2026-07-01 今日のラ・リーガ 3大トピック
2026-07-01(JST)・ 夜版 ・ 公開 2026.09.19 09:41
バルセロナのラポルタ会長が就任式を行い、フリアン・アルバレス獲得など移籍市場への強気な姿勢を強調しました。 国内ではバレンシアがDFユスティン・デ・ハースを獲得し、戦力補強に動いています。 一方、代表レベルではハリー・ケインが活躍し、イングランドがRDコンゴを破りベスト16進出を決めました。
トピック 1
ハリー・ケインの2得点でイングランドが逆転勝利、RDコンゴを破りベスト16へ
何が起きたか
2026年ワールドカップのラウンド16で、トーマス・トゥヘル率いるイングランド代表がRDコンゴに2-1で逆転勝利し、ベスト16進出を決めました。試合はアトランタで開催され、イングランドは苦戦を強いられたものの、主将のハリー・ケインが2ゴールを挙げ、チームを救いました。
試合は開始7分にRDコンゴのシペンガに先制され、イングランドは0-1とリードを許します。さらにRDコンゴのヨアン・ウィッサがポストに打ち込む決定的なチャンスもありましたが、74分からアンソニー・ゴードンが投入されると流れが変わりました。アンソニー・ゴードンの2つのアシストから、ハリー・ケインが76分と86分に得点を挙げ、逆転に成功しました。
RDコンゴのセバスチャン・デサブレ監督は、イングランドが逆転するために「世界最高のストライカー」であるハリー・ケインに頼る必要があったと述べました。一方、ハリー・ケインは「まずは楽しもう。メキシコ戦は素晴らしい試合になるだろう」と、7月5日にアステカスタジアムで行われる次戦への意欲を示しました。
これまでの経緯
アンソニー・ゴードンについては、FCバルセロナが8,000万ユーロで獲得したことが報じられており、今回の代表戦での活躍がバルサへのアピールとして注目されていました。また、ハリー・ケインに関しては、今週に入りFCバルセロナへの移籍の噂が浮上しており、元イングランド代表のゲーリー・ネビルが「バルサがハリー・ケインを狙うのは理解できる」とコメントしています。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容は概ね一致していますが、強調点に差が見られます。MARCAやSPORTは、ハリー・ケインの得点だけでなく、それを演出したアンソニー・ゴードンの貢献を大きく報じています。一方でMundo デポルティーボ・ラ・コルーニャは、RDコンゴ監督の視点からハリー・ケインの個の能力を称える内容に触れています。
媒体別まとめ
MARCA
ハリー・ケインの2得点による逆転劇を報じるとともに、その両ゴールに絡んだアンソニー・ゴードンの役割を強調している。
SPORT
バルサが獲得したアンソニー・ゴードンが、代わりに出場して2アシストを記録し、試合を決定づけた点に注目している。
Mundo Deportivo
RDコンゴ監督がハリー・ケインを「世界最高のストライカー」と称したことや、ケイン自身の次戦メキシコ戦へのコメントを伝えている。
Estadio Deportivo
試合前の予想ラインナップから、ハリー・ケインのリーダーシップによる逆転勝利までを詳細に報じている。
El Desmarque
アンソニー・ゴードンのバルサ移籍後の状況に触れつつ、ハリー・ケインがMVPとしてチームを救ったことを伝えている。
CCMA
アンソニー・ゴードンとハリー・ケインのコンビネーションによって、イングランドがRDコンゴのサプライズを退けたことを報じている。
編集部の見方
イングランド代表にとって、絶体絶命の状況から主将のハリー・ケインが解決し、新戦力のアンソニー・ゴードンがそれを支えた形となりました。特にバルセロナに加入したばかりのアンソニー・ゴードンが、代表の舞台で即座に結果を出したことは、スペインのメディアにとっても大きな関心事となっていることが伺えます。
今後の注目は、やはりハリー・ケインの去就です。バルセロナへの移籍の噂が出ている中で、ワールドカップという最高の舞台で結果を出し続けていることは、市場価値をさらに高めることになります。次戦のメキシコ戦でどのようなパフォーマンスを見せるか、そしてそれがクラブ移籍にどう影響するかが焦点となるでしょう。
トピック 2
ラポルタ会長が就任式を挙行、フリアン・アルバレス獲得への意欲も示す
何が起きたか
【何が起きたか】 7月1日、ジョアン・ラポルタがSpotifyキャンプ・ノウのAuditori 1899にてFCバルセロナ会長としての就任式を執り行いました。この式典にはハンジ・フリックやハビエル・テバスを含む約100名のゲストが出席し、ラポルタ会長は2026年から2031年までの任期における就任を正式に表明しました。
式典の中でラポルタ会長は、10万5000席を備え、南欧で最高のスタジアムとなるSpotifyキャンプ・ノウについて言及したほか、選手の売却(オペレーション・サリダ)についても発表しました。また、就任後の記者会見では、移籍市場のターゲットであるフリアン・アルバレスについて、アトレティコ・マドリードに提示したオファーは「時間的に無制限ではない」と述べ、獲得への姿勢を示しました。
ラポルタ会長は、レアル・マドリードのフロリント・ペレス会長に対し「あちら側では非常に神経質になっている」と牽制したほか、フリアン・アルバレスに関しては「アトレティコは我々のオファーを持っているが、時間は限られている」と語りました。
これまでの経緯
【これまでの経緯】 ラポルタ会長は3月15日の選挙において、得票率67.93%(対立候補のビクトール・フォントは29.67%)で勝利し、今回の就任に至りました。また、就任式までの約4ヶ月間はラファ・ユステが暫定的に会長職を務めていました。
各紙の報じ方
【各紙の報じ方】 主要各紙は就任式の様子を報じていますが、注目点は異なります。SPORTやMundo デポルティーボ・ラ・コルーニャは就任式の詳細や対立候補だったビクトール・フォントの反応を伝えている一方、MARCAはフリアン・アルバレスへのオファー内容に焦点を当てています。また、SPORTはハビエル・テバス会長の「バルサは多くの成功を収める」という発言がマドリディスタを刺激したことを報じています。
媒体別まとめ
AS
ラポルタ会長がフリアン・アルバレスの獲得に固執していることや、ラファ・ユステが後継者として名乗りを上げたことを報じている。
SPORT
就任式にハンジ・フリックが出席したことや、ラポルタ会長が選手の売却方針を表明したことを伝えている。また、テバス会長の発言が波紋を呼んでいる点に触れている。
Mundo Deportivo
ラポルタ会長が直面する5つの課題や、アトレティコ・マドリードがフリアン・アルバレスの売却を検討していないことを報じている。
MARCA
フリアン・アルバレスへのオファーが提示済みであり、アトレティコ側が再考することを期待しているというラポルタ会長の主張を伝えている。
El Desmarque
アトレティコ・マドリードのエリケ・セレスが、バルサの関心に対し「売却するつもりはない」と明言したことを報じている。
編集部の見方
【編集部の見方】 ラポルタ会長が改めて権限を掌握し、攻撃的な姿勢で新任期をスタートさせました。特にフリアン・アルバレスの獲得に強い意欲を見せていますが、アトレティコ側は売却に否定的であり、ここが今夏の移籍市場における最大の焦点となるでしょう。
また、就任早々にレアル・マドリードやフロリント・ペレス会長への攻撃的な言動が見られたことは、今後のライバル関係をさらに激化させる可能性があります。スタジアムの完成と選手売却による財政立て直し、そして補強という困難な課題をどう完遂するのか注目です。
トピック 3
バレンシアがDFユスティン・デ・ハースを獲得、メスタージャでの最終シーズンへ
何が起きたか
バレンシアが、ポルトガルのファマリカンからDFユスティン・デ・ハースを獲得したことを公式に発表した。オランダ出身のセンターバックであるデ・ハースは、2030年までとなる4年契約を結んでいる。
クラブは、伝統的な漁師街であるラ・リエブレからこの移籍を正式に発表した。また、チームは明日から休暇明けの医療検査を行い、月曜日からはパテルナのトレーニングセンターでフィールドワークを開始する予定となっている。
キャプテンの一人であるペペルは、「初日からバレンシアには明確な目標があるだろう」と語り、欧州大会への出場を望む姿勢を示している。
これまでの経緯
今回の獲得は、クラブのフットボールCEOであるロン・ゴーレイが2月に予告していたものであった。一方で、チームは選手整理も進めており、バプティスト・サンタマリアに対して PAOKからのオファーが届いているが、クラブと選手は納得していない。また、ティエリー・レンダルは6月30日に契約満了となり、怪我に悩まされた7シーズンにわたるバレンシアでのキャリアに終止符を打った。
さらに、クラブにとって2026-27シーズンは、1923年5月に開場したメスタージャでの最後のシーズンとなる。5月23日にはスタジアムの公式な別れとなる試合が予定されている。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致しているが、ASはペペルの動向に、SPORTはメスタージャとの別れという感情的な側面に焦点を当てている。
媒体別まとめ
AS
ペペルが新ユニフォームのプレゼンテーションに登場したことや、明日からの医療検査、月曜日からのトレーニング開始について報じている。
El Desmarque
デ・ハースの獲得に加え、サンタマリアへのPAOKのオファーが不十分であることや、メスタージャでの最終戦に関する詳細を伝えている。
Mundo Deportivo
デ・ハースが2030年まで契約したことを報じ、この補強がロン・ゴーレイによって数ヶ月前に予告されていたことに触れている。
SPORT
ティエリー・レンダルの退団や、メスタージャでの最終シーズンとなる26/27シーズンの始動について報じている。
Estadio Deportivo
バルサがハビ・ゲラを狙っている計画があり、プレミアリーグやセリエAのクラブと共に彼を注視していることを伝えている。
編集部の見方
新戦力であるデ・ハースの加入で守備陣を強化しつつ、ハビ・ゲラのような主力選手をビッグクラブの誘惑からどう守るかが今夏の焦点となるだろう。
また、100年以上の歴史を持つメスタージャでの最終シーズンという極めて特殊な状況下で、チームがどのようなモチベーションを持って戦い、欧州大会復帰という目標を達成できるかに注目したい。
今日の1人
ラポルタ会長、就任式を挙行し移籍市場への意欲と強気姿勢を強調
何が起きたか
ジョアン・ラポルタ会長の就任式が行われ、フリック監督やテバス会長を含む約100名のゲストが出席しました。式典においてラポルタ会長は、レアル・マドリードのフロリントー・ペレス会長への批判的な言及や、UEFAに提出された「ネグレイラ事件」の報告書に対し「彼らの思い通りにはならない」と強気の姿勢を示しました。
移籍市場に関しては、ジュリアン・アルバレスへのオファーについて「アトレティコは我々の提案を把握しているが、期限は無制限ではない」と述べ、獲得への時間制限があることを示唆しました。また、クラブの「売却作戦(operación salida)」を正式に認め、選手の放出を行う方針を明らかにしています。
本日の報道では、就任式という政治的なイベントを中心に、移籍戦略やライバルクラブとの対立構造、さらにはラファエル・ユステ氏が次期後継者を志向しているという内部動向まで、多角的に報じられました。
これまでの経緯
バルサのトップとして、就任式を経て新たな任期を開始したタイミングにあります。チームの財政状況を背景とした「選手の売却」という厳しい現実に向き合いながらも、ターゲットとなる選手の獲得に動くという、攻守両面の舵取りを担っています。
編集部の見方
日本のファンにとっては、ジュリアン・アルバレス獲得の成否と、誰が放出リストに入るのかという「売却作戦」の具体的内容が最大の注目点となるでしょう。
就任早々にライバルクラブやリーグ関係者との緊張感ある関係性が浮き彫りとなっており、今後のクラブ運営がピッチ上の結果だけでなく、政治的な駆け引きに大きく左右される局面が続きそうです。