2026-08-23 今日のラ・リーガ 3大トピック
2026-08-23(JST)・ 夜版 ・ 公開 2026.09.19 09:41
バルサが快勝した一方で主力負傷に不安が残り、アトレティコでは新加入のアルバレスに厳しい視線が注がれています。一方、モウリーニョ監督は劇的な勝利で華々しい初陣を飾り、ベティスも開幕戦を制しました。強豪チームが明暗を分ける中、各クラブは戦力維持と補強という課題に直面しています。
トピック 1
バルサがエルチェに5-0で快勝も、ガビの負傷とアレハンドロ・バルデの不在に不安が残る
何が起きたか
バルセロナがラ・リーガ第2節でエルチェCFと対戦し、0-5で大勝した。ハンジ・フリック監督率いるチームは、リーグ戦の初戦ながら圧倒的なパフォーマンスを見せ、快調なスタートを切った。
得点面ではラフィーニャとフェルミン・ロペスがそれぞれ2得点を挙げ、カリム・アデエミも得点を記録した。ラフィーニャはセンターフォワードとして出場し、得点後のセレブレーションが話題となった。また、後半65分から出場したアンソニー・ゴードンは2アシストを記録し、フェルミンのゴールにも関与した。一方で、前半40分から44分にかけてガビが右脚に打撃を受け、激しい痛みから交代を余儀なくされた。
試合前、ハンジ・フリック監督は招集外となったアレハンドロ・バルデについて、「彼と話し、ここ(バルサ)に100%いないことを伝えた。はっきりさせてほしい」と述べ、選手の集中力に疑問を呈した。
これまでの経緯
バルセロナは過去2シーズンでリーグ優勝を果たしており、今季は3連覇という歴史的な挑戦に挑んでいる。エルチェのホーム、マルティネス・バレーロ球場では、バルサは過去52年近く無敗という圧倒的な相性を誇っている。
一方で、アレハンドロ・バルデの去就が注目されており、マンチェスター・ユナイテッドを含むプレミアリーグ勢からの関心が高まっている。また、ガビは過去に右膝の重傷を負い、2度の手術を受けていた経緯があるため、今回の負傷に大きな懸念が集まっている。
各紙の報じ方
主要各紙は試合結果を報じつつも、焦点は分かれている。ASやMundo Deportivo、SPORTなどはガビの負傷による「アラーム」や、アレハンドロ・バルデの招集外に伴う移籍の可能性を強調している。一方、El Desmarqueはラフィーニャがセンターフォワードとして機能した点や、得点力の高さに注目している。
媒体別まとめ
AS
0-5の快勝を報じるとともに、アレハンドロ・バルデの招集外がマンチェスター・ユナイテッドへの移籍に向けた一歩であると指摘。また、ガビが右脚の打撃で交代したことを伝えている。
MARCA
ガビの負傷に強い懸念を示し、ベンチに残らずに退場した様子を報じた。また、フリック監督がアレハンドロ・バルデに対し、集中力が欠けていると告げたことを伝えている。
Mundo Deportivo
バルサのリーグ戦初戦での快勝を伝えつつ、アレハンドロ・バルデの招集外は技術的な決定であるとした。また、3連覇への挑戦という文脈で報じている。
SPORT
バルサがエルチェに0-5で勝利し、3連覇への道を歩み始めたと報じた。同時に、ガビが右膝を触りながら交代した映像に警戒感を示している。
Estadio Deportivo
0-5のスコアを伝え、バルサが快調なスタートを切ったとした。一方で、ガビの負傷がチームに恐怖を与えたと記述している。
El Desmarque
ラフィーニャが9番として機能したことを強調し、バルサの攻撃力の高さを評価。アレハンドロ・バルデについては、フリック監督から突き放された形になったと報じている。
CCMA
バルサが0-5で快勝し、リーグ戦の初戦で「マンネタ(5得点)」を達成したことを伝えた。特にラフィーニャとフェルミンの2得点に注目している。
編集部の見方
結果だけを見れば5-0という完璧な勝利だったが、中身には不安要素が散りばめられている。特にガビの負傷は、過去の怪我の経緯を考えると、今後のシーズン計画に大きな影響を与えるリスクがある。
また、アレハンドロ・バルデの招集外とフリック監督の厳しい言葉は、チームの規律を重視する監督の姿勢が鮮明に現れている。主力級の選手が移籍市場の噂に揺さぶられ、ピッチ外の事情がチームに持ち込まれている現状は、3連覇を目指す上で懸念点となるだろう。
今後の注目は、センターフォワードの補強が進む中で、ラフィーニャがこのまま得点源として定着するのか、そしてガビの診断結果がどうなるかという点に集まる。
トピック 2
モウリーニョ初陣は劇的勝利!新戦力カルロス・エスピが90分に決勝弾
何が起きたか
【何が起きたか】 ジョゼ・モウリーニョ監督のレアル・マドリード第2期初陣となったエスパニョール戦は、1-2で劇的な勝利を収めた。試合終了間際に新加入のカルロス・エスピが決勝ゴールを決め、チームに勝ち点3をもたららした。
試合はレアル・マドリードがジュード・ベリンガムの得点で先制したが、エスパニョールのアレックス・カラトラバに追いつかれ1-1となる。均衡した展開が続いたが、90分に途中出場のカルロス・エスピがエリア内でボールをコントロールし、右足で合わせて決勝弾を突き刺した。また、スタメンにはジュード・ベリンガムとアルダ・ギュレルが共存し、モウリーニョ監督の起用策が注目を集めた。
試合後、モウリーニョ監督は「我々は勝つにふさわしかったが、エスパニョールは負けるにふさわしくなかった」と相手を称賛。一方で、ヴィニシウス・ジュニオールへの対応については「彼は聖人ではないが、彼にされていることは度を越している」と述べ、いじめ(bullying)に近い状況にあると主張した。
これまでの経緯
【これまでの経緯】 カルロス・エスピはレバンテUDから移籍金2500万ユーロの違約金を支払って加入した21歳のフォワードで、プレミアリーグのハル・シティへの移籍が噂されていたが、レアル・マドリードが電撃的に獲得した。また、モウリーニョ監督は昨シーズン、ベンフィカの指揮官として対戦した際にヴィニシウス・ジュニオールとの関係が悪化した経緯がある。
各紙の報じ方
【各紙の報じ方】 主要各紙はカルロス・エスピの衝撃的なデビューゴールと、モウリーニョ監督によるヴィニシウス擁護の発言を共通して報じている。MARCAやSPORTはカルロス・エスピの得点シーンやジョゼ・モウリーニョとの抱擁など感情的な側面に触れている一方、El DesmarqueやEstadio Deportivoはヴィニシウス・ジュニオールを巡る論争や、それに対するエスパニョール側(マノロ・ゴンサレス監督)の反論を詳しく伝えている。
媒体別まとめ
MARCA
カルロス・エスピのデビュー戦での決勝ゴールと、彼とモウリーニョ監督の抱擁を強調。また、ヴィニシウス・ジュニオールへの挑発を「狩り」と表現し、モウリーニョ監督が彼を擁護したことを報じた。
SPORT
カルロス・エスピを「ホセル・ジュニア」と呼び、即戦力としての価値を評価。ヴィニシウス・ジュニオールの退場免れた場面を巡る、クルトゥアとエスパニョール側の応酬について報じた。
AS
モウリーニョ監督がヴィニシウス・ジュニオールとの関係を修復しようとしている点に注目。また、試合中のヴィニシウス・ジュニオールへのラフプレーについて報じた。
Mundo Deportivo
カルロス・エスピの獲得経緯や違約金2500万ユーロの詳細を記述。あわせて、モウリーニョ監督がマドリードのラ・フィンカ地区に月額2万ユーロで住宅を借りた私生活面についても報じた。
El Desmarque
モウリーニョ監督がヴィニシウス・ジュニオールへの「いじめ」を告発した点に焦点を当て、試合中の判定への不満や論争について詳しく伝えた。
Estadio Deportivo
カルロス・エスピの得点後の喜びの声や、ヴィニシウス・ジュニオールへの挑発を巡るモウリーニョ監督とエスパニョールのマノロ・ゴンサレス監督の対立構造を報じた。
CCMA
モウリーニョ監督が記者会見でヴィニシウス・ジュニオールへのハラスメント(assetjament)を強く訴えたことを報じた。
編集部の見方
【編集部の見方】 モウリーニョ監督の復帰戦が、新戦力エスピの劇的な決勝ゴールで幕を開けたことは、今後のチーム構築において非常にポジティブなスタートと言える。特に、高額な違約金を支払って獲得したカルロス・エスピが即座に結果を出したことで、監督のスカウティング能力への信頼が高まるだろう。
注目すべきは、かつて確執があったとされるヴィニシウス・ジュニオールを、就任早々に全力で擁護した点だ。ピッチ外での論争を巻き起こすことでチームを結束させるという、モウリーニョ特有の手法が既に始まっている。今後の試合でも、ヴィニシウス・ジュニオールへの対応がチームの精神的な支柱となるか、あるいは火種となるかが焦点となる。
トピック 3
ベティスが開幕戦でソシエダを撃破、ソシエダは守備補強に奔走
何が起きたか
レアル・ベティスがラ・カルトゥハで行われたレアル・ソシエダとの開幕戦で、1-0で勝利を収めた。ベティスはリケルメのゴールで先制し、この勝利でシーズンを最高の形でスタートさせた。
試合中、レアル・ソシエダのバレンネチェアが58分に負傷の懸念があったが、その後の診断で負傷していないことが判明し、次戦のレアル・マドリード戦に出場可能となった。また、ソシエダのヤンゲル・エレーラは、チームは敗れたものの、自身にとって最高に近いパフォーマンスを披露した。
ソシエダのヤンゲル・エレーラは、「ベティスに敗れたが、内部的な感覚としてはシーズンはうまくいく可能性がある」と語った。一方、ベティスに新加入したトロイ・パロットは、観客として試合を観戦し、「信じられない、僕の最初の体験は最高だ」と喜びをあらわにした。
これまでの経緯
レアル・ソシエダはセンターバックの補強を急いでおり、ナエフ・アゲルの獲得を断念した後、ブラジル人のジョナサン・ジェススへの接触を試みている。市場閉鎖の9月1日に向けて、センターバック、攻撃的選手、右サイドバックの3ポジションの補強を目標に時間との戦いとなっている。
レアル・ベティスは、マヌエル・ペレグリーニ監督の下で次戦のバレンシア戦に備えている。ペレグリーニ監督はメスタージャでの戦いに強く、チームは主力選手の復帰を待ちながら準備を進めている。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致しているが、ソシエダ側(Diario VascoやNoticias de Gipuzkoaなど)は補強の遅れや選手のコンディションに焦点を当て、ベティス側(Estadio DeportivoやMARCAなど)は勝利後の次戦への準備や新加入選手の動向を強調している。
媒体別まとめ
Mundo Deportivo
ソシエダがセンターバック補強のためブラジルへ向かったが、ジョナサン・ジェススの獲得は成功しなかったと報じている。また、開幕戦の敗戦により、ソシエダがリーグ史上稀に見る不調なスタートを切ったことに触れている。
El Desmarque
ナエフ・アゲルの獲得が破談となったため、エリック・ブレトスがジョナサン・ジェススの獲得に向けて交渉を加速させていると伝えている。また、新加入のトロイ・パロットの生い立ちについても報じた。
AS
レアル・ソシエダが市場閉鎖の9月1日までに、センターバック、攻撃的選手、右サイドバックの3名の補強を完了させるため、時間との戦いにあることを報じている。
MARCA
ベティスがソシエダ戦の勝利を経て、次戦のバレンシア戦に向けて準備を開始したことを報じ、ホセ・アントニオ・モランテがトレーニングに復帰したことを伝えている。
Estadio Deportivo
ベティスの移籍市場終盤の動きや、新加入のトロイ・パロットが初めてラ・カルトゥハを訪れた際の反応について報じている。
編集部の見方
開幕戦で勝利したベティスに対し、ソシエダは守備陣の補強が完了していない状態でシーズンをスタートさせるという不安な状況にある。特にナエフ・アゲルの獲得失敗後、急いで代替案を模索している様子が伺え、9月1日の市場閉鎖までに誰を獲得できるかが今シーズンの成否を分けるだろう。
また、ベティスにとっては新加入のトロイ・パロットという期待の新星が加わり、ペレグリーニ監督が相性の良いメスタージャでバレンシアと対戦することになる。勢いに乗るベティスが連勝を飾れるか注目したい。
今日の1人
アトレティコ・ファンから猛ブーイング、フリアン・アルバレスに不穏な空気
何が起きたか
ビジャレアル戦(2-2でドロー)において、フリアン・アルバレスがホームのメトロポリターノに戻ってきた際、サポーターから激しいブーイングを浴びました。試合後、彼はピッチから「追い出される」ような形で退場し、そのままロッカールームへと向かいました。
シメオネ監督は、彼がロッカールームへ戻った理由について「クラブがそう決めた」と説明しています。また、メディアはアトレティコ側が彼に求めた要望がむしろ危機を拡大させたと報じているほか、会長のエンリケ・セレソ氏はバルサとの移籍騒動に触れ、状況に終止符を打つ発言をしています。
本日の報道は、ファンとの関係悪化と、それに伴う今後の去就への疑念に集中しています。特に、アーセナルやバルサといった他クラブの名前が改めて挙がるなど、非常に不安定な状況にあることが浮き彫りとなりました。
これまでの経緯
現在、アトレティコ内での立場は極めて困難な状況にあります。ホームファンからの拒絶反応が顕著に現れており、チーム内でも不協和音が起きていることが伺えます。
直近では、バルサやアーセナルといったビッグクラブとのリンクが報じられており、クラブ内での信頼関係に亀裂が入っている様子が読み取れます。
編集部の見方
世界的なタレントであるフリアンが、ここまで短期間にホームファンから激しく拒絶される展開は、日本のファンにとっても衝撃的でしょう。単なる不調ではなく、クラブの決定や移籍騒動が複雑に絡み合っている点に注目です。
今後の焦点は、彼がこの劣悪な環境下で信頼を回復できるのか、あるいは報道にあるように他クラブへの移籍という形で決着がつくのか。チームの団結を訴えるジュリアーノ・シメオネの声があるものの、状況はかなり深刻に見えます。