2026-08-26 今日のラ・リーガ 3大トピック
2026-08-26(JST)・ 夜版 ・ 公開 2026.09.19 09:41
レアル・マドリードはエムバペのハットトリックでソシエダを撃破し、快調なスタートを切りました。一方で、フリアン・アルバレスのバルサ移籍を巡り、アトレティコ内部に亀裂が入るなど激しい争奪戦が展開されています。また、バレンシアはアルナウ・マルティネスとの長期契約を締結し、戦力強化を正式に発表しました。
トピック 1
キリアン・エムバペがハットトリック!モウリーニョ復帰のレアル・マドリードがソシエダを撃破
何が起きたか
レアル・マドリードが、延期されていたラ・リーガ第1節でレアル・ソシエダと対戦し、4-1で快勝した。ジョゼ・モウリーニョ監督にとって、13年ぶりに本拠地サンティアゴ・ベルナベウで指揮を執った試合となった。
試合はキリアン・エムバペがハットトリックを達成し、ヴィニシウス・ジュニオールが1ゴールを挙げた。ソシエダは1時間ほど耐え、前半を1-1で折り返したが、後半に崩れ失点を重ねた。キリアン・エムバペの得点シーンでは、バルベルデからのパスによる先制弾や、ジュード・ベリンガムとの鮮やかな壁パスからの得点、さらにヴィニシウス・ジュニオールのパスを受けてレミロGKを越えるチップショットを決めるなど、圧倒的なパフォーマンスを見せた。
試合後、ソシエダのペレグリーノ・マタラッツォ監督は、前半は安定して守ったとしつつも、「私たちは正しい道にいるが、今すぐに勝ちたい」と語った。
これまでの経緯
レアル・マドリードの指揮官に就任したジョゼ・モウリーニョは、2013年6月1日を最後にベルナベウでの指揮から遠ざかっていた。今回の復帰に際し、ポルトガル国内ではベンフィカでの実績から疑問視する声もあったが、マドリード側は彼がキリアン・エムバペやジュード・ベリンガム、ヴィニシウス・ジュニオールといったスター選手を制御できる能力を持つと判断した。
一方のレアル・ソシエダは、昨冬にペレグリーノ・マタラッツォ監督を迎えて以降、リーグ屈指の強チームへと成長している。また、今夏の補強としてママドゥ・サールや、バルセロナからエクトル・フォルトの獲得に向けて動いている。
各紙の報じ方
主要各紙はキリアン・エムバペのハットトリックとジョゼ・モウリーニョのベルナベウ復帰という点に注目している。MARCAやMundo Deportivoがジョゼ・モウリーニョへの熱狂的な歓迎やキリアン・エムバペの決定力を強調した一方、SPORTは前半終了時にファンからブーイングが起きたことや、依然として守備に不安がある点など、批判的な側面にも触れている。
媒体別まとめ
AS
キリアン・エムバペのハットトリックとヴィニシウス・ジュニオールの得点を報じ、ソシエダが1時間耐えたものの敗れたと伝えた。また、ヴィニシウス・ジュニオールが不当な扱いを受けていると感じている点にも言及している。
MARCA
ジョゼ・モウリーニョが13年ぶりにベルナベウのベンチに戻ったことを強調。キリアン・エムバペがハットトリックを決め、得点王争いのリーダーに躍り出たことを報じた。
Mundo Deportivo
ジョゼ・モウリーニョの復帰を歓迎するサポーターの様子や、キリアン・エムバペの活躍による完璧な夜であったと伝えた。また、ワールドカップ優勝者のククレジャとミケル・オヤルサバルへのオマージュについても報じている。
SPORT
キリアン・エムバペの得点力を称賛しつつ、前半終了時にファンからpitos(ブーイング)が飛んだことを報じた。モウリーニョ体制のスタートながら、守備の精細さに欠ける点も指摘している。
El Desmarque
4-1のスコアを伝え、マドリードが縦への速さと決定力を見せた一方で、中盤のコントロールや守備に課題が残ったと分析した。
Noticias de Gipuzkoa
キリアン・エムバペのハットトリックによる敗戦を報じるとともに、ベニャット・トゥリエンテスが第4キャプテンに就任したことや、エクトル・フォルトの獲得が間近であることを伝えた。
Diario Vasco
ソシエダがベルナベウでの歴史的に低い勝率に泣いたと報じた。また、ククレジャがミケル・オヤルサバルにトロフィーと一緒に写真を撮るよう提案した心温まるエピソードを紹介した。
編集部の見方
ジョゼ・モウリーニョという劇薬を投入したレアル・マドリードが、最高の形でベルナベウでのスタートを切りました。特にキリアン・エムバペがハットトリックを達成し、ヴィニシウス・ジュニオールとの共存という課題に対し、結果で答えを出した点は今後のリーグ戦において大きな自信になるはずです。
一方で、SPORT紙が報じたブーイングや、守備面での不安など、戦術的な完成度にはまだ疑問符がつきます。ジョゼ・モウリーニョがどのようにして「最強の攻撃陣」と「不安定な守備」を調和させるのか、次戦のマラガ戦以降の采配に注目が集まります。
ソシエダにとっても、マタラッツォ体制での競争力は証明されましたが、強豪相手に勝ち切るための決定力と終盤の集中力が今後の課題となるでしょう。
トピック 2
アトレティコ、フリアン・アルバレスが練習欠席。バルサ移籍を巡り内部に亀裂か
何が起きたか
アトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスが、水曜日のトレーニングに欠席した。クラブ側は「体調不良(indisposición)」によるものと説明しているが、市場閉鎖まで数日と迫る中、バルセロナへの移籍を希望する選手とクラブ側の対立が激化している。
この日、アトレティコは2日間の休息を経てトレーニングを再開したが、フリアン・アルバレスはグループ練習に参加せず、クリスティアン・ロメロとアデモラ・ルックマンも個別のトレーニングを行った。また、ディエゴ・シメオネ監督は、アデモラ・ルックマンを前線で起用するために彼に謝罪したと報じられている。
移籍を巡る状況について、バルセロナへの加入を熱望するフリアン・アルバレスは、条件を満たしているとされるアーセナルのアプローチを拒否し続けている。一方で、アトレティコ内部ではこの状況の解決策を巡り、クラブ内に「最初の亀裂」が現れ始めているとされる。
これまでの経緯
バルセロナは市場の最終盤において、フリアン・アルバレスの獲得を最優先事項としており、ラポルタ会長は「フリアンでなければ前線補強なし」とする方針を掲げている。しかし、アトレティコが要求する移籍金とバルセロナが提示できる金額には乖離があり、交渉は難航している。
各紙の報じ方
主要各紙はフリアン・アルバレスの練習欠席を報じているが、その背景の捉え方に差がある。ASやMARCAがクラブ発表の「体調不良」に触れる一方、SPORTやEl Desmarqueはバルセロナ移籍への強い意向や、それに伴うクラブ内部の不協和音、アーセナルのアプローチ拒否といった移籍騒動の側面を強調して報じている。
媒体別まとめ
AS
フリアン・アルバレスが体調不良でグループ練習を欠席したことを報じている。また、ロメロとアデモラ・ルックマンが個別メニューをこなしたことも伝えている。
SPORT
フリアン・アルバレスの不在を報じるとともに、移籍問題がクラブ内部に亀裂を生じさせていると指摘。状況が非常に不快なものになっているとしている。
El Desmarque
フリアン・アルバレスがバルセロナへの移籍を強く希望しており、アーセナルのアプローチを拒否していると報じている。また、アトレティコが別の攻撃的な補強を模索している点にも触れている。
MARCA
クラブが発表した体調不良による欠席を報じている。また、バルセロナ側の移籍プランにおいてフリアン・アルバレスが引き続き中心にいることを伝えている。
Mundo Deportivo
シメオネ監督がアデモラ・ルックマンに謝罪し、前線で起用しようとしていることを報じている。フリアン・アルバレスについては、意欲やプロジェクトへの参加意欲が欠けている状況にあるとしている。
編集部の見方
移籍市場閉鎖直前という極めて緊迫したタイミングでの練習欠席であり、単なる体調不良ではなく、バルセロナへの移籍を巡る心理的な葛藤や意思表示である可能性が高い。選手本人がアーセナルの好条件を蹴ってまでバルサに拘泥している点は、今後の交渉に大きな影響を与えるだろう。
アトレティコ側が代替案として他のフォワードに接触しているとの報道もあり、妥協点が見いだせない場合は、強行突破か、あるいは不満を抱えたまま残留させるという最悪のシナリオも考えられる。バルサがどこまで譲歩し、アトレティコがどこまで妥協できるか、数日後の結論が注目される。
トピック 3
バレンシアがアルナウ・マルティネス獲得を正式発表、2031年までの長期契約を締結
何が起きたか
バレンシアCFは、ジローナからサイドバックのアルナウ・マルティネスを獲得したことを正式に発表した。契約期間は2031年6月までの5シーズンに及び、移籍金は固定500万ユーロに変数100万ユーロを加え、さらに将来的な売却益の10%を支払う条件で合意に達した。
アルナウは水曜日の早朝にバレンシア市に到着し、パテルナのトレーニングセンターで身体検査および手続きを行った。23歳のスペイン代表U-21世代の選手であり、今シーズンはすでに180分に出場している。バレンシアではパブロ・マフェオとの競争になる見込みで、日曜日のコルーニャでの試合でデビューする可能性がある。
アルナウはVCF Mediaのインタビューに対し、「メスタージャを可能な限り高い位置で締めくくれるよう、すべてを捧げる」と意欲を語った。
これまでの経緯
バレンシアは直近のレアル・ベティス戦で0-1の敗戦を喫しており、決定力不足からメスタージャのサポーターの間で不満が高まっている状況にある。こうした中、クラブは守備陣の強化を急いでいた。
アルナウの獲得に向けては数週間にわたる交渉が続いていたが、直近の数時間でバレンシアが操作を強力に再活性化させたことで、ジローナとの合意に至った。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致しているが、MARCAは移籍金の詳細な内訳(固定・変数・売却益)を具体的に報じている。また、SPORTやSuperdeporteは、彼が今季すでに180分プレーしているという出場時間のデータに触れている。
媒体別まとめ
MARCA
アルナウの獲得を正式に報じ、契約期間が2031年までであることや、移籍金が固定500万ユーロ+変数100万ユーロ+将来の売却益10%であるという詳細な条件を伝えている。
El Desmarque
アルナウがバレンシアに到着し、手続きを完了させたことを報じた。また、日曜日の試合でデビューする可能性があることに言及している。
SPORT
アルナウが今季すでに180分に出場しているという数字を挙げ、バレンシアではパブロ・マフェオとの競争になると分析している。
編集部の見方
守備陣の即戦力として期待されるアルナウの加入は、チームにとって大きな補強となる。特に2031年までという長期契約を締結したことは、クラブが彼を将来のコアメンバーとして高く評価している証拠と言えるだろう。
一方で、チームはベティス戦の敗戦を受けてサポーターとの関係に亀裂が生じている。新加入のアルナウがピッチ上でどのようなリーダーシップを発揮し、メスタージャの信頼を取り戻せるかが今後の焦点となる。
今日の1人
フリアン・アルバレスを巡る移籍騒動、バルサとアトレティコが激突
何が起きたか
フリアン・アルバレス選手の去就を巡り、アトレティコ・マドリードとバルセロナの間で激しい対立が起きている。アルバレス選手は現在、アトレティコでのトレーニングに参加しておらず、移籍への不透明な状況が浮き彫りとなっている。
具体的な報道として、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は「引き続き強い関心がある」と明言。一方でアトレティコ側は、バルサへの拒絶反応を「尊厳の問題」として激しく反発している。また、アーセナルが提示したオファーをアトレティコが受理したとの情報や、ミケル・アルテタ監督からの電話に選手本人が応答しなかったというエピソードも報じられた。
本日の報道は、移籍市場の最終局面における「争奪戦」としての側面が強く、選手のトレーニング不参加という異例の事態や、親族(祖母)による幼少期の性格に関する回想まで含め、極めて高い注目度で扱われている。
これまでの経緯
現在、アトレティコ・マドリードに所属しているが、バルセロナやアーセナルといった欧州の強豪クラブから熱烈なアプローチを受けている状況にある。
クラブ側と選手の意思疎通、あるいは移籍交渉が決定的な局面を迎えており、チーム練習から離脱していることから、現所属クラブでの居場所は極めて不安定な状態にあると言える。
編集部の見方
世界的な注目を集めるストライカーが、移籍を巡って所属クラブと激しく衝突している様子は、日本のファンにとっても衝撃的な展開だろう。特に、バルサとアトレティコというライバル関係に近い状況での駆け引きは、移籍市場のドラマとして最大の見どころとなる。
今後は、バルセロナが強行突破を図るのか、あるいはアーセナルなどの他候補へ向かうのか、市場閉幕までの数日間で結論が出る。トレーニング不参加という強硬姿勢に出ている点から、本人の意思がどこにあるかが最大の焦点となるだろう。