胸スポンサー不在の逆境に「Fundación 1890」のロゴを掲げて挑む路上生活者支援の取り組み

セビージャは、エスパニョール、エルチェとともに、今シーズンをメインの胸スポンサーが不在の状態で開幕するという経済的な逆境に直面しています。昨シーズンまで年間約4000万ユーロ(正確にはこれまでの契約満了に伴うもの)を支払っていた家電大手の中国Mideaとの契約が6月30日で満了したものの、クラブの要求額を満たす新たな外部企業との合意に至りませんでした。この状況に対し、Del Nido Carrasco 会長への辞任を求める一部サポーターの批判が高まる中、クラブは非常に温かく実践的な解決策を発表しました。

セビージャは、社会的な認知度の向上と地域貢献のため、胸にクラブ自社が主導する「Fundación 1890」(1890財団)のロゴを掲げて戦うことを決定しました。これは、地域社会の極めて困窮した地区であるポリゴノ・スルにおいて、Fundación Atenea(アテネア財団)と協力して実施している、路上生活から極限の困窮状態にある大人3人を救い出し、住居と職業訓練を提供して自立を促す支援プログラム「ポリゴノ・スルへの挑戦」を全面的に支援・紹介するためのものです。経済的な損失を逆手に取り、高潔なブランド価値をアピールする素晴らしい取り組みとして称賛されています。(via Estadio Deportivo)