2026-07-15 今日のラ・リーガ 3大トピック
2026-07-15(JST)・ 夜版 ・ 公開 2026.09.19 09:41
ラミン・ヤマルがフランスを破り決勝進出を決める快挙を成し遂げ、スペイン国内は熱狂に包まれています。クラブ面では、新体制のビルバオが快勝スタートを切る一方、セビージャは有望若手の流出阻止に動いています。また、バルサの新戦力ゴードンが先制したものの、アルゼンチンが劇的な逆転劇でW杯決勝へ駒を進めました。
トピック 1
アルゼンチンが劇的逆転でW杯決勝へ!バルサ新戦力ゴードン先制も届かず
何が起きたか
2026年W杯準決勝で、アルゼンチンがイングランドを2-1で破り、決勝進出を決めました。これにより、次戦はスペインとの対戦(Finalissima)となることが確定しました。
試合は、モーガン・ロジャースのクロスを受けたアンソニー・ゴードンが先制し、イングランドがリードを奪いました。しかし、アルゼンチンは終盤に猛追。85分にエンツォ・フェルナンデス、92分にラウタロ・マルティネスが相次いで得点を挙げ、わずか7分間で試合をひっくり返す劇的な逆転勝利を収めました。
アルゼンチンのスカローニ監督は、決勝のスペイン戦に向けて「勝とうと努力し、すべてを捧げるつもりだ」と意気込みを語っています。
これまでの経緯
イングランドのアンソニー・ゴードンは、ニューカッスルからFCバルセロナへ移籍した新戦力です。バルセロナは移籍金として総額8000万ユーロを支払い、さらに条件次第で1000万ユーロの変動費が加算される契約となっています。
各紙の報じ方
主要各紙はアルゼンチンの逆転劇とスペインとの決勝カード成立を報じていますが、SPORT紙はバルセロナの新加入選手であるアンソニー・ゴードンの先制点に焦点を当て、クラブの補強の正しさを強調する論調となっています。
媒体別まとめ
Estadio Deportivo
アルゼンチンがアンソニー・ゴードンのゴールを跳ね除け、エンツォとラウタロの得点で逆転勝利したことを報じました。これによりスペインとの決勝戦が実現すると伝えています。
Mundo Deportivo
アトランタでの激戦を伝え、エミリアーノ・マルティネスがW杯最多出場(14試合)を更新したことや、イングランドのリース・ジェームズが82分に負傷退場したことを報じました。
El Desmarque
イングランドがアンソニー・ゴードンの得点で決勝に近づいたものの、アルゼンチンが6分間で逆転し決勝進出を決めたことを報じました。
MARCA
アルゼンチンが7分間で2ゴールを挙げイングランドを撃破したことを「英雄的な逆転」と伝え、ブエノスアイレスのオベリスコ周辺でファンが熱狂した様子を報じました。
SPORT
バルセロナの新加入選手であるアンソニー・ゴードンが先制ゴールを決めたことを報じ、8000万ユーロ+変動費1000万ユーロという移籍金に見合う活躍であると伝えています。
編集部の見方
バルセロナが巨額の投資をして獲得したアンソニー・ゴードンが、W杯という大舞台の準決勝で先制点を挙げたことは、今後のラ・リーガでの活躍を予感させる大きなポジティブ要素となるでしょう。
一方で、決勝戦はスペイン対アルゼンチンという、まさに「Finalissima」にふさわしい究極の対決となります。スペイン代表が、世界最強と称されるアルゼンチンの猛攻をどう凌ぎ、頂点に立つのかに注目が集まります。
トピック 2
エディン・テルジッチ監督率いるアスレティック・ビルバオ、初戦を3-0で快勝
何が起きたか
エディン・テルジッチ新監督の下、アスレティック・ビルバオがプレシーズンの初戦となる親善試合を行い、テルセーラ RFEF(スペイン4部相当)のCDデリオに3-0で快勝しました。
試合はポルトガレテのラ・フロリダで行われ、ロベルト・ナバロが2ゴール、オイアン・サンセトが1ゴールを挙げました。また、アルバロ・ジャロが2アシストを記録し、ベニャット・プラドスは11ヶ月のブランクを経て出場しました。試合展開としては、前半よりも後半の方がより注目すべき内容となり、前後半で想定されるスタメンを分けて起用しました。
テルジッチ監督は試合後、このテスト結果に満足しており、「試合は私たちが成長する機会を与えてくれる」「(トレーニングも好きだが)サッカー指導者としての人生で最も重要なのは試合をすることだ。そこでより良いサッカーをすることを学んでいく」と語りました。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致していますが、Mundo Deportivoは「不安(susto)」があったと言及し、ASは試合内容の細部(前後半の構成など)に触れています。
媒体別まとめ
AS
テルジッチ監督が試合を通じての成長に満足していることを報じるとともに、前後半でスタメンを分けた運用や、アルバロ・ジャロの意欲について触れています。
El Desmarque
3-0の勝利を伝え、特に2アシストを記録したアルバロ・ジャロがテルジッチ監督にアピールしたい考えであることや、代表組などが不在の招集メンバーについて報じています。
Estadio Deportivo
ロベルト・ナバロの2得点とオイアン・サンセトの得点による快勝を伝え、テルジッチ監督にとっての最初のテストが成功に終わったとしています。
MARCA
「テルジッチ時代」の幕開けを3-0の勝利で飾ったことを報じ、11ヶ月ぶりにピッチに立ったベニャット・プラドスの出場についても言及しています。
Mundo Deportivo
快勝という結果を伝えつつも、チームがまだ準備段階にあるため、不安要素も残ったとする視点で報じています。
編集部の見方
新体制となって初の公式戦(親善試合)というタイミングで、3得点無失点という結果を出せたことは、テルジッチ監督にとっても幸先の良いスタートと言えるでしょう。特にロベルト・ナバロの決定力や、アルバロ・ジャロのチャンスメイクなど、個々の選手の意欲が見えた点はポジティブな要素です。
今後は代表組などが合流し、フルメンバーに近い状態でどのような戦術が浸透してくるかが注目されます。監督が「試合を通じて学ぶ」と明言している通り、今後のプレシーズンマッチでの修正能力とチームの完成度に注目が集まります。
トピック 3
セビージャが若手ホアキン・マルティネスへのプレミア移籍打診を拒否
何が起きたか
セビージャFCが、プレミアリーグからのオファーを拒否しました。対象となったのは、クラブの育成組織出身である23歳のホアキン・マルティネス(通称「オソ」)です。
ホアキン・マルティネスは現在、セビージャの選手団の中で最も市場価値が高く、注目を集める存在となっています。現在の契約期間は2027年までとなっています。
セビージャは市場からの関心が高まっていることを認識しており、契約期間の制限を解消するため、契約延長に向けて交渉を進めています。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致している。
媒体別まとめ
Mundo Deportivo
セビージャがホアキン・マルティネスへのプレミアリーグからのオファーを拒否したと報じました。クラブは市場の期待感を受け、2027年までとなっている現行契約の延長を目指しています。
編集部の見方
育成組織出身の若手であるホアキン・マルティネスに、早くもプレミアリーグという最高峰の舞台から関心が寄せられている点は注目に値します。セビージャにとって、有望株の流出を防ぐことは急務と言えるでしょう。
クラブが急いで契約延長に動いていることから、単にオファーを拒否しただけでなく、長期的な視点で選手を確保し、将来的な価値を高めたい意向が見て取れます。今後の契約更新の成否が、チームの若手育成戦略の試金石となりそうです。
今日の1人
ラミン・ヤマル、フランスを撃破し決勝へ!大胆な挑発と快挙にスペイン熱狂
何が起きたか
スペイン代表のラミン・ヤマルが、フランス戦を制し決勝進出を決めた。試合ではPKを誘う巧みなプレーを見せ、フランスを翻弄。試合後には「スペインが決勝だ。ごめんね(Pardon, pardon)」と、フランス語を交えた大胆なメッセージを発信し、大きな話題となっている。
各紙は、ラミン・ヤマルがキリアン・エムバペを圧倒した状況を「(得点差などの)出血が拡大している」と表現し、その支配力を強調。また、ダラスでの大歓声が報じられたほか、一部のメディアでは彼のPK誘発策が過去にセルタ戦でも見られた手法であると分析している。一方で、彼に対する不適切な発言を「人種差別であり許されない」と批判する声も上がっている。
本日の報道は、決勝進出の立役者としての称賛が中心である。家族の誇らしげな様子や、決勝に向けたコンディションが万全であること(ペドロ・ポロと共に利用可能)が伝えられており、国民的なヒーローとしての扱いを受けている。
これまでの経緯
ワールドカップの舞台で、フランスという強豪を破り決勝へと駒を進めた。チームの攻撃の核として不可欠な存在となっており、その影響力は絶大である。
直近では、相手を欺くテクニックや精神的な余裕を持ってプレーしており、世界的な注目を集める若き才能として、スペイン代表の希望を一身に背負う立ち位置にある。
編集部の見方
10代という若さでありながら、強豪フランスを相手に「Pardon」と余裕を見せる精神的な強さと、試合を決定づけるテクニックの両立には驚かされる。日本のファンにとっても、彼のプレースタイルがもたらす衝撃と、それに伴う現地での熱狂的な盛り上がりは最大の注目点だろう。
次戦はいよいよ決勝戦。コンディションに問題がないことが報じられているため、この勢いのまま頂点に登り詰めることができるか。世界最高の舞台で、彼がどのような歴史を刻むのかに期待が集まる。