発力と、新加入ロドリという精神的支柱の融合は、今季の優勝候補筆頭としての説得力を強めています。
一方で、バレンシアの状況は絶望的です。ピッチ上の敗戦以上に、ロドリに「ひどすぎる」と言わしめるほどの競争力低下と、運営陣への不信感が限界に達しています。次戦のセビージャ戦で結果を出せなければ、コルベラン監督の進退問題に発展する可能性が高く、クラブの崩壊が加速しかねない危うい状況にあります。
トピック 3
レアル・ソシエダが激闘の末にエルチェに勝利、ルカ・スチチが劇的弾
何が起きたか
レアル・ソシエダがアウェイのマルティネス・バレーロでエルチェCFと対戦し、3-2で勝利した。ペレグリーノ・マタラッツォ率いるソシエダは、数的不利に陥り同点に追いつかれる苦境を乗り越え、勝ち点3を手にしている。
試合は前半にオチエンとヤンゲル・エレーラが得点し、ソシエダが2-0とリードを奪う。しかし後半64分、ジョン・マルティンがハンドによるレッドカードで退場となり、試合の流れが変わった。その後、エルチェのトマス・ルマールとフェル・ニーニョがゴールを決め2-2の同点となるが、後半90分にルカ・スチチが決勝ゴールを決め、3-2で試合を締めくくった。
ペレグリーノ・マタラッツォ監督は、レッドカードや失点があった中で勝利したことについて、「このように勝つことは、次に同じことが起きた時にどう勝つべきか分かるため、非常に意味がある」と語った。また、得点したオチエンについて「速いだけでなく、自分の美点と我々が必要としていることを理解している」と称賛した。
これまでの経緯
レアル・ソシエダは4月以来のアウェイ勝利を目指してこの試合に臨んでいた。マタラッツォ監督は、前節のセルタ戦からスタメンを6人変更し、全ラインにわたる大幅な刷新を行った。特に新加入のママドゥ・サールが先発デビューを果たしたことが注目されていた。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致しているが、一部の媒体ではVARの判定に注目が集まった。具体的には、ルカ・スチチの3点目のゴールが一度は認められたものの、VARによってジョン・マルティンの退場判定へと変更された経緯が詳細に報じられている。
媒体別まとめ
MARCA
ルカ・スチチの90分決勝弾による勝利を報じるとともに、試合の流れを変えたジョン・マルティンの不可解なレッドカードについて言及している。
Mundo Deportivo
ママドゥ・サールとエクトル・フォルトのデビュー戦としての側面や、オチエンの活躍を強調。また、退場劇を「今節の物議を醸したプレー」として取り上げている。
Noticias de Gipuzkoa
オチエンの得点に込められた物語や、チームが前進したことを強調。試合後には読者向けにベストプレイヤーを決めるアンケートを実施した。
El Desmarque
VARの介入によって、ソシエダの0-3というリードが消え、退場と同点に繋がったという試合の転換点を詳細に分析している。
Estadio Deportivo
試合のスケジュールや予想ラインナップに加え、ルカ・スチチの得点がマタラッツォ監督に喜びをもたらしたことを報じている。
編集部の見方
数的不利という絶望的な状況から勝ち点3をもぎ取ったことは、チームの精神的な強さを示す結果となった。特に新加入選手や若手の積極的な起用が功を奏しており、マタラッツォ監督の采配が浸透しつつあると感じられる。
今後は、ジョン・マルティンの退場による欠場への影響をどうカバーするかが課題となる。一方で、劇的な勝利で勢いに乗ったチームが、アウェイでの勝ち星を積み重ねられるか注目したい。
今日の1人
審判への不満と奇妙な贈り物、そして移籍の噂に揺れるジョゼ・モウリーニョ
何が起きたか
ベティス対レアル・マドリード戦後、ジョゼ・モウリーニョは審判の判定について「少し奇妙だ」と述べ、物議を醸しました。この姿勢についてCCMAは「なぜなぜジョゼ・モウリーニョが戻ってきた」と表現し、不満を漏らす様子がキリアン・エムバペにも伝播していると報じています。
一方で、イタリア人記者から「スプリンクラー」という奇妙なプレゼントを贈られたエピソードがMARCAやSPORTで報じられました。この贈り物には、父親が経験しうる最悪の痛みに直面していたという過酷な背景があることが明かされています。また、移籍市場に関しては、ヤン・ディオマンデへの評価が「1億4000万ユーロの緊急補強」から「レアル・マドリードまでわずか83分」へと変化したことや、かつての教え子がレアル・マドリードへの関心を示していることが伝えられました。
本日の報道は、審判への攻撃的な姿勢という「いつものジョゼ・モウリーニョ」な側面と、個人的な悲劇を伴う贈り物、そしてレアル・マドリードを巡る移籍の噂という、感情的・戦略的な話題が混在した扱いとなっています。
これまでの経緯
レアル・マドリードとの関係性が深く、常にその動向が注目される立場にあります。審判への不満をあらわにするなど、物議を醸す振る舞いが目立っていますが、同時に移籍市場におけるターゲットや、かつての教え子との関係など、戦略的な視点からも依然として中心人物として扱われています。
編集部の見方
審判への不満を口にする攻撃的な面と、記者から贈られたスプリンクラーに隠された悲しい物語という、極端な二面性が浮き彫りになった一日でした。日本のファンにとっても、彼の戦術的な面だけでなく、人間的なドラマが注目されるポイントになるでしょう。
今後は、レアル・マドリードとの関わりや、言及のあった選手たちの移籍が具体化するかどうかが焦点となります。また、彼が再び物議を醸す発言を繰り返すことで、チームや周囲にどのような影響を与えるのかについても注視が必要です。