2026-08-30 今日のラ・リーガ 3大トピック
2026-08-30(JST)・ 夜版 ・ 公開 2026.09.19 09:41
レアル・マドリードがモウリーニョ体制で快調なスタートを切ったほか、デポルティーボやマジョルカも快勝を収めています。また、バルサ女子が完勝し、オーバメヤンが好調を維持するなど各チームが躍動しています。一方で、バルサによるガブリエウ・ジェズス獲得の電撃移籍の噂が波紋を広げています。
トピック 1
レアル・マドリードがマラガを4-0で撃破、モウリーニョ体制で快調スタート
何が起きたか
レアル・マドリードがサンティアゴ・ベルナベウで行われたラ・リーガ第3節で、昇格組のマラガCFを4-0で完封した。これにより、マドリードは8月中の全試合勝利という完璧なスタートを切った。
試合は前半に決定的な展開となり、わずか10分ほどの間に3ゴールを奪う猛攻で勝負を決定づけた。マドリードは試合序盤から主導権を握り、後半は余裕を持って試合をコントロールした。一方のマラガは、歴史的なジンクスを打破し、強豪に立ち向かおうとしたが、力及ばず大敗を喫した。
試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督は、高い要求を出し続けたジュード・ベリンガムらの姿勢を称賛した。対してマラガのエイナール・ガリレアは、「自分たちのパーソナリティとDNAが欠けていた」と悔しさを滲ませた。
これまでの経緯
今回の対戦は、ジョゼ・モウリーニョ監督にとって過去の因縁が蘇る一戦となった。2011年3月、モウリーニョ監督は「(ハビ・レアルを)解任されてもマラガのようなチームでは監督をしない、ビッグクラブへ行く」という趣旨の発言をしており、過去にマラガ側を軽視した物議を醸した経緯がある。
また、レアル・マドリードは今シーズン、モウリーニョ監督の復帰とともにチームの立て直しを図っており、開幕から2連勝と好調を維持していた。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致しているが、MARCAやSPORTはモウリーニョ監督とマラガの過去の対立関係や、過去の物議を醸した発言に焦点を当てて報じている。
媒体別まとめ
Mundo Deportivo
レアル・マドリードが昇格組のマラガを相手に勝利し、3連勝を達成したことを報じた。また、モウリーニョ監督がククレジャを先発に起用した点に触れている。
MARCA
試合結果とともに、モウリーニョ監督が過去にマラガを軽視する発言をしたことなど、両者の「ピリピリした関係」を振り返った。
SPORT
レアル・マドリードが8月を全勝で締めくくったことを伝え、モウリーニョ監督の復帰によるチームの方向転換について報じた。
AS
モウリーニョ監督がジュード・ベリンガムの姿勢を高く評価したことや、負傷中のチュアメニを急がせず100%の状態まで待つ方針であることを伝えた。
編集部の見方
モウリーニョ監督の復帰後、レアル・マドリードが非常にスムーズな滑り出しを見せている点は注目に値します。特に攻撃陣の機能性と、監督が求める規律が短期間で浸透していることが、マラガ戦のスコアに現れています。
今後の注目点は、負傷しているチュアメニの復帰タイミングと、過密日程の中でモウリーニョ監督がどのようなローテーションを組み、バルセロナとの勝ち点差を広げていけるかにあるでしょう。
トピック 2
デポルティーボがバレンシアを3-1で撃破、エメリク・オーバメヤンが快調快調の3試合3得点
何が起きたか
ラ・リーガEAスポーツ第3節で、1部復帰を果たしたデポルティーボ・ラ・コルーニャがバレンシアを3-1で破り、今シーズン初勝利を挙げました。
試合はデポルティーボが主導権を握り、特に開始早々の12分にはスタジアムが熱狂に包まれる中で得点を奪いました。バレンシアはセサル・タルレガとムクタル・ディアカビによる2つのオウンゴールに泣かされ、さらにエメリク・オーバメヤンにも得点を許し、大敗を喫しました。試合終盤には、デポルティーボのアドリア・アルティミラが審判への嘲笑的な拍手などの行為により2枚のイエローカードを受けて退場となっています。
デポルティーボのアントニオ・イダルゴ監督は「(1点目の)瞬間、誰もが歌い出し、ゴールが決まった。私たちが共にいればどれほど強力かを示している」と喜びを語りました。一方、バレンシアのカルロス・コルベラン監督は「前半は恥ずべき内容だった。謝罪することしかできない」と激しく落胆し、GKストレ・ディミトリエフスキも「(チームに)もっと根性が必要だ。クラブのレベルに達していない」と厳しい言葉を向けました。
これまでの経緯
デポルティーボは8年と52日ぶりに1部リーグへと復帰し、本戦での初勝利を待ち望んでいました。その鍵を握るのが、37歳にして加入したエメリク・オーバメヤンです。彼は元所属クラブでもあるバレンシアを相手に、自身の得点感覚を改めて証明することとなりました。
一方のバレンシアは、今シーズン初戦から勝ち星がなく、不安定な状況が続いています。また、移籍市場ではリバプールのハーヴェイ・エリオットをレンタルで獲得しようと打診していることが報じられています。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容は概ね一致していますが、デポルティーボの快挙とエメリク・オーバメヤンの活躍を称賛する論調が目立ちます。一方でバレンシアに対しては、戦術的なミスや精神的な欠如を厳しく指摘する内容が中心となっています。
媒体別まとめ
MARCA
エメリク・オーバメヤンが3試合で3得点と絶好調であることを強調し、バレンシアにとっての「悪夢」となったと報じている。また、ストレ・ディミトリエフスキの「根性不足」という発言を大きく取り上げている。
El Desmarque
バレンシアの守備崩壊とオウンゴールによる失点を指摘し、コルベラン監督が恥じ入るほどの内容だったと伝えている。また、ハーヴェイ・エリオットの獲得交渉についても触れている。
SPORT
デポルティーボの初勝利と、スタジアムの熱狂的な雰囲気を詳細に描写している。また、新加入のアダマ・トラオレの驚異的な身体能力についても言及している。
Superdeporte
バレンシアの惨状を「リゾールでの屈辱」と表現し、オーナーのピーター・リムらフロント陣への批判的な視点を含めて報じている。
Mundo Deportivo
37歳のエメリク・オーバメヤンの活躍を「スキャンダラス(驚異的)」と称賛し、バレンシアの混乱の中でデポルティーボが効率的に得点を重ねたことを伝えている。
AS
アントニオ・イダルゴ監督の喜びの声と、バレンシアのコルベラン監督が「恥ずべき内容」と断じた点に焦点を当てている。
編集部の見方
かつての強豪デポルティーボが、1部復帰直後にバレンシアというビッグクラブを圧倒したことは、今シーズンのラ・リーガにおける大きな波乱の予感させます。特にエメリク・オーバメヤンが37歳にしてなお、リーグ屈指のストライカーとしての威厳を保っている点は、日本のファンにとっても非常に興味深いポイントでしょう。
対照的に、バレンシアは深刻な状況にあります。監督や選手自身が「恥ずべき」「根性不足」とまで言い切る精神的な崩壊が見られ、単なる不調ではなくチームの根幹に問題があるように感じられます。次戦のバルセロナ戦を前に、この危機的な状況をどう立て直すのか、あるいはさらなる転落を辿るのか、注目が集まります。
トピック 3
マジョルカがセウタに3-0で快勝、バルサ女子はテネリフェを5-0で撃破
何が起きたか
【何が起きたか】 レアル・マジョルカがセウタを相手に3-0で勝利し、快調なスタートを切った。また、女子サッカーのFCバルセロナはコスタ・アデヘ・テネリフェに5-0で大勝し、リーグ戦の開幕戦を飾った。
マジョルカの試合では、アレックス・サラ、アドリアン・フエンテス、アダム・ブクサの3名がそれぞれ得点を挙げ、主導権を握る展開となった。一方のバルサ女子は、前半にグラハムとピナが、後半にパホール、ヴァン・アステン、レアンドロ・パレデスがゴールを決め、5得点を奪った。
マジョルカのルイス・ガルシア監督は、勝利に満足しつつも「結果に盲目にならない」とし、「(チームは)もっとできるはずだ」と語った。また、バルサ女子のペレ・ロメウは「最高の試合をした」と試合内容を称賛した。
これまでの経緯
【これまでの経緯】 マジョルカは前節のグラナダ戦で敗戦しており、不調への懸念が高まっていたため、本戦での巻き返しが急務となっていた。一方のバルサ女子は、前シーズンに全てのタイトルを獲得しており、今季はリーグ8連覇という歴史的な記録を目指して新シーズンに臨んでいる。
各紙の報じ方
【各紙の報じ方】 主要各紙の報道内容はおおむね一致している。Mundo Deportivoはマジョルカの勝利によるセウタの低迷を強調し、MARCAはマジョルカが前節の不安を払拭した点に注目している。
媒体別まとめ
Mundo Deportivo
マジョルカが3-0で勝利し、セウタの自由落下(低迷)を加速させたと報じた。また、バルサ女子の5-0の快勝とペレ・ロメウのコメントを伝えている。
MARCA
マジョルカがソン・モイクで快勝し、前節の敗戦による不安を解消したと報じた。バルサ女子がリーグ8連覇に向けて5-0で幸先の良いスタートを切ったことも伝えている。
SPORT
バルサ女子が8連覇に向けてテネリフェを相手に始動したこと、およびマジョルカがセウタ戦で結果を出す必要があったことを報じている。
AS
ルイス・ガルシア監督がセウタ戦の3-0の勝利に満足しながらも、さらなる向上を目指して慢心しない姿勢を示したことを報じている。
編集部の見方
【編集部の見方】 マジョルカにとっては、前節の敗戦という不安要素を払拭する形での快勝となった。特に得点者が3名に分かれたことは攻撃陣の層の厚さを示しており、今後の戦いに期待が持てる。ルイス・ガルシア監督が勝利に浮かれず、さらなる改善を求める姿勢を見せている点も、チームの規律を高める上でポジティブな要素だろう。
一方、バルサ女子の圧倒的な強さは改めて証明された。テネリフェという守備的なチームを相手に5点を奪ったことは、今季も他チームにとって大きな脅威となるはずだ。8連覇という金字塔に向けた第一歩を完璧な形で踏み出したと言える。
今日の1人
バルサ電撃移籍か?ガブリエウ・ジェズス獲得の衝撃と波紋
何が起きたか
バルセロナがガブリエウ・ジェズスを獲得したことが報じられました。MARCAやSPORTなどの主要メディアがこのサプライズ移籍を伝えており、バルサの新たな「9番」としての役割が期待されています。
各媒体の視点は分かれています。SPORTは、ペップ・グアルディオラとミケル・アルテタという名将に育てられた才能であると高く評価し、かつてペップ・グアルディオラからの電話がバルサ加入を10年遅らせたというエピソードを紹介。一方で、ダニ・セナブレ氏は「全盛期は過ぎた」と懐疑的な見方を示しています。また、Mundo Deportivoは、今回の加入後も将来的にジュリアン・アルヴァレスへの関心は排除されないと伝えています。
本日の報道は、バルサにとっての「サプライズ補強」という側面が強く、移籍の経緯から今後のプラン、そして評価の分かれる現状まで、現地メディアが総出で取り上げる極めて注目度の高い扱いとなりました。
これまでの経緯
これまでアーセナルに所属していましたが、Estadio Deportivoの報道によれば、アルテタ監督はジェズスとガブリエウ・マルティネリを失うことになり、アーセナルの前線には革命(再編)が起きることになります。
バルサのロッカールームの一部とは既に面識があることが伝えられており、適応面でのメリットがあると考えられています。
編集部の見方
世界的な名将たちの指導を受けてきたジェズスが、再びバルサという舞台でどのようなパフォーマンスを見せるのか。特に「全盛期を過ぎた」という厳しい声がある中で、結果で黙らせることができるかが最大の注目点です。
バルサが将来的な補強策も維持していることから、彼が絶対的なエースとして君臨するのか、あるいは戦略的なピースとして機能するのか、今後の起用法と適応力に注目が集まります。