【復活の要
かつて「ズビメンディの後継者」と高い期待を寄せられ、昨シーズンのチームに完璧なバランスをもたらしたアンカーのジョン・ゴロチャテギが、長く苦しい負傷のトンネルを抜けてついにピッチへと帰ってきました。
ゴロチャテギの苦難は、昨シーズンの3月4日に行われたコパ・デル・レイ準決勝のアスレティック・ビルバオ戦後に始まりました。試合後に発症した激しい痛みの正体は、サッカー選手にとって最も厄介な難病の一つである「恥骨結合炎(パブアルジア)」でした。この怪我により、ゴロチャテギはチームが悲願を達成したコパ・デル・レイ決勝のピッチに立つという、人生最大の夢を断念せざるを得ませんでした。その後は痛みを抱えながらだましだまし試合への出場と離脱を繰り返していましたが、思うような継続性を得られず、シーズン残り2週間となった段階でついに休止を決断。治療とリハビリに専念するため、長期の戦線離脱に入っていました。
トップチーム昇格1年目でありながら、圧倒的な守備のフィルター能力と、バックラインから極めて丁寧にくさびを打ち込むビルドアップの要として素晴らしい貢献を見せていただけに、彼にとってこの数ヶ月の苦闘は極めて過酷なものでした。しかし、8月29日のエスパニョール戦の後半アディショナルタイム、彼はついにピッチへと足を踏み入れ、約3ヶ月半ぶりとなる公式戦復帰を果たしました。彼が万全の状態でチームに帰還したことは、マタラッツォ監督が進めるチーム構築において、中盤の戦術的バランスを格段に引き上げる最大のピースとなることが大いに期待されています。 (via Mundo Deportivo / Diario Vasco)