ウナイ・ゴメスのウディネーゼ完全移籍とサン・マメス退団を巡る胸中の告白
この夏、アスレティック・ビルバオから最も注目を集める形で退団した一人が、23歳のミッドフィルダーであるウナイ・ゴメスです。セリエAのウディネーゼが400万ユーロを超える移籍金を支払い、彼は自身が育ち愛してやまないクラブを離れる決断を下しました。ウディネーゼですでにコパ・イタリアでのデビューを飾ったウナイ・ゴメスは、地元紙Deiaのインタビューで退団の経緯を赤裸々に明かしました。イタリア側からの関心自体はかなり前から把握していたものの、昨シーズン終了時までは具体的な交渉を一切行わず、ずっと頭の中で葛藤を続けていたといいます。移籍を決断した最大の理由について、ウナイ・ゴメスは、自分自身がチームの中で半ば停滞してしまっており、成長が止まっているように感じていたこと、そして精神的にも一度住み慣れた土地を離れてコンフォートゾーンから抜け出す必要があったからだと語りました。アスレティックのなかで一歩前に踏み出すことができなかったのは、すべて自分自身の責任であると認めた上で、海外での挑戦によって成長を遂げたいと考えています。代理人は彼の意志を常に尊重し、選択の自由を与えてくれたため、ウディネーゼが提示した将来的なプロジェクトや役割に惹かれて移籍を決めました。大のアスレティック信者である両親は、息子が本当にクラブを去るという現実を最初信じようとせず、現実を遠ざけていたため、この移籍は人生で最も苦しく重い決断であったと告白しています。また、新監督のエディン・テルジッチとの間に事前のコンタクトがあったのかという質問に対して、ウナイ・ゴメスは『いいえ、テルジッチ監督とは何も話していません』と答え、指揮官とは一切の会話を交わしていなかった事実を明かしました。さらに、プレシーズンが始まってしまえば完全にチームに集中して残留するつもりだったため、夏の本格的なキャンプが始まる前に交渉を終わらせることを望んでいたことも語りました。実際にイタリアでの正式契約合意まで数日間ホテルで待たされる場面もありましたが、それはクラブ間の細かな調整が原因だったとしています。将来的なアスレティックへの復帰の可能性については、将来への含みを残しつつも、まずは新天地での日々に全力を注ぐ姿勢を見せました。彼は『アスレティックは私の実家であり、一人のファンとして常に追いかけ、愛し続けている心の中のクラブです。ですが、今まさに移籍したばかりのこの段階で、将来の復帰について考えている余裕はありません。今はただウディネーゼで素晴らしい結果を残すことだけを考えており、今後のキャリアがどう歩みを進めていくかを見守りたいです』と語りました。また、記憶に新しいコパ・デル・レイ優勝の思い出については、伝統の船ガバラに乗って川を上った感動を振り返り、『本当に凄まじい出来事でした。何と言葉に表せばいいのか分かりません。ガバラに乗った時のことを今でも完璧に覚えています。最初から最後まで、見渡す限りの場所が人で埋め尽くされていました。本当に信じられない光景で、一体どれほど多くのアスレティックサポーターがそこに集まっていたのか想像もつかないほどでした』と熱く語り、古巣への変わらぬ深い愛をのぞかせました。(via Estadio Deportivo)