2026-07-18 今日のラ・リーガ 3大トピック
2026-07-18(JST)・ 夜版 ・ 公開 2026.09.19 09:41
アトレティコ・マドリードのヒルCEOがバルサ会長を猛批判し、アルバレス放出を否定する波乱の展開となっています。一方、ビルバオやヒホンは新体制での好スタートを切り、チームに活気が見られます。また、世界的な視線は、史上最多9度目のバロンドール獲得を目指すメッシの動向に注がれています。
トピック 1
アトレティコ・ヒルCEOがバルサのラポルタ会長を猛批判、アルバレス放出を否定
何が起きたか
アトレティコ・マドリードのミゲル・アンヘル・ヒルCEOが、クラブ公式メディアのインタビューにおいて、フリアン・アルバレスのバルセロナへの移籍の可能性を断固として否定しました。あわせて、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長に対しても激しく非難する姿勢を見せています。
また、ヒルCEOは審判員への不満も爆発させ、「レアル・マドリードとバルサが最大の受益者であるにもかかわらず、不満を漏らしているのは恥ずべきことだ」と述べました。一方で、アルバレス本人は今週日曜日に開催されるワールドカップ決勝に出場予定であり、スペイン代表が本調子であることから、彼にとって厳しい戦いになるとの見方が出ています。
これに対し、バルセロナのラポルタ会長は金曜日に反応を示しました。論争への介入は避けつつも、クラブとしてすでに動いており、オファーの有効期限についても言及しています。
これまでの経緯
フリアン・アルバレスの去就を巡っては、バルセロナによる獲得交渉が進んでいたが、アトレティコ側はこれまでもクラブ首脳陣がバルサのオファーを一蹴していた経緯がある。
各紙の報じ方
主要各紙で報じられているが、視点に差がある。SPORTはヒルCEOの激しい口調や審判への不満を強調し、Mundo Deportivoはアルバレス本人が移籍に関するクラブのメッセージのタイミングに憤慨し「敬意を欠いている」と感じている可能性を報じている。一方、MARCAはバルセロナ側が7月31日を期限として状況を悲観的に見始めている点に触れている。
媒体別まとめ
AS
アトレティコのサン・ラファエルでのトレーニングキャンプ終了や、アントワーヌ・グリーズマンの「伝説の歩道」への登録準備について報じている。
SPORT
ヒルCEOがバルサへのアルバレス移籍を否定し、ラポルタ会長や審判員を猛烈に批判したことを伝えている。
Mundo Deportivo
ラポルタ会長がヒルCEOの批判に反応したことや、フリアン・アルバレスが自身の将来に関するクラブの発表タイミングに不快感を示していると報じている。
MARCA
バルセロナがアルバレス獲得について7月31日を期限として設定しており、状況を厳しく見ていると伝えている。
編集部の見方
クラブ首脳陣同士の感情的な対立が表面化しており、単なる移籍交渉の枠を超えた泥沼化の様相を呈しています。特にヒルCEOがラポルタ会長を名指しで批判し、さらに審判問題まで持ち出したことで、今後の両クラブの関係性に緊張が走ることは避けられないでしょう。
注目は、ワールドカップ決勝という大舞台を前にして、選手本人がクラブの振る舞いに不満を抱いているとされる点です。移籍期限とされる7月31日に向けて、選手の意向がどこにあるのか、そしてバルセロナが強行突破を試みるのかが焦点となります。
トピック 2
ビルバオ、練習試合で11得点の圧勝。テルジッチ体制で好調な滑り出し
何が起きたか
エディン・テルジッチ監督率いるアスレティック・ビルバオが、プレシーズンの2戦目でテルセーラ RFEF(5部相当)のレイオアと対戦し、0-11という衝撃的なスコアで大勝した。
試合では攻撃陣が爆発し、ゴルカ・グルゼタがハットトリックを達成。アシエル・イエロも得点を挙げ、圧倒的な攻撃力を見せつけた。なお、前回の練習試合ではデリオを相手に0-3で勝利している。
試合後、テルジッチ監督は「満足している。多くのことをうまくでき、ゴールを決めることができた。全体的にとても嬉しい」と述べ、「明確な改善が見られた」とチームの進捗に満足感を示した。
これまでの経緯
テルジッチ監督は、レサマの特性を深く理解するため、長距離移動を避けて地元に近い場所でプレシーズンを行う方針を掲げていた。また、チームにはW杯決勝にスペイン代表として出場するウナイ・シモン、アイメリク・ラポルト、ニコ・ウィリアムズの3名がおり、監督は彼らが「世界チャンピオンとして」すぐに合流することを期待している。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致している。レイオア戦の大量得点について、各紙が「フェスティバル」や「圧勝」といった表現を用いて報じている。
媒体別まとめ
Estadio Deportivo
レイオア戦の0-11という大勝を報じるとともに、テルジッチ監督が地元に近い環境でプレシーズンを行う意向であったことや、ウナイ・シモン、アイメリク・ラポルト、ニコの状況に注目していることを伝えている。
Mundo Deportivo
レイオア戦の結果とテルジッチ監督の満足げなコメントを掲載。また、W杯決勝を前にしたアイメリク・ラポルトと、それに対するアグエロの反応についても報じている。
El Desmarque
0-11の快勝について報じ、特にグルゼタのハットトリックとアシエル・イエロの得点に触れている。
AS
テルジッチ監督が、W杯決勝に出場するウナイ・シモン、アイメリク・ラポルト、ニコの3名を「世界チャンピオンとして」すぐに迎えることを望んでいると報じている。
MARCA
レイオア戦での圧倒的な勝利とスタジアムの良い雰囲気を伝えている。また、アイメリク・ラポルトのインタビューに対するアグエロの反論についても詳細に報じている。
編集部の見方
新任のテルジッチ監督の下、プレシーズン早々に攻撃陣が爆発的な得点力を示したことは、日本のファンにとっても非常にポジティブな材料となるだろう。特にグルゼタのハットトリックなど、個々の調子の良さが伺える。
一方で、注目はやはりW杯決勝を戦う3選手の合流タイミングだ。世界一という最高の形でチームに戻ってくることができれば、シーズン開幕に向けてさらに弾みがつくはずだ。
また、ピッチ外ではアイメリク・ラポルトとアグエロの間で激しい言葉の応酬が起きている。この精神的な昂ぶりが、合流後のパフォーマンスにどう影響するかも興味深いポイントとなる。
トピック 3
スポルティング・ヒホン、新監督ラルカモン体制の初戦を勝利で飾る
何が起きたか
スポルティング・ヒホンは、ニコラス・ラルカモン新監督の下でプリシーズン初戦となるマリノ・デ・ルアンコ戦に臨み、2-1で勝利しました。試合はミラマールで行われ、マヌエル・ベガ=アランゴ元会長を称える大会の一環として開催されました。
試合はサム・モンテスに先制された後、終盤にパブロ・バスケスが2ゴールを挙げて逆転に成功しました。スポルティング・ヒホンは優れた身体能力を活かして逆転勝利を収め、ラルカモン監督は就任後初戦を白星で飾りました。
試合後、ラルカモン監督は「準備試合である」とした上で、新加入のサルコについて「凄まじいポテンシャルを持っている」と評価しました。
これまでの経緯
チームは攻撃陣の補強を進めており、バイエル・レバークーゼンからアルゼンチン代表U-20の攻撃手アレホ・サルコを獲得し、すでにアストゥリアスに到着しています。また、アンドレス・フェラーリがレンタル復帰に向けてヒホンで待機している状況にあります。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致していますが、AS紙はパブロ・バスケスの逆転劇を強調し、SPORT紙はラルカモン新体制の幕開けという点に焦点を当てています。
媒体別まとめ
AS
パブロ・バスケスの終盤2ゴールによる逆転勝利を報じ、ラルカモン監督が白星でデビューしたことを伝えている。
MARCA
ミラマールでの伝統的な親善試合での勝利を報じるとともに、新戦力となるアレホ・サルコの加入が間近であることを伝えている。
SPORT
ラルカモン体制の初戦勝利を報じ、監督が新加入のサルコやドゥバシンについて言及したことを伝えている。
Mundo Deportivo
同姓のパブロ・バスケス(AI専門家)に関する記事を掲載している。
編集部の見方
新監督ラルカモン体制が幸先の良いスタートを切ったことは、チームにとって大きな自信になるはずです。特に終盤まで諦めずに逆転した展開は、チームのフィジカル面の充実を示唆しています。
注目は攻撃陣の刷新です。アレホ・サルコのような若くポテンシャルの高い選手の加入が、今後の得点力向上にどう寄与するのか。新体制でのチームビルディングが急ピッチで進んでいる印象を受けます。
今日の1人
リオネル・メッシ、W杯得点王争いと史上最多9度目のバロンドールへ視線
何が起きたか
2026年W杯における得点王争いが激化しており、リオネル・メッシはキリアン・エムバペと共にゴールデンブーツを巡る「ラストダンス」を繰り広げています。一部報道ではキリアン・エムバペがゴールを決め、リオネル・メッシを上回る位置についたことが伝えられました。
各媒体の評価は極めて高く、スペイン代表監督ルイス・デ・ラ・フエンテはラミン・ヤマルと比較して「リオネル・メッシは比類なき存在」と断言。また、W杯史上最多得点記録への言及や、史上9度目となるバロンドール受賞への有力候補であること、さらには「これまでの常識を超越した存在」であるという分析がなされています。
本日の報道は、スペイン代表戦に向けたジンクスや、ラミン・ヤマルとの写真に関する本人のコメントといったエピソードから、歴史的な得点記録や個人賞への期待まで、多角的に彼の存在感が報じられた形となりました。
これまでの経緯
W杯2026の舞台で、得点王争いや史上最多得点記録の更新という、キャリアの集大成とも言える局面を迎えています。また、次回のバロンドール受賞が現実的な視野に入っている状況です。
編集部の見方
日本のファンにとっても、キリアン・エムバペとの得点王争いは今大会最大の注目点となるでしょう。特に「ラストダンス」と称されるこの競演が、どのような結末を迎えるのかに期待が集まります。
また、次世代のスターであるラミン・ヤマルとの対比や、史上初の9度目のバロンドールという金字塔を打ち立てるのか、その歴史的瞬間に立ち会えるかどうかが今後の焦点となります。