右腕ロレンテの引き抜きと他候補ネゴシエーションの裏側

契約締結に向けた最終段階における唯一の焦点は、アギーレ氏が絶大な信頼を置く38歳のフィジカルコーチ、ポル・ロレンテ氏の招聘です。ロレンテ氏は現在メキシコ代表スタッフとしてラファ・マルケス監督やアンディ・グアルダード氏らと共に活動しており、バレンシア側はメキシコサッカー連盟(FMF)との間で契約解除と補償金に関する調整を進めています。アギーレ氏はトニ・アモール氏を含む自身のスタッフ陣の同行を就任条件として強く求めています。

今回の監督選定にあたり、第一候補として交渉が行われたエルネスト・バルベルデ氏は『当面は現場復帰するつもりはなく休養をとる』としてオファーを辞退し、欧州他クラブからの打診も全て断っていたことが判明しました。またホセ・ルイス・メンディリバル氏からも拒否され、ジャコバ・アラサテ氏やカタールのアル・ライヤンと2028年まで契約を残すビセンテ・モレノ氏、ルディ・ガルシア氏(スペインでの指導経験不足が懸念)など複数の候補を検討した結果、オサスナやアトレティコ・マドリード、マジョルカなどラ・リーガ6クラブで豊富な指導実績を持つアギーレ氏の熱意と手腕が評価される形となりました。 (via Estadio Deportivo / MARCA / ElDesmarque)