陸上女子800mの激闘を制したオードリー・ウェロとライバルたちの死闘

アレキサンダー・スタジアムで開催されたヨーロッパ陸上選手権の女子800m決勝において、スイスの22歳オードリー・ウェロが1分54秒81の大記録で優勝を飾り、大会新記録を樹立しました。大会前の準決勝での判定を巡り物議を醸したウェロでしたが、本番では地元の英雄キーリー・ホジキンソンや実力者フェムケ・ボルと熾烈な戦いを展開。ウェロは前半の300メートルからホジキンソンと並んで先頭を争い、400メートルを56秒45で通過した後に主導権を握りました。終盤には地元の観客2万5000人の大歓声を背に猛烈な追い上げを見せたホジキンソンをわずか0.2秒差で振り切り、ボルはEllen Van Langenがバルセロナ五輪で樹立した1分55秒54のオランダ記録に並ぶ好走を見せましたが3位。激しい三つ巴の戦いを制したウェロは、これで自身2度目となる1分54秒以下の記録保持者となり、歴代世界記録の更新に最も近い存在となりました。 (via MARCA)

悲劇の元ボクサー、プリチャード・コロンが33歳で逝去

元プエルトリコ人プロボクサーのプリチャード・コロンが33歳で亡くなったことが、父親であるリチャード・コロンのSNS投稿により公表されました。リチャードはFacebookで次のように哀悼の意を表しました。『おはようございます、皆さん。私の息子プリチャードがこの世を去ったことをお伝えしなければならず、大変残念に思います。今、彼はより良い世界にいます。彼が心から望んでいたプエルトリコへの休暇という夢を叶えるために全力を尽くしました。長年にわたる愛と祈りに感謝します』。コロンは2015年10月17日のテレル・ウィリアムズとの試合中、後頭部への違法なラビットパンチを何度も受け、硬膜下血腫による不可逆的な脳損傷を負い、それから10年以上にわたり車椅子での生活を余儀なくされていました。プロ通算16勝0敗12KOの無敗で臨んだあの運命の試合以来、母のニエベス・メレンデスが24時間つきっきりで治療やリハビリをサポートしていましたが、奇跡は起きませんでした。WBCは彼の悲劇を受けて「プリチャード・コロン・ルール」を制定。2021年6月に彼を名誉王者として表彰し、彼が夢見たゴールドとグリーンのベルトを贈っていました。 (via Mundo Deportivo)