2026-06-05 今日のラ・リーガ 3大トピック
2026-06-05(JST)・ 夜版 ・ 公開 2026.09.19 09:41
レアル・マドリードの会長選では、ペレス氏とクロップ招聘を掲げるリケルメ氏による補強策を巡る争いが激化しています。 移籍市場ではフリアン・アルバレスのバルサ移籍報道を巡り、アトレティコとバルサの間で論争が勃発しました。 また、下位カテゴリーではサバデルがレアル・マドリード・カスティージャを破り、昇格プレーオフ決勝へ駒を進めています。
トピック 1
レアル・マドリード会長選が激化、ペレス氏とリケルメ氏が大型補強を提示
何が起きたか
レアル・マドリードの次期会長選を巡り、現職のフロレンティーノ・ペレス氏と候補者のエンリケ・リケルメ氏が、それぞれ就任後の大型補強や監督人事などのプランを提示し、激しい選挙戦を展開しています。投票は6月7日(日)に行われる予定です。
ペレス氏は番組『Horizonte』にて、再選された場合は翌火曜日に1億5000万ユーロ(またはそれ以上)を投じて「ギャラクティコ」を獲得するためのオファーを行うと明かしました。一方のリケルメ氏は、就任すればユルゲン・クロップ監督を招聘したい考えを表明しており、またエルリング・ハーランドやロドリの獲得、ラウル・ゴンサレス・ブランコをスポーツディレクターに据えるプロジェクトを掲げています。
ペレス氏は獲得候補について「(プレミアリーグの選手ではなく)ギャラクティコである」と述べ、リケルメ氏はクロップ監督について「(選出された場合は)交渉する」と表明しています。
これまでの経緯
今回の会長選では、現職のペレス氏とリケルメ氏が激しく対立しており、互いのプロジェクトの妥当性を競い合っています。特に移籍市場におけるターゲットや、誰を監督・スタッフに据えるかというスポーツ面でのビジョンが争点となっています。
各紙の報じ方
主要各紙は共に両候補のプランを報じていますが、ペレス氏が狙う1億5000万ユーロの正体について、MARCAはPSGのヴィティーニャかジョアン・ネヴィスであると報じ、SPORTはそこにマイケル・オリーセを加えた3名を挙げるなど、具体的なターゲット名に差異が見られます。
媒体別まとめ
AS
リケルメ氏が就任した場合にユルゲン・クロップ監督と交渉することを発表したと報じている。また、マイケル・オリーセの獲得に1億5000万ユーロが必要であることに触れている。
El Desmarque
ペレス氏が再選後に1億5000万ユーロの大型補強を行うと明かしたことを報じている。また、リケルメ氏のプロジェクトにラウルがスポーツディレクターとして名を連ねている点に言及している。
MARCA
ペレス氏がジョゼ・モウリーニョを新監督にするという発表に触れつつ、リケルメ氏がジョゼ・モウリーニョを理想の監督とは見ていないことを報じている。また、ペレス氏の狙う選手はPSGのヴィティーニャかジョアン・ネヴィスであると分析している。
Mundo Deportivo
リケルメ氏がビセンテ・デル・ボスケ氏を顧問としてプロジェクトに迎えることを公式に発表したと報じている。また、ロベルト・カルロス氏がペレス氏への支持を表明したことを伝えている。
SPORT
ペレス氏の「爆弾」となる補強候補として、ヴィティーニャ、ネヴェス、オリセの3名を挙げている。また、リケルメ氏がラウルにスポーツ部門の全権を任せる計画であると報じている。
Estadio Deportivo
リケルメ氏がクロップ監督を希望しているが、現時点では合意に至っておらず交渉待ちの状態であると報じている。また、ペレス氏がマイケル・オリーセを狙っている点に言及している。
編集部の見方
会長選という政治的な争いが、世界最高峰の選手や監督の獲得競争という形で具体化しており、非常に刺激的な展開となっています。特に1億5000万ユーロという巨額の移籍金が提示されており、誰が獲得されるのかが最大の注目点です。
また、リケルメ氏が掲げるクロップ監督やアーリング・ハーランドといった名前が現実味を帯びるのか、あるいはペレス氏の「ギャラクティコ」戦略が再び機能するのか。6月7日の投開票結果によって、レアル・マドリードの今後のチーム構成が劇的に変わる可能性があります。
トピック 2
フリアン・アルバレスのバルサ移籍報道を巡り、アトレティコとバルサに論争
何が起きたか
アトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレス選手がFCバルセロナへの移籍を希望しており、クラブ幹部への不満を高めていることが報じられました。バルセロナ側は1億ユーロのオファーを提示したとされており、この移籍報道を巡って両クラブの間で緊張が高まっています。
アトレティコ側は、バルセロナがフリアン・アルバレスに興味を示していることへの反応として、ラミン・ヤマルやラフィーニャ、ペドリといったバルセロナの選手がアトレティコのユニフォームを着ている画像や、架空のオファー内容を含む皮肉な内容のツイートを投稿しました。
これに対し、バルセロナのラファ・ユステ氏は、アトレティコのツイートについて「非常に悪趣味だ」と不快感を表明しました。一方で、クラブとしては自分たちがすべきことにのみ集中すべきであるとも述べています。
これまでの経緯
フリアン・アルバレスはPSGやアーセナルからも関心を集めていますが、本人は次に来夏にバルセロナへ移籍することのみを考えているとされています。また、直近ではアルゼンチン代表でのトレーニング中に足首の状態が悪く、ワールドカップを前にしたコンディション面での懸念も報じられていました。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致していますが、Mundo デポルティーボ・ラ・コルーニャはアルバレス本人の不満や移籍への強い意志に焦点を当てており、MARCAやSPORT、ASはラファ・ユステ氏の反応やアトレティコのツイート内容などの対立構造を詳細に伝えています。
媒体別まとめ
Mundo Deportivo
フリアン・アルバレスがバルセロナへの移籍のみを望んでおり、アトレティコの幹部に対して不満を募らせていると報じている。
MARCA
バルセロナが1億ユーロのオファーを提示したことに関連し、アトレティコのツイートにユステ氏が「悪趣味」と反応したことを伝えている。
SPORT
アトレティコがバルセロナの選手を自チームのユニフォームで描写する皮肉な投稿を行ったことと、それに対するユステ氏の回答を報じている。
AS
ラファ・ユステ氏が、ラフィーニャやラミン・ヤマルらがアトレティコのシャツを着せられたツイートに対し、強い拒絶感を示したことを伝えている。
編集部の見方
世界的なスターであるフリアン・アルバレスの去就を巡り、単なる移籍交渉に留まらず、SNSを通じたクラブ間の感情的な対立に発展している点は注目に値します。特にバルセロナという巨大クラブへの移籍願望が明確である分、アトレティコ側の焦燥感や反発が皮肉な投稿に繋がったものと考えられます。
今後の注目点は、選手のコンディション回復と、移籍市場における具体的な交渉の行方です。バルセロナが提示したとされる1億ユーロという高額な数字が、最終的に合意に至るのか、あるいは泥沼の論争が続くのかが焦点となるでしょう。
トピック 3
サバデルがレアル・マドリード・カスティージャを撃破し昇格プレーオフ決勝へ
何が起きたか
サバデルがプリメーラRFEFの昇格プレーオフ準決勝でレアル・マドリード・カスティージャを破り、ラ・リーガ・ハイパーモーション(2部)昇格をかけた決勝への進出を決めました。
サバデルは1戦目の0-2という不利な状況から、ホームのノバ・クレウ・アルタで3-0の完勝を収めました。試合は90分にプリエゴがこの試合2点目、チーム3点目のゴールを決め、詰めかけた11,000人の観客を熱狂させました。一方で、カスティージャ側は守備面で多くのミスがあり、ゴールキーパーのミスも失点に繋がりました。
具体的な発言は記載されていませんが、サバデルがヒーローのような逆転劇を演じた一方で、一部では判定に関する論争(ポレミカ)があったことが報じられています。
これまでの経緯
サバデルは、1戦目をアルフレド・ディ・ステファノ・スタジアムで戦い、0-2で敗れていました。そのため、ホームでの準決勝第2戦では、2部昇格の夢を繋ぎ止めるために2点差以上の逆転勝利が必須という状況にありました。
各紙の報じ方
主要各紙の報道内容はおおむね一致していますが、MARCAは「ヒーローのような逆転劇」と称しつつ判定の論争に触れ、ASはカスティージャの守備の甘さを強調しています。
媒体別まとめ
MARCA
サバデルが0-2の劣勢を跳ね返し、プリエゴの決勝ゴールなどで逆転勝利したと報じました。同時に、この試合には論争が伴っていた点についても言及しています。
AS
カスティージャの守備のミスやキーパーの失策を指摘し、サバデルがそれを逃さず逆転したと伝えています。
SPORT
サバデルがホームでエピックな夜を迎え、2-0の劣勢を覆して決勝進出を決めたことを報じました。
Mundo Deportivo
サバデルが3-0で勝利し、ラ・リーガ・ハイパーモーション昇格プレーオフの決勝に進出したという結果を伝えています。
Estadio Deportivo
サバデルがカスティージャを破り、非プロサッカーからプロの世界である2部リーグへの昇格をかけた決勝に進出したことを報じました。
編集部の見方
レアル・マドリードのBチームであるカスティージャが、昇格のチャンスを逃したことは大きな衝撃です。特に1戦目で2点リードしていた状況から、ホームで3失点して敗退した守備の崩壊は深刻と言わざるを得ません。
一方のサバデルにとっては、11,000人のサポーターの前で劇的な逆転劇を演じたことで、チームに凄まじい勢いがついたはずです。プロの世界への扉まであと一歩に迫った彼らが、決勝でどのような戦いを見せるかに注目が集まります。
今日の1人
リケルメがレアル・マドリード会長選へ出馬、クロップ招聘を掲げる
何が起きたか
エンリケ・リケルメがレアル・マドリードのプロジェクトへの出馬を公式に表明しました。彼はユルゲン・クロップを理想の監督として掲げており、「日曜前には発表したい」と意欲を見せていますが、現時点でクロップとの合意には至っておらず、交渉は継続中であると報じられています。
具体的な動きとして、デル・ボスケ氏のプロジェクト参画を公式に発表したほか、ラウル、イエロ、カシージャらレジェンドたちの「勇気」に感謝し、彼らがクラブを全力で守る体制にあると言及しました。また、過去の移籍市場に触れ、アーリング・ハーランドの移籍金条項が2021年から始まっていたことや、フロリントーノ会長によるモウリーニョ招聘時の契約解除金(1500万ユーロ)について驚きを示す発言が報じられています。
本日の報道では、クロップを「選挙に勝つためのフィゴ(決定打)」と位置づける分析や、フロリントーノ会長から何度も拒絶されたというエピソードが伝えられており、単なる選手としての活動ではなく、クラブの権力構造に挑む政治的な動きとして大きく取り上げられました。
これまでの経緯
リケルメは現在、レアル・マドリードの運営に関わる野心的なプロジェクトを推進しており、会長選への出馬という極めて異例の立ち位置にあります。フロリントーノ現会長との対立構造が明確になっており、クラブの方向性を変えようとする挑戦者の立場にあります。
また、ベティス側からは、リケルメやアルバロ・フィダルゴらの移籍によって多額の資金が流出したことが報じられており、移籍市場における大きな影響力を持つ存在として描かれています。
編集部の見方
日本のファンにとって、現役選手(あるいは関係者)が監督招聘を公言して会長選に挑むという展開は衝撃的です。特に世界的に人気の高いクロップ監督の名前が出たことで、今後の交渉の行方は世界的な注目を集めるでしょう。
今後は、日曜までの期限までにクロップとの合意を取り付けられるか、そしてデル・ボスケ氏らレジェンドを巻き込んだ体制が、現体制を打破できるかが焦点となります。