苦労の末に背番号「16」とトップ昇格を掴み取ったアルナウ・オルティス

プレシーズンを通じてシメオネ監督を最も驚かせたのが、24歳のフォワード、アルナウ・オルティスです。クラブは彼のトップチーム昇格を正式に発表し、かつてナウエル・モリーナが背負っていた背番号「16」を授けました。オルティスはプレシーズンで抜群の輝きを放し、ヘタフェ戦とマンチェスター・ユナイテッド戦でゴールを決め、マルセイユ戦では見事なアシストで決勝点を演出しました。

彼のキャリアは決して平坦ではありませんでした。ジローナの下部組織で育ちながらもトップチームでは評価されず、ペーニャ・デポルティーバ、レアル・ムルシア、エルデンセ、カルタヘナへのレンタルを繰り返しました。その後、ポーランドのシロンスク・ヴロツワフへフリーで移籍したものの、そこでも2得点に留まりました。しかし昨夏、アトレティコがわずか30万ユーロで彼を獲得してBチームに置くと才能が開花。3部相当のリーグで38試合に出場し、23ゴール6アシストを記録して得点王に輝きました。オルティスは『言葉では表現できない感覚です。ここまでたどり着くのは本当に大変でした。自分は本当に幸運だと思います』と喜びを語っています。ストライカーのアレクサンダー・セルロートが練習中に筋肉を痛めて約1ヶ月の離脱となり、フリアン・アルバレスも調整段階にある中、今夜の開幕戦ではオルティスに先発のチャンスが巡ってくる予定です。 (via SPORT)