2026-08-01 今日のラ・リーガ 3大トピック
2026-08-01(JST)・ 夜版 ・ 公開 2026.09.19 09:41
レアル・マドリードやバレンシアが引き分けに終わり、ベティスは若手の活躍で勝利を収めました。 一方で、W杯の民営化計画を撤回したインファンティーノ会長には、UEFAやテバス氏らから辞任を求める声が上がっています。 ピッチ上の勝敗と、組織運営を巡る混乱が交錯する一日となりました。
トピック 1
モウリーニョ率いるレアル・マドリード、フィオレンティーナと2-2で分ける
何が起きたか
ジョゼ・モウリーニョ監督率いるレアル・マドリードが、2026/27シーズンに向けたプレシーズンの初の実戦となるフィオレンティーナ戦(オーストリア・ヴェルテルゼー・シュタディオン)に臨み、2-2で引き分けた。
試合はレアル・マドリードが主導権を握り、エンドリッキとカスティージャのアレクシス・シリアの得点で2-0とリードした。しかし、その後フィオレンティーナに追いつかれ、最終的に同点で試合を終えた。また、新加入のカルロス・エスピがベンチから出場し、試合終了間際に得点のチャンスを迎えた。
試合後、モウリーニョ監督はレアル・マドリード TVに対し、「すべて気に入った。3つの顔を持つマドリードだった」と語りつつ、プレシーズンの準備における困難さについても言及した。
これまでの経緯
レアル・マドリードは本戦に先立ち、バルデベバスでアルコロンおよびレガネスと2試合のトレーニングマッチを行っていた。また、直近ではゴンサロ・ガルシアのフルアムへの移籍に伴い、代わりのセンターフォワードとしてカルロス・エスピを正式に獲得している。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容は概ね一致しているが、MARCAは若手アレクシス・シリアの台頭を「革命」と表現して強調している。一方、Mundo Deportivoは守備の課題を指摘し、モウリーニョ監督がセンターバックの補強を強く求めている点に触れている。
媒体別まとめ
MARCA
試合結果に加え、1月にセビージャの下部組織から加入したアレクシス・シリアがトップチームで得点を挙げたことを大きく報じている。
Mundo Deportivo
2-2の引き分けという結果から改善の必要性を説き、モウリーニョ監督がセンターバックの補強を要望していることを伝えている。
El Desmarque
新加入のカルロス・エスピの移籍の裏側や、モウリーニョ監督がこの試合で4-2-3-1のシステムを採用したことに注目している。
SPORT
オーストリアでのフィオレンティーナ戦が、バルセロナの国内支配を打破しようとするモウリーニョ体制の「最初のレベルチェック」になったと報じている。
AS
新加入のドゥムフリーズが、右サイドバックのポジションを巡ってトレントと競争する第一歩を踏み出したことに焦点を当てている。
編集部の見方
モウリーニョ体制となったレアル・マドリードにとって、初の公開試合は期待と課題が混在する結果となりました。特にエンドリッキに続き、カスティージャから昇格したアレクシス・シリアがゴールを決めた点は、若手の台頭という面で非常にポジティブな要素です。
一方で、2点リードしながら勝ち点を取りこぼした守備面への不安は拭えません。Mundo Deportivoが報じたセンターバック補強の要望が現実のものとなるか、また新加入のカルロス・エスピやドゥムフリーズがどのようにフィットしていくかが今後の注目点となるでしょう。
トピック 2
レアル・ベティスがアルメリアに1-0で勝利、若手のイバン・コラレホが決勝弾を記録
何が起きたか
レアル・ベティスはプレシーズンの5戦目となるアルメリアとの親善試合に、1-0で勝利しました。試合はエストラジオ・ムニシパル・シウダー・デ・ラ・リネアで開催され、ベティスが勝利を収めています。
試合を決定づけたのは、パブロ・ガルシアのパスを受けたイバン・コラレホのゴールでした。アルメリアは試合終盤に何度か同点のチャンスを作りましたが、ベティスがリードを守り切りました。また、この試合では昨シーズンに重傷を負い、個別のトレーニングプランを消化していたイスコがプレシーズンでのデビューを果たしました。
試合後の具体的な発言はブリーフに含まれていませんが、若手のイバン・コラレホがトップチームでの初ゴールを記録し、イスコが復帰したことが大きなトピックとなりました。
これまでの経緯
マヌエル・ペレグリーニ率いるレアル・ベティスは、マルベーリャでの週次キャンプの締めくくりとして本試合に臨みました。直前の試合ではオリンピック・リヨンに大勝し、自信を深めていたタイミングでの対戦となりました。
また、イスコは昨シーズンに負った深刻な怪我からの回復に向け、特別なトレーニングプランに取り組んできました。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致していますが、強調されるポイントに差が見られます。MARCAはアルメリアのミスを突いたイバン・コラレホの得点に注目し、SPORTやMundo Deportivoはイスコの復帰を大きなニュースとして報じています。
媒体別まとめ
MARCA
アルメリアの唯一のミスを突いたイバン・コラレホのゴールでベティスが勝利したと報じました。アルメリアが終盤に同点のチャンスを伺ったものの、カテゴリー上の格差があったと伝えています。
Estadio Deportivo
1-0のスコアとともに、イスコと若手選手の起用が「完璧な幸福のカクテル」であったと表現しました。イバン・コラレホの活躍を高く評価しています。
SPORT
イスコのプレシーズンデビューに焦点を当てました。昨シーズンの重傷後、特別なトレーニングプランを経てピッチに戻ったことを伝えています。
Mundo Deportivo
イバン・コラレホのゴールとイスコの再登場を「良いニュース」として報じました。イバン・コラレホが交代してイスコが入ったタイミングに触れています。
El Desmarque
パブロ・ガルシアのパスからイバン・コラレホが決勝点を挙げたことを報じました。また、アルメリアが簡単ではない相手であったことや、イスコの復帰を強調しています。
編集部の見方
若手のイバン・コラレホがトップチームでの初ゴールを挙げたことは、ベティスの層の厚さを証明するポジティブな結果と言えます。特にプレシーズン終盤に若手が結果を残すことは、監督にとっても貴重な選択肢が増えることになります。
同時に、チームの核であるイスコの復帰は、日本のファンにとっても最大の注目点でしょう。重傷からの復帰戦となったため、今後の出場時間やコンディションの回復具合が、シーズン開幕に向けての鍵となります。
トピック 3
バレンシア、ストーク・シティと1-1で分ける。好調ダンジュマが得点
何が起きたか
バレンシアは土曜日、イギリスでのプレシーズンキャンプ最終戦としてストーク・シティと対戦し、1-1で引き分けました。カルロス・コルベラン監督率いるチームにとって、今夏5試合目の親善試合となりました。
試合はバレンシアが先制し、アルノート・ダンジュマがゴールを決めました。前半は好調な展開でしたが、後半はストーク・シティに主導権を握られ、ミゲル・モンフェレールによるオウンゴールで同点に追いつかれる展開となりました。また、この試合ではストレ・ディミトリエフスキが先発出場し、初出場を果たしています。
得点を挙げたアルノート・ダンジュマは、ゴール後にはハビ・ゲラを指さして「スーパースター」と伝えました。また、自身の去就については「今のところ私はバレンシアCFの選手だ」と語っています。
これまでの経緯
アルノート・ダンジュマは背中の違和感により、今プレシーズンの序盤はトレーニングや試合から離れていました。しかし、直前のダービー・カウンティ戦で2ゴールを挙げ、今回のストーク・シティ戦でも得点を記録するなど、復帰後の好調を維持しています。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致していますが、SPORTやMundo Deportivoは、ハビ・ゲラの契約条項に基づき、解除金が4000万ユーロから6000万ユーロに引き上げられたことを併せて報じています。
媒体別まとめ
El Desmarque
ストーク・シティ戦の結果を報じ、アルノート・ダンジュマの得点とストレ・ディミトリエフスキの出場に言及。コルベラン監督のチームがペトロ・デ・ルアンダ戦で2敗したことにも触れている。
MARCA
アルノート・ダンジュマが背中の違和感を乗り越えて復帰し、良い兆候を見せていると報じた。また、ダービー・カウンティ戦に続き得点を挙げた点に注目している。
SPORT
試合結果に加え、ハビ・ゲラの解除金が6000万ユーロに上昇したことを報じた。また、アルノート・ダンジュマがフォワードとして活用可能な根拠を示しているとした。
Mundo Deportivo
アルノート・ダンジュマが2試合連続で得点したことを伝え、前半の好感触と後半の失速を指摘。ハビ・ゲラの移籍が困難になった点についても報じている。
Estadio Deportivo
ストーク・シティ戦で苦戦し引き分けたが、正当性を証明しようとしているアルノート・ダンジュマの得点が最もポジティブな要素だったと報じた。
編集部の見方
背中の負傷から復帰したアルノート・ダンジュマが、ダービー・カウンティ戦に続きストーク・シティ戦でも得点を挙げたことは、チームにとって大きな収穫です。コルベラン監督にとって、彼を前線で起用する選択肢が現実味を帯びてきました。
一方で、試合内容が「前半好調、後半失速」であった点は課題と言えます。また、ハビ・ゲラの解除金が大幅に引き上げられたことで、クラブが彼を重要な資産として保護しようとする姿勢が鮮明になりました。
今日の1人
インファンティーノ会長、W杯民営化計画を撤回。UEFAやテバス氏らから辞任要求の声
何が起きたか
ジャンニ・インファンティーノFIFA会長が、ワールドカップ(W杯)の民営化計画を撤回し、プランを白紙に戻したことが報じられました。
各媒体の報道では、ラ・リーガのテバス会長が「FIFAのトップに留まるべきではない」と厳しく批判し、UEFAもインファンティーノ氏の辞任を求める声明を出したことが伝えられています。また、ドイツサッカー連盟が計画の経緯について説明を求めたほか、Mundo Deportivo紙では後任候補として5名の名前が挙がったことが報じられました。
本日の報道全体としては、民営化計画の撤回という決定があったものの、依然として周囲からの不信感は強く、辞任を迫られる極めて厳しい状況に追い込まれている様子が浮き彫りとなっています。
これまでの経緯
FIFAのトップとして組織を率いていますが、現在はW杯の民営化という物議を醸す計画を推進していたことで、欧州サッカー連盟(UEFA)や各国連盟、リーグ運営者との対立が激化しています。
直近では、計画の撤回に追い込まれるなど、リーダーシップが揺らいでおり、後任人事の噂が出るほどの窮地に立たされています。
編集部の見方
日本のファンにとっても、W杯という世界最大の大会の運営体制が揺らいでいる点は見逃せません。民営化という大胆な方向転換がもたらす混乱が、今後の大会運営にどう影響するかが注目されます。
今後は、UEFAやテバス氏らによる辞任要求がどこまで強まるのか、そして後任候補への移行が現実味を帯びるのか、その動向が焦点となるでしょう。